仕入・売上伝票入力

操作手順

  • ※ 共通機能・操作について

    「同時伝票入力」における機能・操作は、四つの入力処理でほぼ共通となっていて、「共通操作」のページでその説明をしていますのでそちらをご覧ください。

    また、『商魂/商管』と同一の機能・操作は、『商魂/商管』のマニュアルを参照してください。「機能一覧」のページに、参照するマニュアルと章を書いています。

 

1. 入力項目の設定

メニューバーの「設定」-「入力項目の設定」をクリックします。

「入力項目の設定」画面が開きます。

■ 入力項目と代入される内容

「入力項目」では、入力を省略する項目があればチェックマークを外します。

入力を省略するとその項目にはフォーカスが移動しなくなりますが、クリック操作をすればフォーカスを受けることができます。

「代入される内容」では、代入される初期値をリストから選択します。

  • ※ 「箱数・数量・単位を売上にコピーする」「備考を売上にコピーする」「仕入単価を原価にコピーする」についての説明は、「基本仕様」-入力項目のコピー機能」をご覧ください。

 

項目

代入される内容と項目の意味

仕入 伝区

選択した伝区(掛買、現金、カード、その他、内製)。

売上 伝区

選択した伝区(掛売、現収、カード、その他)。

仕入日

起動直後は本日日付か最終登録伝票の仕入日。

※「設定」処理の「オプション」で選択できます。

処理終了までは直前の伝票の仕入日。

精算日

仕入日と同じ日付。

伝票№

※同時入力用伝票№を指します。

自動付番した番号。

※自動付番設定が[伝票登録時]のときは“自動”と表示しています。

注文№

なし

仕入伝票№

なし(登録時に自動付番されます)

※自動付番設定に関係なく常に“自動”と表示しています。

伝票№2

なし

仕入 先方担当者名

仕入先マスターの先方担当者名。

仕入 担当

[主担当者]:仕入先マスターの主担当者

[入力不要]:代入しません。

仕入 部門

[主部門]:仕入先の主担当者が属する部門。

[共通部門]:共通部門を代入します。

仕入 摘要

なし

仕入 プロジェクト

なし

売上 担当

[仕入担当者]:仕入先マスターの主担当者

[入力不要]:代入しません。

売上 部門

[主部門]:仕入先の主担当者が属する部門。

[共通部門]:共通部門を代入します。

売上 摘要

なし

売上 プロジェクト

なし

事業者区分

仕入先マスター(支払先があれば支払先)の事業者区分。

国税庁の「適格請求書発行事業者公表サイト」にアクセスして事業者の確認ができます。確認結果によってはマスターの内容とは異なる区分を適用します。

売上仕入区分

0:両方

売上伝票№

なし(登録時に自動付番されます)

売上日

最初の明細は仕入日、以降の明細は直前明細の売上日。

請求日

売上日と同じ日付。

商品名

[前回品名]:売上伝票の商品名を優先して代入します。したがって、「売上仕入区分」が[両方]か[売上単独]のときは、以前その得意先に同じ商品の売上があれば、その時の商品名を代入します。[仕入単独]のときに限り、仕入先と商品が同じ仕入伝票から代入します。

[マスター品名]:商品マスターの商品名。

倉庫

商品に設定した倉庫。

商品に設定した倉庫が[000:共通倉庫]のときは、部門に設定した倉庫。

このとき、「売上仕入区分」が[両方]か[仕入単独]のときは仕入部門、[売上単独]のときは売上部門で部門マスターを見ます。

区

0:通常仕入/通常売上

仕入 入数/箱数

商品マスターの入数(箱数は代入しません)。

仕入 単位

商品マスターの単位

売上 入数/箱数

商品マスターの入数(箱数は代入しません)。

※仕入の箱数を代入することもできます。詳細は「基本仕様」-入力項目のコピー機能」をご覧ください。

売上 単位

商品マスターの単位

仕入 単価

[前回単価]:以前その仕入先に同じ商品の仕入があれば、その時の単価。

[マスター単価]:仕入先ごとに設定した仕入単価か、商品マスターの仕入単価。

[標準原価]:商品マスターの原価。

 

※数量別や期間別の単価設定があればそちらを優先します。単価適用の詳細は、「システムの基本仕様」-「単価」-「仕入単価の適用方法」をご覧ください。

売上 単価

[前回売価]:以前その得意先に同じ商品の売上があれば、その時の単価。

[適用売価]:得意先ごとに設定した単価か、売価№と掛率で計算された単価。

 

