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経理担当者様向けクイズシリーズ経理担当者様向け 第20回実務トレーニングクイズ
経理業務の上では、会計知識をどのように実務に当てはめるかお悩みになる場面も多いかと存じます。
実務に不安を抱える経理ご担当の方にお役立ていただけるよう、経理実務にまつわる問題をクイズ形式でご用意しました。
こちらの問題で自分の知識を確認してみましょう。
問1事業者の消費税の税務上の取扱い
事業者の消費税の税務上の取扱いについて、誤っているものを選びなさい。
- 消費税の課税事業者は、税抜経理又は税込経理のいずれの方式によっても差し支えない
- 消費税の免税事業者は、税抜経理又は税込経理のいずれの方式によっても差し支えない
- 税抜経理方式による経理処理は、原則として取引の都度行うが、その経理処理を事業年度終了の時において一括して行っても良い
問2 未払の決算賞与の損金算入要件
法人が使用人へ支給する未払の決算賞与をその事業年度に損金算入するための要件として、誤っているものを選びなさい。
- その支給額を、各人別に確定していること(ただしその支給を受ける全ての使用人に通知することまでは必要ない)
- その通知した金額を通知した全ての使用人に対しその通知した日の属する事業年度終了の日の翌日から1か月以内に支払っていること
- その支給額につき通知をした日の属する事業年度において損金経理していること
問3 通勤手当の源泉所得税の取扱い
通勤手当の源泉所得税の取扱いについて正しいものを選びなさい。
- 電車通勤において最も経済的かつ合理的な経路及び方法で通勤した場合の通勤定期券の非課税限度額は10万円/月となる
- 新幹線利用による通勤は非課税の対象外となり、課税の対象となる
- マイカー通勤における1ヵ月あたりの非課税限度額は、片道の通勤距離に応じて変動する
今回のクイズはいかがでしたでしょうか?
皆様に知識を広げていただくために、これからも同様の実務クイズを出題してまいりますので、今後ともぜひチェックしてください。
※本記事の内容についての個別のお問い合わせは承っておりません。予めご了承ください。