便利な機能

ここでは、各処理で「便利な機能」として使用できる共通操作項目について説明しています。

  • 処理によって操作が若干異なる場合があります。

郵便番号・住所辞書機能について

郵便番号から住所を検索したり、住所から郵便番号を検索したりすることができます。

【郵便番号から検索する場合】

(1)  郵便番号欄のボタンをクリックすると、「郵便番号-住所変換」画面が表示されます。

(2)  郵便番号をわかる範囲で入力して[検索]ボタンをクリックすると、検索結果が表示されます。

(3)  表示された中からクリックして選択し、[OK]ボタンをクリックします。

(4)  郵便番号と該当する住所が自動で入力されます。

【住所から検索する場合】

(1)  住所1欄のボタンをクリックすると、「郵便番号-住所変換」画面が表示されます。

(2)  住所をわかる範囲で入力して[検索]ボタンをクリックすると、検索結果が表示されます。

(3)  表示された中からクリックして選択し、[OK]ボタンをクリックします。

(4)  住所と該当する郵便番号が自動で入力されます。

金融機関辞書機能について

『PCAソフト』共通の「金融機関辞書」を使って、会社口座や支払先の振込情報に使う金融機関を参照できます。

以下のマスター登録処理で利用します。

  • 金融機関の登録

  • 支払先の登録

【金融機関コードの参照】

金融機関コード入力欄の右にある[参照]ボタンをクリックすると、「金融機関の検索」画面が表示されます。

  • 名称検索

    「金融機関名」欄に名称の一部を入力して[検索]ボタンをクリックします。

    該当する機関が一覧表示されますので、その中から選択します。

    [全検索]ボタンをクリックすると、すべての金融機関がカナ名称順に表示されます。

    当該行をダブルクリックするとコードが代入できます。ダブルクリックの他に、当該行を選択し[Enter]キーを押す方法と、[OK]ボタンをクリックする方法があります。

  • コード検索

    「コード」欄にコードを入力して[検索]ボタンをクリックします。

    該当する機関があれば、その金融機関が表示されます。

    [全検索]ボタンをクリックすると、すべての金融機関がコード順に表示されます。

【店番号の参照】

店番号欄の右にある[参照]ボタンをクリックすると、「金融機関の検索」画面が表示されます。

金融機関が決定した状態で開きますので、その金融機関だけの店(支店)を表示します。

  • 名称検索

    「支店名」欄に名称の一部を入力して[検索]ボタンをクリックします。

    該当する店(支店)が一覧表示されますので、その中から選択します。

    [全検索]ボタンをクリックすると、すべての店(支店)がカナ名称順に表示されます。

    当該行をダブルクリックすると、コードが代入できます。ダブルクリックの他に、当該行を選択し[Enter]キーを押す方法と、[OK]ボタンをクリックする方法があります。