※数量別や期間別の単価設定があればそちらを優先します。単価適用の詳細は、「システムの基本仕様」-「単価」-「売価の適用方法」をご覧ください。

原価

[前回原価]:以前その得意先に同じ商品の売上があれば、その時の原価。

[標準原価]:商品マスターの原価

[仕入単価]:当該商品の最終仕入単価

 

※[仕入単価]を選択したとき、さらに「仕入単価(原価)」という設定項目を指示することができます。

※数量別や期間別の単価設定があればそちらを優先します。単価適用の詳細は、「システムの基本仕様」-「単価」-「原価の適用方法」をご覧ください。

※仕入単価を原価に代入することもできます。詳細は「基本仕様」-入力項目のコピー機能」をご覧ください。

原価の表示

原価を表示するかしないかを指定します。

粗利益

なし

仕入 備考

なし

売上 備考

なし

※仕入の備考を代入することもできます。詳細は「基本仕様」-入力項目のコピー機能」をご覧ください。

標準価格

商品の標準価格。

値引率

値引明細を入力するときの動作を制御します。

チェックマークあり:値引率が数量欄で入力できます。

チェックマークなし:値引率は数量欄では入力できません。金額欄で直接値引額を入力することになります。数量欄をクリックすればフォーカスが止まり、値引率を入力できます。

 

■ 統一伝票項目の表示

チェックマークを付けると、規格・型番~売単価を入力画面に表示します。

明細入力行は1段増えます。入力が必要なら、リスト内の項目にチェックマークを付けます。

項目

代入される内容と項目の意味

規格・型番

商品マスターの規格・型番。

色

商品マスターの色。

サイズ

商品マスターのサイズ。

売単価

[前回売価]:以前その得意先に同じ商品の売上があれば、その時の売単価。

[標準価格]:商品マスターの標準価格。

■ 計算式項目の表示、[入力順]ボタン

計算式機能で使う項目についての設定です。

チェックマークを付けると、計算式項目を入力画面に表示します。明細入力行は1段増えます。

入力が必要なら、リスト内の項目にチェックマークを付けます。

[入力順]ボタンで計算に使われる項目の入力順序を変更できます。

■ 商品名2の表示

チェックマークを付けると「商品名2」を入力画面に表示します。入力が必要なら、リスト内の項目にチェックマークを付けます。

■ 連動入力

発注から連動して仕入伝票を入力するときに、先に入力する項目を指定します。

指定によって、入力画面の「仕入先コード」と「注文№」の入力位置が変わります。

  • ※ あとにした方も、クリック操作で先に入力することができます。

    この指定は、「キー操作によるフォーカス移動を先に受ける」という意味になります。

○仕入先コードを先に入力

発注伝票を参照したときに、その仕入先の伝票だけが一覧に表示されますので探し易いと思われます。

○注文№を先に入力

注文№がわかっていればこの方法をお勧めします。番号を入力した時点で、伝票内容がすべて展開されます。

発注伝票の参照では、全仕入先の伝票が一覧表に表示されます。

■ 明細に税率を表示する

チェックマークを付けると、明細行に税率を表示します。

■ 軽減税率を強調する

チェックマークを付けると、軽減税率の明細は税率欄の背景を水色で表示します。

■ 原価の訂正

原価は「数量×原単価」で求められますが、ここにチェックマークを付けると、求まった原価を訂正することができます。求まった原価が仕入金額と一致しない場合に利用します。

  • ※ 「単価≠0、原単価=0」のときは「原価=0」としていて訂正することはできません。

    ※ 入力項目の「原価」にチェックマークが付いていなくてもフォーカスが止まり訂正できます。

    ※ 訂正すると「数量×原単価=原価」とならない明細ができることになります。ご留意ください。

■ 合計行の設定

税率別に合計を表示できます。その「表示行数」と、総合計の表示要不要を指定します。

  • ※ 複数の税率を扱うお客様を考慮した設定項目になります。一つの税率で済むお客様は「1行表示」「総合計を表示しない」と設定し運用します。

    ※ 合計行の表示詳細については「システムの基本仕様」-「消費税」-「伝票入力」をご覧ください。『同時入力』では「売上税込合計」も表示しています。

■ 値引率入力の設定

値引率を入力して値引額を計算するときの設定項目です。詳細は「共通操作」-「値引の入力」をご覧ください。

 

以下の二つは『ロット管理編』をお使いのときに有効な指示項目です。

■ ロット項目の表示

チェックマークを付けると「仕入ロット№」「仕入ロット有効期限」「売上ロット№」「売上ロット有効期限」を入力画面に表示します。入力が必要なら、リスト内の項目にチェックマークを付けます。

