入金伝票入力(伝票式)
操作手順
1. 共通機能・操作について
伝票入力における共通機能・操作は、
「売上伝票入力」を基に説明されていますが、「入金伝票入力」でも同様な操作となります。
下表に、メニューバーの機能別に説明箇所を記載します。また、メニューバーに無い操作で、
■メニューバーから選択できる機能
-
※ (*)が付いた機能・操作は当処理で説明しています。
機能名称 |
機能概要 |
---|---|
<ファイル>メニュー |
|
登録 |
入力・訂正した内容で伝票を登録します。 |
領収証の発行方法(*) |
領収証の発行方法を設定します。 |
領収証の発行 |
領収証を発行します。 |
チェックリストの発行 |
入力した伝票のチェックリストを出力します。 「共通操作(伝票入力)」- |
メール |
得意先のメールアドレスをセットし、メールソフトを呼び出します。 「共通操作(全般)」- |
閉じる |
処理を終了します。 |
<編集>メニュー |
|
新規入力 |
新規入力モードに移ります。 |
修正入力 |
修正入力モードに移ります。 |
入力前に戻る |
入力・修正を中止します。 「共通操作(伝票入力)」- |
前伝票 次伝票 |
伝票検索時に、表示対象伝票を前(過去方向)や次(現在方向)に移動します。新規入力時は直前の伝票をすぐに表示します。 「共通操作(伝票入力)」- 「共通操作(伝票入力)」- |
検索 |
伝票を検索して画面に表示します。 「共通操作(伝票入力)」- |
検索一覧 |
検索一覧画面に戻ります。 「共通操作(伝票入力)」- |
伝票削除 |
伝票を削除します。 「共通操作(伝票入力)」- |
仮受金・前受金振替(*) |
仮受金伝票・前受金伝票から振替伝票や返金伝票を作成します。 |
切り取り、コピー 貼り付け |
入力項目についてコピー&ペースト操作を行います。 |
マスター登録 |
得意先マスター登録画面を呼び出し、新規マスターを登録します。 「共通操作(伝票入力)」- |
履歴参照 |
過去の請求履歴一覧を表示します。 |
参照 |
マスターの参照画面を開きます。 「共通操作(全般)」- |
<設定>メニュー |
|
入力項目の設定(*) |
入力項目の入力要不要・初期値などを設定します。 |
フセン |
伝票にフセンを付けます。 「共通操作(伝票入力)」- |
登録確認 |
伝票を登録する前に確認画面を表示します。 「共通操作(伝票入力)」- |
<表示>メニュー |
|
メニュー |
本ソフトのメニューを表示します。 |
伝票のプロパティ |
伝票を登録・変更した担当者・日付を確認します。 「共通操作(伝票入力)」- |
更新履歴の確認 |
更新履歴の確認画面を表示します。 |
請求先情報の照会 |
請求先の請求履歴を表示します。 「共通操作(伝票入力)」- |
振替状況の確認(*) |
仮受金・前受金に関連する伝票の振替状況(伝票の繋がり)を表示します。 |
■メニューバーに無い共通操作・機能
機能・操作 |
機能概要、説明の内容 |
---|---|
伝票登録・更新の制限 |
請求済み・承認済み・ユーザー権限をチェックし、伝票更新を制限します。 「システムの基本仕様」- |
コメントの表示 |
得意先マスターに登録したコメントを表示することができます。 「共通操作(伝票入力)」- |
2. 入力項目の設定
メニューバーの「設定」-「入力項目の設定」をクリックします。
「入力項目の設定」画面が開きます。

■ 入力項目
入力を省略する項目があればチェックマークを外します。
入力を省略するとその項目にはフォーカスが移動しなくなりますが、クリック操作をすればフォーカスを受けることができます。
入力要・不要に関係なく初期値がマスター等から代入される項目もあります。
項目 |
代入される内容と項目の意味 |
---|---|
科目 |
別途指示する「代入される内容」の科目をセットします。 |
入金日 |
起動直後は本日日付か最終登録伝票の入金日。
処理終了までは直前の伝票の入金日。 |
伝票№ |
自動付番した番号。
|
照合口座番号 摘要、プロジェクト |
なし |
会社口座コード |
得意先マスターの回収口座。 |
対象請求日 |
チェックマークあり: 入力した得意先・入金日から、その得意先の請求実績を参照し回収対象となる請求期間(終了日)をセットします。 チェックマークなし: 何も代入しません。 |
手形期日、手形番号 支払期日、記録番号 |
なし |
■ 代入される内容
科目の初期値を指示します。「売掛」「仮受」「前受」から選択します。
3. 領収証の発行方法
メニューバーの「ファイル」-「領収証の発行方法」をクリックします。
「領収証の発行方法」画面が開きます。

