回収伝票入力
請求先に対して発生した回収伝票を登録し、必要に応じて消込を行います。
「e-文書法」対応文書管理ソフト『PCA Hub eDOC』(別売)との連動については、「『PCA eDOC』との連動について」をご覧ください。
ヒントと注意事項
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『債務管理オプション』のみをご利用の場合、本処理を実行することはできません。
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以下の場合は、本処理を起動することができません。
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「前準備」-「使用科目の設定」で回収科目・未消込相手科目が設定されていない場合
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画面下部の明細は3行(回収額、手数料、割引額)まで入力することができます。
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連動する『PCA hyper 会計シリーズ』の部門・科目セキュリティ設定によって一部動作に制限を受けます。
詳細については、「システムの基本仕様」-「部門・科目セキュリティ」-「2.処理別の仕様」をご覧ください。
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伝票の帳票への反映、承認、承認の解除、伝票の修正・削除には、いくつかの条件を満たす必要があります。
条件については、「債権伝票入力」の「ヒントと注意事項」の ≪承認機能の概要≫ をご覧ください。 -
伝票の修正・削除は以下のいずれかの条件を満たすユーザーが実行できます。
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登録された伝票を変更・削除する場合、変更前データおよび削除データは二重線付データとして保存され、変更後データが新たな伝票として登録されます。
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税区分(税率)は伝票日付により、自動判定され設定されます。必要に応じて修正してください。
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【回収伝票の手数料等での消費税について】
手数料の消費税は内税自動計算で入力時・消込時に税額が算出されます。
このため、消費税額切り捨てで手数料110円(内消費税10円)があったときに、手数料に対して以下のように分割で消込がされると、当初内税額と消込によって実際に発生する内税額に差が発生してしまいます。
例)
手数料60円、消込(内消費税5円)
手数料50円、消込(内消費税4円)
合計内税額が9円で1円の誤差がでてしまいます。-
※ 差が発生するケースは、差異などで勘定科目が同一で合算される場合も同様です。
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≪入力項目案内機能について≫
『債権・債務管理オプション』には、どこに何の項目を入力するのかを案内する以下の2つの機能があります。(1) 入力欄にフォーカスがあるマスターの名称が見出し部分に表示されます。
マスターの入力欄にフォーカスがない場合は、名称は表示されず、“借方/”だけが表示されます。
対象となるマスターは、勘定科目、補助科目、税区分、取引先、部門、セグメント1~3です。
例)補助科目の入力欄にフォーカスがある場合、見出し部分に“借方/補助科目”と表示されます。(2) 入力中の行の、その時点で入力可能な項目で未設定のマスターに、透かし文字でマスター名称が表示されます。
勘定科目が空の場合は勘定科目のみ表示されます。
対象となるマスターは、勘定科目、補助科目、取引先、部門、セグメント1~3です。
例)補助科目、部門、セグメント1~3が未設定の状態 -
データの入力作業を円滑に進めていただくため、『債権・債務管理オプション』では、データの新規登録・修正登録中にデータの入力作業等を同時に行えるようになっています。
そのため、データの登録中は以下の操作について制約があります。-
登録中に、さらにデータの登録を実行することはできません。前回の登録が済むまで、実行するのをお待ちください。
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登録中に処理の終了、登録中のデータの編集・削除、前伝票・次伝票の検索を行うことはできません。
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※ 登録中のデータに使用されているマスターが削除されてしまった場合など、登録に失敗することがあります。
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入力画面上に「前回登録失敗伝票表示中」と表示されます。必要に応じてデータを修正して登録し直してください。
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画面
メニューの「債権管理」-「回収」-「回収伝票入力」を選択すると、以下のような画面が表示されます。