■ ロット別の仕入単価を原価とする

「原価」の代入を[仕入単価]としたときに指示できる項目です。チェックマークを付けると、明細に入力した「売上ロット№」で仕入伝票を検索し最終仕入単価を原価に適用します。

2. 発注伝票を基に入力

発注伝票の「注文№」を指示して仕入伝票と売上伝票を同時入力します。発注残の消込も行います。

  • ※ 「注文№」と「仕入先コード」の入力順番を「設定」-「入力項目の設定」で変更できます。

    ※ 「基本仕様」-「連動入力」も合わせてご覧ください。

注文№の入力

「注文№」欄に、使用する発注伝票の「注文№」を入力します。

  • ※ 他の仕入先の発注伝票でも指定できますが、念のため確認メッセージを出します(仕入先コードを先に入力していた場合)。

    “違う仕入先のNoです。このまま入力を続けますか?”

■ 注文№の参照

「注文№」が不明なとき、[参照]ボタンをクリックすれば発注伝票が参照できます。

仕入先コードを先に入力していれば、その仕入先だけの伝票が表示されます。入力していなければ全仕入先の伝票が表示されます。

[表示項目]ボタンをクリックすれば、表示する項目を追加する設定画面が開きます。1明細目の商品名2、プロジェクトコード、プロジェクト名、注文№2、摘要名を追加表示できます。

  • ※ 全明細が入荷済みの伝票は表示されません。

連動入力の設定

「注文№」の入力後、「得意先コード」を設定する画面が開きます。

売上伝票の得意先を決定するための指示をここで行います。

[得意先を入力]:

ここで入力した「得意先コード」を得意先とします。

[設定しない(仕入単独)]:

複側である売上伝票を作成しないときに選択します。得意先は不要となるので「得意先コード」は入力できません。

仕入伝票、売上伝票の編集

■ 仕入伝票

仕入伝票には発注伝票の内容をそのまま編集します。以下の注意点を含め、『商管』の「仕入伝票入力」と同様です。

○入荷済みの明細は連動しません(画面に表示しません)。

○一部入荷済みの明細は残数・残高を編集します。

○一部の項目は、「会社基本情報の登録」の「連動入力」で設定した方法に従います。

■ 売上伝票

仕入伝票の項目

編集内容

部門

「入力項目の設定」-「代入される内容」に従い決定します。

[主部門]:仕入先主担当者が属する部門とします。

[共通部門]:共通部門とします。

担当者

「入力項目の設定」-「代入される内容」に従い決定します。

[仕入担当者]:仕入先の主担当者とします。

[入力不要]:担当者はなしとします。

得意先

「連動入力の設定」画面で入力した得意先とします。

売上日、請求日

仕入日

単位区分、入数、箱数、

数量、単位

仕入伝票と同じ内容とします。

売上単価、売上金額、売単価、売価金額

「入力項目の設定」-「代入される内容」に従い求めます。

原単価、原価

「入力項目の設定」-「代入される内容」に従い求めます。ただし、「仕入単価を原価にコピーする」にチェックマークがあれば、仕入単価(または仕入金額)とします。

税率

売上日と商品の税区分を基に決定します。

税込区分

得意先の税換算と商品の税込区分を基に決定します。

標準価格

商品マスターの標準価格

粗利益、利益率

計算

備考

「入力項目の設定」-「備考を売上にコピーする」の内容で決定します。

チェックマークあり:

仕入の備考をセットします。

チェックマークなし:

何もセットしません。

売上項目1~3

0

ロット№

何もセットしません。

入荷指示

仕入伝票に対しての入荷指示を行いますが、入荷した明細は売上伝票も同時に登録されます。また、仕入項目と同様に売上項目の訂正も可能です。

(1)  入力した「注文№」の発注残が画面に表示され、次の入荷確認が出ます。

全点入荷・自動

全明細をそのまま入荷します。

選択するとすぐに仕入伝票・売上伝票は登録されます。

全点入荷・入力

摘要などを追記する場合に選択します。

全明細は全数入荷の状態になりますが、[明細毎指示]と同様に変更することもできます。

明細毎指示

入荷分と未入荷分を区別したい場合に選択します。

注文№再入力

注文№を間違え、再入力する場合に選択します。

(2)  入荷指示において[明細毎指示]を選択した場合に明細欄の“入”に入荷指示を入力します。

0:未入荷

入荷しません。発注残のまま残ります。

1:全数入荷

全数を入荷します。

2:一部入荷

箱数・数量を訂正して、数量の一部だけ入荷します。

3:訂正入荷

発注明細を訂正して入荷します。当該明細の全項目が入力可能です。

(3)  発注キャンセルがあれば、[行削除]ボタンをクリックして明細を消します。

  • ※ 『商管』で入力した発注伝票は明細削除ができますが、『同時入力オプション』で入力した発注伝票は明細削除ができません。

(4)  発注明細に対する入荷指示と同時に、追加明細があれば入力できます。

(5)  明細が確定したら、[登録]ボタンをクリックして登録します。

 