  • コード検索

    「店番号」欄にコードを入力して[検索]ボタンをクリックします。

    該当する店(支店)があれば、その店(支店)が表示されます。

    [全検索]ボタンをクリックすると、すべての店(支店)がコード順に表示されます。

法人番号検索機能について

法人番号または法人名から取引先を検索して、法人情報を参照することができます。

【法人番号から検索する場合】

(1)  法人番号欄のボタンをクリックすると、「法人番号検索」画面が表示されます。

(2)  法人番号を入力して[検索]ボタンをクリックすると、検索結果が表示されます。

(3)  表示された中からクリックして選択し、[OK]ボタンをクリックします。

(4)  「法人情報の変更」画面が表示されます。

(5)  反映する情報を指定して[はい]ボタンをクリックすると、法人情報が自動で入力されます。

【法人名から検索する場合】

(1)  請求先名1欄、または支払先名1欄のボタンをクリックすると、「法人番号検索」画面が表示されます。

(2)  法人名をわかる範囲で入力して[検索]ボタンをクリックすると、検索結果が表示されます。

(3)  表示された中からクリックして選択し、[OK]ボタンをクリックします。

(4)  「法人情報の変更」画面が表示されます。

(5)  反映する情報を指定して[はい]ボタンをクリックすると、法人情報が自動で入力されます。

データを入力中に各マスターを登録するには

データ入力の際に、請求先、得意先、支払先、仕入先、商品、担当者、会社口座、仕訳パターン、予約伝票の各マスターへの登録が行えます。

  • 各マスター登録処理の詳細な操作方法については、「前準備」の各処理の説明をご覧ください。

【請求先の追加・修正】

データの入力の際、請求先を追加したり、入力中の請求先を修正したりすることができます。

<対象処理>

(1)  ツールバーの[マスター登録]ボタンをクリックすると、「登録マスターの選択」画面が表示されます。

(2)  請求先を新規に追加する場合は、マスター「請求先」、状態「新規」を選択します。

選択中の行に請求先が入力されている場合、登録済みの請求先の設定を修正することができます。

修正する場合は、マスター「請求先」、状態「修正」となっている中から対象マスターに表示されている請求先を選択します。

(3)  登録マスターを選択後、[選択]ボタンをクリックします。

(4)  請求先の登録」が起動します。手順(2)  で状態「新規」を選択した場合は、新規登録モードで起動し、状態「修正」を選択した場合は、参照モードで起動します。

各項目を設定して登録を行います。

【得意先の追加・修正】

データ入力の際に、得意先を追加したり、入力中の得意先を修正したりすることができます。

<対象処理>

(1)  ツールバーの[マスター登録]ボタンをクリックすると、「登録マスターの選択」画面が表示されます。

(2)  得意先を新規に追加する場合は、マスター「得意先」、状態「新規」を選択します。

選択中の行に得意先が入力されている場合、登録済みの得意先の設定を修正することができます。

修正する場合は、マスター「得意先」、状態「修正」となっている中から対象マスターに表示されている得意先を選択します。

(3)  登録マスターを選択後、[選択]ボタンをクリックします。

(4)  得意先の登録」が起動します。手順(2)  で状態「新規」を選択した場合は、新規登録モードで起動し、状態「修正」を選択した場合は、参照モードで起動します。

各項目を設定して登録を行います。

【支払先の追加・修正】

データ入力の際に、支払先を追加したり、入力中の支払先を修正したりすることができます。

<対象処理>

(1)  ツールバーの[マスター登録]ボタンをクリックすると、「登録マスターの選択」画面が表示されます。

(2)  支払先を新規に追加する場合は、マスター「支払先」、状態「新規」を選択します。

選択中の行に支払先が入力されている場合、登録済みの支払先の設定を修正することができます。

修正する場合は、マスター「支払先」、状態「修正」となっている中から対象マスターに表示されている支払先を選択します。

(3)  登録マスターを選択後、[選択]ボタンをクリックします。

(4)  支払先の登録」が起動します。手順(2)  で状態「新規」を選択した場合は、新規登録モードで起動し、状態「修正」を選択した場合は、参照モードで起動します。

各項目を設定して登録を行います。

【仕入先の追加・修正】

データ入力の際に、仕入先を追加したり、入力中の仕入先を修正したりすることができます。

<対象処理>

(1)  ツールバーの[マスター登録]ボタンをクリックすると、「登録マスターの選択」画面が表示されます。

(2)  仕入先を新規に追加する場合は、マスター「仕入先」、状態「新規」を選択します。

選択中の行に仕入先が入力されている場合、登録済みの仕入先の設定を修正することができます。

修正する場合は、マスター「仕入先」、状態「修正」となっている中から対象マスターに表示されている仕入先を選択します。

(3)  登録マスターを選択後、[選択]ボタンをクリックします。

(4)  仕入先の登録」が起動します。手順(2)  で状態「新規」を選択した場合は、新規登録モードで起動し、状態「修正」を選択した場合は、参照モードで起動します。

各項目を設定して登録を行います。

【担当者の追加】

データ入力の際に、担当者を追加することができます。

<対象処理>

(1)  ツールバーの[マスター登録]ボタンをクリックすると、「登録マスターの選択」画面が表示されます。

(2)  マスター「担当者」、状態「新規」を選択して、[選択]ボタンをクリックします。

(3)  担当者の登録」が起動します。各項目を設定して登録を行います。

【商品の追加・修正】

データ入力の際に、商品を追加したり、入力中の商品を修正したりすることができます。

<対象処理>

(1)  ツールバーの[マスター登録]ボタンをクリックすると、「登録マスターの選択」画面が表示されます。

(2)  商品を新規に追加する場合は、マスター「商品」、状態「新規」を選択します。
選択中の行に商品が入力されている場合、登録済みの商品の設定を修正することができます。
修正する場合は、マスター「商品」、状態「修正」となっている中から対象マスターに表示されている商品を選択します。

(3)  登録マスターを選択後、[選択]ボタンをクリックします。

(4)  商品の登録」が起動します。手順(2)  で状態「新規」を選択した場合は、新規登録モードで起動し、状態「修正」を選択した場合は、参照モードで起動します。
各項目を設定して登録を行います。

