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人事総務ご担当者様向けクイズシリーズ人事総務ご担当者様向け 第6回実務トレーニングクイズ
人事・総務の業務上で、知識をどのように実務に当てはめるかお悩みになる場面も多いかと存じます。
実務に不安を抱える人事・総務のご担当者様にお役立ていただけるよう、実務にまつわる問題をクイズ形式でご用意しました。
こちらの問題で自分の知識を確認してみましょう。
問1 通勤災害について
次のうち、労災(通勤災害)にあたる事例はいくつあるでしょうか。
①帰宅途中、スーパーマーケットに立ち寄って食料品を購入し、その後通常のルートで帰宅途中に負傷した。
②出張中、地元有名店で食事するために移動している途中に事故にあった。
③出勤途中に体調が悪く、会社に連絡し有給を取得することとし自宅へ引き返す途中で負傷した。
④自宅敷地内にある車庫の中で転倒し、骨折した。
⑤アルバイトが予備校から直接出勤する途中で事故に遭いけがを負った。
⑥帰宅途中、スーパーマーケットに立ち寄って食料品を購入している時にスーパー内で負傷した。
⑦バイク通勤が禁止されている会社の従業員が、会社に無断でバイク通勤をしており、通勤途中で事故にあい負傷した。
- 2つ
- 3つ
- 4つ
問2 高年齢雇用継続基本給付金を受けていた方が転職した場合の給付について
前職で60歳の定年後1年間継続雇用され、高年齢雇用継続基本給付金を受けていた方を採用することになりました。前職を退職してから基本手当は受けていない状況です。この方は前職で高年齢雇用継続基本給付金を既に受給していますが、引き続き受給することはできるでしょうか。なお、再就職後の賃金は60歳時点の75%未満となる予定です。次のうちから正しいものを選んでください。
- 一度退職しているので、高年齢再就職給付金の受給対象になる
- 手続き不要で、前職で受給していた高年齢雇用継続基本給付金を引き続き受給できる
- 高年齢雇用継続基本給付金は受給できるが、新たな申請が必要となる
問3 社会保険適用拡大における加入対象者の月額賃金
令和4年10月から厚生年金保険の適用対象者が101人以上の企業は、一定の要件を満たしたパート・アルバイト社員も社会保険の被保険者としなければならないとする社会保険の適用範囲が拡大されます。自社のパート・アルバイト社員が適用対象者か否かを判断する一定の要件の内、月額賃金が「88,000円以上」という要件がありますが、この「88,000円以上」に含まれる賃金の範囲はどうなるでしょうか。次のうちから正しいものを選んでください。
- 基本給、諸手当、残業代、臨時的な賃金までが含まれる
- 基本給、諸手当までが含まれる
- 基本給、諸手当(家族手当、通勤手当、精皆勤手当は除く)までが含まれる。
今回のクイズはいかがでしたでしょうか?
皆様に知識を広げていただくために、これからも同様の実務クイズを出題してまいりますので、今後ともぜひチェックしてください。
クイズ提供元:社会保険労務士法人 未来経営(ESコモンズ メンバー)
長野県松本市に拠点を置き、それぞれ専門分野を持つ5名の社会保険労務士が在籍しています。私たちのビジョンである「元気な会社作りのお手伝い」を実現するため、母体である税理士法人未来経営ともに、人事労務分野に積極的に携わり、トータルな企業経営サポートを実現しています。
ESコモンズ主宰 有限会社人事・労務 URL:https://www.jinji-roumu.com/
※本記事の内容についての個別のお問い合わせは承っておりません。予めご了承ください。