■ 入力都度の発行
入金伝票を入力・変更する都度発行するか否かを指定します。
■ 用紙
[連続用紙]:ドットプリンタ用の専用用紙です。
[単票 ]:ページプリンタ用のA4サイズの専用用紙です。
■ 出力項目
先方担当者名:得意先マスターに登録した先方担当者名を印字します。
敬称 :得意先マスターに登録した敬称を印字します。
自社名欄 :「社名欄の登録」で登録した自社名を印字します。
■ 出力対象科目
領収証を印刷する科目を選択します。チェックマークを外した科目は、「都度発行する」となっていても印刷されなくなります。
■ 仮受金・前払金から振り替えた伝票の出力
仮受金・前受金から振り替えた伝票の領収証も印刷するときはチェックマークを付けます。返金した伝票はチェックマークに関係なく印刷します。
■ 出力対象入金種別
領収証を印刷する入金種別を選択します。チェックマークを外した種別は、「都度発行する」となっていても印刷されなくなります。
【注意】
-
※ [領収証]ボタンをクリックして発行したときは、「出力対象科目」「仮受金・前払金から振り替えた伝票の出力」「出力対象入金種別」の設定に関係なく印刷されます。
-
※ 「用紙」「出力項目」「摘要の印字場所」の条件は、ここで設定した内容が「領収証の一括発行」処理にも反映されます。「出力対象科目」「仮受金・前払金から振り替えた伝票の出力」「出力対象入金種別」は「領収証の一括発行」処理とは別に管理されていますので反映されません。
-
※ 領収証印刷内容の留意点
○連続用紙の場合、「入金内訳」の“相殺”と“その他”の間の空欄には“値引”が印刷されます。
○単票の場合、“相殺”と“その他”を1つにまとめて“相殺等”として印刷します。
○“値引”は、「合計金額」には含まれません。
○“電債”の出力仕様は次のようになります。
連続用紙の場合、手形情報を印刷する場所に、金額・支払期日・記録番号を印刷します。
単票の場合、内訳欄に「電子記録債権」と印刷しその横に金額を印刷します。支払期日と記録番号は手形情報の場所に印刷します。
一伝票に“手形”と“電債”が入力されているときは、金額は二つの合計を印刷し、手形期日と手形番号だけを印刷します。
4. 照合口座番号の入力
取扱金融機関の「振込入金照合サービス」をご利用の場合、金融機関からの“振込通知”に記載されている「照合口座番号」を入力することで、「得意先コード」を入力することなく入金伝票を登録できます。
「照合口座番号」と「得意先コード」の関連付けは、「前準備」の「照合口座の登録」で行います。
-
※ 「照合口座番号」の入力要・不要は「入力項目の設定」で行えます。

(1) 「伝票№」までは通常通り入力します。
(2) 「得意先コード」の前に「照合口座番号」を入力します。
「照合口座マスター」を参照し、関連付けられた得意先情報を表示します。
入力した「照合口座番号」が得意先と関連付けられていなかった場合、得意先情報は何も表示されません。入力ミスか「照合口座マスター」の登録ミスが考えられます。確認する必要があります。
-
※ この場合、“入力エラー”としていません。そのまま先へ進みます。
(3) フォーカスが「得意先コード」欄へ進みます。
関連付けられたコードが表示されているはずなので、Enterキーを押します。
(4) あとは、振込金額などを入力します。
5. 対象請求日の入力
「対象請求日」は次のことを目的に入力します。
(1) 請求日別の残高を把握する。
回収した金額がどの請求日のものであるかを入力して、その請求日の残高を消し込みます。
「請求残高一覧表」と当処理の残高表示欄で利用します。
残高の消し込み方法については「請求残高一覧表」のページをご覧ください。
(2) 回収予定額を「入金額」欄に自動でセットする。
「回収予定日≧入金日」で、一番新しい請求期間の「未収残高」を入金額欄にセットします。
このとき、得意先マスターの「回収種別1」に登録された種別欄にセットしますが、「種別境界額」が登録されていて、「種別境界額≦未収残高」であれば、「回収種別2」に登録された種別欄にセットします。
-
※ 科目が仮受金・前受金のときは対象請求日の自動表示を行いません。また、仮受金のときは対象請求日を入力できません。
入力項目の設定
この機能を使うには、「設定」メニューの「入力項目の設定」で関係する項目を指定する必要があります。