【会社口座の追加・修正】

データの入力の際、会社口座を追加したり、入力中の会社口座を修正したりすることができます。

<対象処理>

(1)  ツールバーの[マスター登録]ボタンをクリックすると、「登録マスターの選択」画面が表示されます。

(2)  会社口座を新規に追加する場合は、マスター「会社口座」、状態「新規」を選択します。

選択中の行に会社口座が入力されている場合、登録済みの会社口座の設定を修正することができます。

修正する場合は、マスター「会社口座」、状態「修正」となっている中から対象マスターに表示されている会社口座を選択します。

(3)  登録マスターを選択後、[選択]ボタンをクリックします。

(4)  金融機関の登録」が起動します。

手順(2)  で状態「新規」を選択した場合は、新規登録モードで起動し、状態「修正」を選択した場合は、参照モードで起動します。

各項目を設定して登録を行います。

【仕訳パターンの追加】

データ入力の際に、仕訳パターンを追加したり、入力中の伝票の内容をマスターに追加登録したりすることができます。

<対象処理>

(1)  ツールバーの[マスター登録]ボタンをクリックすると、「登録マスターの選択」画面が表示されます。

(2)  マスター「仕訳パターン」、状態「新規」を選択して、[選択]ボタンをクリックします。

(3)  債権仕訳パターンの登録」「債務仕訳パターンの登録」が起動します。

表示中の伝票に項目が入力されている場合、その内容が入力された状態で起動します。各項目を設定して登録を行います。

【予約伝票の追加】

データ入力の際に、予約伝票を追加したり、入力中の伝票の内容をマスターに追加登録したりすることができます。

<対象処理>

(1)  ツールバーの[マスター登録]ボタンをクリックすると、「登録マスターの選択」画面が表示されます。

(2)  マスター「予約伝票」、状態「新規」を選択して、[選択]ボタンをクリックします。

(3)  債権予約伝票の登録」「債権予約伝票(請求書明細)の登録」「債務予約伝票の登録」が起動します。

表示中の伝票に項目が入力されている場合、その内容が入力された状態で起動します。各項目を設定して登録を行います。

金額バランスジャンプ機能を使用するには

「債権管理」-「債権伝票入力」、「債務管理」-「債務予定伝票入力」「債務伝票入力」で仕訳を入力する際、本来は貸方金額を入力し終わると、フォーカスは借方側へ移動します。バランスジャンプ機能は、貸借金額に不一致が発生した場合にその仕訳を複合振替伝票とみなして金額の少ない側の入力欄にフォーカスが自動的に移動する機能です。

  • 金額バランスジャンプ機能は、「参照ウィンドウと入力機能の設定」画面の「入力設定」-「バランスジャンプ機能」が「使用する」に設定されている場合に使用できます。「参照ウィンドウと入力機能の設定」画面は、メニューバーの「設定」-「入力機能の設定」で表示されます。

例)

(1)  貸方金額が借方金額より少ない状態で、[Enter]キーを押します。

ここでは、借方金額が10000、貸方金額が5000で貸方のほうが少ない状態です。

(2)  フォーカスが借方金額でなく、次の行の摘要入力欄に移動します。

(3)  続けて貸方側を入力します。

仕訳パターンを使って伝票を入力するには

「前準備」-「債権仕訳パターンの登録」「債務仕訳パターンの登録」で登録した仕訳パターンを参照することで、入力の手間を省くことができます。

(1)  伝票日付、伝票番号、得意先、請求先等を入力して、メニューバーの「設定」-「仕訳パターン」を選択します。

→仕訳パターンの選択画面が表示されます。

(2)  一覧から入力したい仕訳パターンを選択して、[設定]ボタンをクリックします。

→登録されている各項目が自動で入力されます。

(3)  必要に応じて各項目を入力・修正します。

(4)  修正した内容を登録する場合は、ツールバーの[登録]ボタンをクリックします。

修正前の状態に戻す場合は、ツールバーの[入力前]をクリックします。

仕訳にフセンを付けて注意書きを入力するには

仕訳にフセンを付けて注意書きを入力しておくと、他の仕訳と区別することができます。

また、フセン区分や注意書きを指定して仕訳を検索することができます。

フセンは1仕訳ごとに付けることができます。

フセンの区分は12個まで設定でき、色と名称は、『PCA hyper 会計シリーズ』の「前準備」-「その他のマスター」-「フセンの設定」でお客様任意の内容に変更可能です。