 

3. 売上伝票情報の設定

売上伝票について、明細欄で入力できない項目を、別画面を開いて入力します。

売上伝票情報の設定

当該明細にフォーカスがあるときに、メニューバーの「編集」-「売上伝票情報の設定」をクリックします。得意先コードが入力された後なら明細のどこにフォーカスが有ってもクリックできます。

設定画面が開きますので各項目を入力します。[他明細から複写]ボタンをクリックして、入力中の明細から複写入力することができます。

項目

項目の説明

伝票№2

半角英数カナ16桁以内で入力します。

 

※「伝票№2」の使い方・仕様は「システムの基本仕様」-「伝票№2について」をご覧ください。

先方担当者

得意先の先方担当者を選択または入力します。

納品書の宛先に印字されます(任意)。

担当者を入れないなら空白にします。

[先方担当者登録]ボタンで新規の先方担当者を登録できます。

 

※先方担当者の登録画面については「システムの基本仕様」-「取引先に関するマスター」-「先方担当者」をご覧ください。

請求先コード

得意先マスターの設定とは異なる請求先に、この売上伝票の請求を行うときに、請求先コードを入力・変更します。

○得意先コード欄の得意先が「納品先」の場合

表示された請求先コードを変更できますが、空欄に(自身を請求先に)することはできません。

○得意先コード欄の得意先が「請求先」の場合

請求先コード欄には何も表示されませんが、変更したい請求先コードを入力します。伝票訂正時には請求先コードを空欄にする(請求先を自身に戻す)こともできます。

 

※請求先を変更した場合は、その明細の、金額・消費税・粗利益を計算し直します。

※スポット得意先の登録はここではできません。

分類コード

伝票区分

統一伝票用の項目です。

分類コード:半角4文字以内

伝票区分:半角2文字以内

直送先コード

得意先(売上先)から納品物の直送を依頼された場合、その直送先(納品先)を入力します。

直送先は「直送先の登録」で登録します。

スポット直送先の登録は、コード0を入力して行います。登録したスポット直送先の情報を変更するときは「Ctrl+Q」キーを押します。

 

※直送先についての詳細は「システムの基本仕様」-「取引先に関するマスター」-「直送先の使い方」をご覧ください。

※スポット直送先の説明は「共通操作」-「スポット取引先」をご覧ください。

他明細から複写

入力項目を他の明細から複写する方法を説明します。

「売上伝票情報の設定」画面で[他明細から複写]ボタンをクリックします。

「複写元明細の参照」画面が開きます。

得意先コードが同じ明細行の「伝票№2」から「直送先」を表示しますので、その中から選択します。

【参考】

「直前行の売上情報をコピーする」機能を使えば、「伝票№2」から「直送先」について前行と同じ内容を入力行にセットできます。

4. 売上伝票の確認

伝票登録時に売上伝票の確認画面を開くことができます。この機能を有効にするには、メニューバーの「設定」-「登録時に売上伝票情報を確認する」にチェックマークを付けておきます。

■ 操作手順

伝票の入力が終わり、[登録]ボタンをクリックすると、「売上伝票確認」画面が開きます。

○表示内容を確認して問題がなければ[OK]ボタンをクリックします。

売上伝票が複数作成されるときは次の伝票を表示しますので、確認を続けます。すべての伝票の確認が終わると登録作業に移ります。

○[キャンセル]ボタンをクリックすれば伝票入力画面に戻ります。

○消費税を訂正したいときは「外税」欄をクリックして訂正をします。

■ 留意点

○この画面で訂正ができるのは消費税だけです。

○明細の表示項目は基本項目だけです。「統一伝票項目」「計算式項目」「商品名2」の表示はできません。

  • ※ 『ロット管理編』をお使いの場合は、「ロット№」と「ロット有効期限」を表示します。

○合計行は、税率別行は1行とします。また、総合計行は常に表示します。