○対象請求日
「対象請求日」を入力するならチェックマークを付けます。
○入金額に回収予定額を代入する(現金、小切手、手形、相殺、電債)
代入する回収種別が、現金・小切手・手形・相殺・電債になったときに代入されます。
○入金額に回収予定額を代入する(振込)
代入する回収種別が、振込になったときに代入されます。
振込手数料が先方負担なら、請求金額=振込金額となるはずなので入力の手間が省けます。
種別「振込」に金額を入力したとき、「回収予定額-入力した金額」を手数料として、種別「その他」に代入します。
請求金額どおりに振り込まれ、振込手数料が当方負担なら振込金額の残りが手数料になるという考えです。
-
※ 上記、「振込」の代入が「チェックマークあり」ですと、この機能は使えません。
具体的な例
例をあげて説明します。
入金日、得意先コードを入力して、残高表示欄が以下のように表示されたとします。
請求日 |
回収予定日 |
期間売上高 |
回収額 |
未収残高 |
---|---|---|---|---|
繰越金額 |
|
0 |
|
|
04/30 |
05/31 |
15,000 |
15,000 |
0 |
05/31 |
06/30 |
6,000 |
6,000 |
0 |
06/30 |
07/31 |
7,000 |
4,000 |
3,000 |
07/31 |
08/31 |
8,000 |
8,000 |
0 |
08/31 |
09/30 |
9,000 |
0 |
9,000 |
未請求 |
|
20,000 |
0 |
20,000 |
合計 |
|
65,000 |
33,000 |
32,000 |
○入力した入金日が9/1~9/30なら、8/31の請求に対しての入金と判断し「対象請求日」を8/31と表示します。
○“入金額に回収予定額を代入する”がチェックされているとき。
「入金額」欄には、該当する種別に未収残高の9,000を表示します。
○“振込手数料を計算し「その他」に代入する”が「チェックマークあり」のとき。
金額の代入はされません。
「振込」欄で、8,370と入金額を入力すると、「その他」に630(9,000-8,370)が代入されます。
【注意】
○入金が遅れて回収予定日よりも後になると正しい「対象請求日」を求めることができません。
例題の場合、入金日が10/2になると「対象請求日」には何も表示されません。
この場合、「対象請求日」を入力し直すか、何も入力せず入力を進めてください。
○対象となった請求日より前に未収残高がある場合、その金額は回収予定額に含んでいません。
一緒に入金された場合、代入された金額を修正して対応してください。
このとき、「対象請求日」が入ったままですと「請求残高一覧表」の残高消し込みにおいて、その請求日の未収残高がマイナス表示されます。表示だけの問題で請求残高に影響はありません。この状態をなくすには「対象請求日」に何も入力しないでください。
6. 仮受金・前受金の振替と返金
仮受金を前受金か売掛金に、前受金を売掛金に振り替えるとき、また、仮受金・前受金の全額か振替後の残額を返金するときは、以下の操作を行います。
(1) 仮受金伝票か前受金伝票を登録画面に表示します。
(2) メニューバーの「編集」-「仮受金・前受金振替」にフォーカスを置き、さらに右に表示される中から目的の機能を選択します。
○売掛金に振替
仮受金伝票または前受金伝票から売掛金伝票を作成します。
○前受金に振替
仮受金伝票から前受金伝票を作成します。
○返金
仮受金伝票または前受金伝票の、全額または一部金額の返金伝票を作成します。入金額はマイナスで入力します。

(3) 機能を選択すると、基伝票を複写した新規モードの登録画面に移ります。
-
※ すでに一部の振替・返金をした伝票の場合、入金額には残額が表示されます。また、基伝票に金額がある種別のみ金額の入力ができます。
-
※ 入金日と伝票№は新規伝票として設定に従って決定されます。
-
※ 摘要と対象請求日は空欄になります。
(4) 訂正する項目があれば訂正を行い、伝票を登録します。
【注意】
振替伝票・返金伝票を作成した後に、基となった伝票を削除することはできません。基伝票を削除するには、振替伝票・返金伝票を削除する必要があります。
7. 振替状況の確認
仮受金伝票・前受金伝票の振替状況・返金状況を画面に表示して確認できます。
(1) 基となる仮受金伝票・前受金伝票、または振り替え・返金して作成された振替伝票・返金伝票を、登録画面に表示します。
(2) メニューバーの「表示」-「振替状況の確認」を選択します。
-
※ 振替伝票・返金伝票は画面右上に“【前受金からの振替】”、“【前受金の返金】”のようなコメントを表示します。

(3) 確認画面が表示されます。
橙色は表示中の伝票を表し、水色は関連する伝票を表します。
水色の枠をダブルクリックすれば、その伝票を呼び出し、表示中の伝票とは別の登録画面に表示します。表示した伝票を修正することもできます。