  • 「領域ユーザーの登録」で設定が可能な参照ロックされている部門・科目を使用している仕訳について、フセンの登録、フセンの注意書きの内容の参照を行うことはできません。

(1)  ツールバーの[フセン]ボタンをクリックします。

→「仕訳伝票発行・チェックリスト」などの明細出力処理では、マウスポインタがフセンの形に変わります。

(2)  フセンを付けたい仕訳をクリックします。

フセンを付けたい仕訳を選択してから、ツールバーの[フセン]ボタンをクリックしても同様です。

→「フセン」画面が表示されます。

(3)  フセン区分を選択し、注意書きを全角15(半角30)文字以内で入力します。

(4)  フセンを付ける場合は、[登録]ボタンをクリックします。

中止する場合は、[キャンセル]ボタンをクリックします。

すでにフセンが付いている仕訳を選択して、[削除]ボタンをクリックすると、フセンを削除することができます。

 

注意書きの内容を後で確認したい場合は、ツールバーの[フセン]ボタンをクリックしてからフセンが付いている仕訳を選択するか、フセンが付いている仕訳を選択してからツールバーの[フセン]ボタンをクリックします。

→フセン区分と注意書きの内容が表示されます。

フセンマークにマウスポインタを移動させてもフセンの内容が表示されます。

摘要に補助科目、取引先の名称・住所・電話番号・FAX番号・法人番号等を入力するには

摘要に補助科目、取引先の名称・住所・電話番号・FAX番号・法人番号・事業者登録番号・経過措置を参照ウィンドウから選択して入力することができます。

(1)  摘要欄にフォーカスがある状態で、メニューバーの「編集」-「マスター参照」を選択すると、補助科目、取引先の参照ウィンドウが表示されますので、参照するマスターを「補助科目」「取引先」から選択します。

(2)  「名称」「住所」「電話番号」「FAX」「法人番号」「事業者登録番号」「経過措置を摘要する旨」から設定する項目にチェックマークを付けます。

(3)  名称・住所・電話番号・FAX番号・法人番号・事業者登録番号・経過措置を摘要する旨を入力するマスターを選択し、[設定]ボタンをクリックすると、摘要欄に選択した項目の内容が入力されます。

摘要に数字を入力するには

摘要には数字1、2欄があり、数字を入力することができます。取引の数量などをメモしておくことができます。

「債権管理」-「回収」-「回収伝票入力」等では、メニューバーの「編集」-「期日・番号複写」を選択すると、満期日・支払期日の内容を数字1欄に、手形番号・記録番号の内容を数字2欄に複写することができます。

また、メニューバーの「設定」-「期日・番号の自動複写」にチェックが付いている場合は、初期値展開時や期日・番号の変更時に、満期日・支払期日の内容を数字1欄に、手形番号・記録番号の内容を数字2欄に自動で複写します。

(1)  摘要の数字入力欄をクリックすると、数字入力欄にフォーカスが移動します。

(2)  数字1欄に入力します。

(3)  数字2欄に入力します。

消費税計算方法を変更するには

各仕訳の消費税計算方法を変更することができます。

初期設定は『債権・債務管理オプション』の「前準備」-「取引先」-「請求先の登録」-「請求、回収条件」タブ、『PCA hyper 会計シリーズ』の「前準備」-「会社基本情報の登録」「勘定科目の登録」「補助科目の登録」の「消費税自動計算」で設定することができますが、ツールバーのボタン、メニューバーの選択により変更することができます。

メニューバーの「設定」-「税計算一括切替」を選択すると、計算方法を伝票単位、または選択している仕訳単位で貸借まとめて一括切替することができます。

消費税額の前の“(”が内税、“>”が外税を表しています。

 

消費税自動計算の設定の初期値は以下のようになります。

  • 『債権・債務管理オプション』の「前準備」-「商品」-「商品の登録」、「前準備」-「取引先」-「請求先の登録」-「請求、回収条件」タブの消費税自動計算が「指定なし」以外に設定されている場合、「請求先の登録」の消費税自動計算で設定された計算方法

  • 請求書明細であり、『債権・債務管理オプション』の「前準備」-「商品」-「商品の登録」の消費税自動計算が「指定なし」以外に設定されている場合、「商品の登録」の消費税自動計算で設定された計算方法が優先されます。

  • 請求書明細でない、あるいは『債権・債務管理オプション』の「前準備」-「商品」-「商品の登録」の消費税自動計算が「指定なし」に設定されている場合、「請求先の登録」の消費税自動計算で設定された計算方法が優先されます。

  • 『債権・債務管理オプション』の「前準備」-「取引先」-「請求先の登録」-「請求、回収条件」タブの消費税自動計算が「指定なし」に設定されている場合、『PCA hyper 会計シリーズ』の「勘定科目の登録」の消費税自動計算で設定された計算方法。
    「勘定科目の登録」で「指定なし」に設定されている場合、「補助科目の登録」の消費税自動計算で設定された計算方法。
    「補助科目の登録」で「指定なし」に設定されている場合、「会社基本情報の登録」の消費税自動計算で設定された計算方法

消費税端数処理の設定の初期値は以下のようになります。

  • 『債権・債務管理オプション』の「前準備」-「取引先」-「請求先の登録」-「請求、回収条件」タブの消費税端数処理が「指定なし」以外に設定されている場合、「請求先の登録」の消費税端数処理で設定された計算方法

  • 『債権・債務管理オプション』の「前準備」-「取引先」-「請求先の登録」-「請求、回収条件」タブの消費税端数処理が「指定なし」に設定されている場合、『PCA hyper 会計シリーズ』の「勘定科目の登録」の消費税端数処理で設定された計算方法。
    「勘定科目の登録」で「指定なし」に設定されている場合、「補助科目の登録」の消費税端数処理で設定された計算方法。
    「補助科目の登録」で「指定なし」に設定されている場合、「会社基本情報の登録」の消費税端数処理で設定された計算方法

電卓機能を使用するには

『債権・債務管理オプション』では、金額の入力欄で加減乗除の計算ができます。これを電卓機能と呼んでいます。

フォーカスが借方・貸方金額欄、借方・貸方消費税額欄にある時に、キーボードの[+][-][*][/]キー、または[F8]キーを押すと、電卓機能を使用することができます。

数字の後にカンマ(,)を入力すると、“000”が入力されます。

【25×15を計算して入力する場合】

(1)  金額、消費税額欄にフォーカスがある状態で、“2”“5”を入力します。

(2)  [*]キーを押すと、電卓が表示されます。

(3)  “1”“5”を入力して、[Enter]キーを押します。

→25×15の計算結果である“375”が入力欄に表示されます。

参照ウィンドウと入力機能の設定を行うには

データ入力処理のメニューバーの「設定」-「入力機能の設定」を選択すると、データ入力時の参照ウィンドウの表示設定方法と各機能の使用方法を設定することができます。

各項目を設定して、[設定]ボタンをクリックします。

  • 設定項目は、処理によって異なります。

≪参照ウィンドウの設定≫

各マスターの参照ウィンドウの表示方法を以下から選択します。

  • 自動表示:該当のマスターにフォーカスが移動すると、参照ウィンドウが自動で表示されます。

  • 手動表示:参照ウィンドウを表示するには、該当のマスターにフォーカスがある状態で、[F8]キーなどを押す必要があります。

≪入力設定≫

  • 請求先を入力スキップ:請求先欄にフォーカスを移動させるか否かを設定します。
    「しない」に設定しても、マウスでクリックすることにより、フォーカスを移動させることが可能です。

  • 税区分を入力スキップ:税区分欄にフォーカスを移動させるか否かを設定します。
    「しない」に設定しても、マウスでクリックすることにより、フォーカスを移動させることが可能です。
    「する(順方向のみ)」に設定すると、順方向のフォーカス移動時にスキップし、逆方向のフォーカス移動時にスキップしません。

  • 税額を変更:消費税額を手動で変更することができるか否かを選択します。

  • 摘要入力:摘要欄にフォーカスが移動する際に、コード入力欄か文字入力欄のどちらに移動させるかを選択します。

  • 摘要の上段コピー:摘要欄にフォーカスが移動する際に、上段の摘要の内容をコピーするか否かを選択します。

  • バランスジャンプ機能:金額のバランスジャンプ機能を使用するか否かを選択します。
    「金額バランスジャンプ機能」の詳細は、前記の「金額バランスジャンプ機能を使用するには」をご覧ください。

  • 起動直後の伝票日付:起動直後のデータ入力処理で表示される伝票日付を「本日日付」「最終伝票日付」から選択します。

参照ウィンドウのお気に入り機能について

データ入力の各処理で請求先、得意先、支払先、仕入先、仕訳パターン、商品の参照ウィンドウを使用する際に、「お気に入り」機能を使用することができます。参照ウィンドウのコードの左側に「☆」マークがありますので、色を付けたマスターについては、参照ウィンドウ上で表示順序を変えたり、絞り込んで表示させたりすることができます。

以下のいずれかの方法で「お気に入り」に設定することができます。

  • 「☆」マークをクリック

  • 行選択して[スペース]キーを押す

<表示順序の変更>

参照ウィンドウの見出し部分の「☆」をクリックするごとに、「お気に入り」の表示順序を昇順、降順で切り替えることができます。

<絞り込み表示>

参照ウィンドウの[参照条件]ボタンをクリックすると、「参照条件」画面が表示されます。

「お気に入りマスターのみ表示」にチェックマークを付けると、「お気に入り」のみ参照ウィンドウに表示させることができます。

伝票に任意の情報(伝票拡張項目)を設定したい。任意の情報を確認したい

摘要欄の数字1、2のように、伝票に任意の情報(締日、単価、数量、予算番号)を設定したいケースがあります。

『債権・債務管理オプション』では、これらの情報を「伝票拡張項目」として管理します。データ入力処理で入力ができ、帳票出力処理で参照ができます。

伝票拡張項目を使用するには、『PCA hyper 会計シリーズ』の「前準備」-「会社基本情報の登録」-「管理情報」タブの「伝票拡張項目」を「使用する」に設定する必要があります。

 

『PCA hyper 会計シリーズ』の「前準備」-「その他のマスター」-「伝票拡張項目の設定」で、拡張項目の名称と表示に関する設定を行うことができます。

 

『債権・債務管理オプション』の伝票入力処理では、拡張項目を設定するデータを選択して、ツールバーの[伝票拡張項目]をクリックします。

「伝票拡張項目」入力画面が表示されますので、情報を入力して[設定]ボタンをクリックします。

拡張項目として、数字型3個、金額型5個、文字列型5個まで管理することができ、それぞれ以下の入力制限があります。

  • 数字型:半角40文字以内

  • 金額型:整数13桁(マイナス12桁)以内+小数4桁以内

  • 文字列型:全角128(半角256)文字以内

  • データ入力処理で編集できない伝票を参照している場合、内容の確認のみ実行でき、入力はできません。

 

各チェックリスト処理では、拡張項目を表示するデータを選択して、ツールバーの[伝票拡張項目]をクリックします。

「伝票拡張項目」画面が表示されますので、内容を確認します。

文字列の内容が「http://」、または「https://」から始まる場合は、ハイパーリンクとして動作します。

画面に表示しきれない摘要、仕訳の情報を表示するには

画面の大きさの関係で表示しきれない摘要、仕訳の情報を見る場合に実行します。

(1)  摘要を表示させたい仕訳をクリックして選択します。

(2)  ツールバーの[摘要]ボタンをクリックすると、「摘要」画面が表示され、摘要、登録・修正・承認情報など仕訳の情報を確認することができます。

  • 表示される項目は処理によって異なります。

摘要欄にマウスカーソルを移動させると、摘要欄の大きさに関係なく摘要文全体が表示されます。

同様に、フセンマークにマウスカーソルを移動させるとフセンの内容が表示されます。

明細の表示方法(税区分)を切り替えるには

データ入力、帳票出力処理では、税区分のマスターについて、名称を明細に表示する形式とコードのみ明細に表示する形式を任意に切り替えることができます。

切り替えるには、メニューバーの「表示」-「税区分表示形式」で「コード」「名称」から選択します。

設定は他の関連する処理にも反映され、設定内容はユーザーごとに保存されます。

登録確認画面の表示・非表示を切り替えるには

マスター登録処理、データ入力処理、各設定を行う処理、セキュリティ処理の一部では、登録時の確認画面の表示・非表示を切り替えることができます。

メニューバーの「設定」-「登録確認」にチェックが付いている場合は、登録時に確認の画面が表示されます。

メニューバーの「設定」-「登録確認」にチェックが付いていない場合は、登録時に確認の画面が表示されません。

確認画面の「以後、このメッセージを表示しない」にチェックを付けると、以後、確認画面は表示されなくなります。
メニューバーの「設定」-「登録確認」で設定を随時変更することができます。

データ領域を検索するには

データ領域を切り替えたり、削除したりする際に指定した文字列でデータ領域を検索することができます。

(1)  [検索]ボタンをクリックします。

(2)  「検索」画面が表示されますので、文字列を全角20(半角40)文字以内で入力して、[検索]ボタンをクリックします。

検索の対象となるのは、コードと会社名です。