得意先の登録(個別式)

得意先マスターの登録/変更/削除のほか、登録台帳/コードブック/住所録の作成も行えます。

納品書や請求書を発行する得意先を登録します。取引規模の多少にかかわらず、すべて登録する必要があります。

 

売上先(納品先)と請求先

商品等の納品先と請求・回収をする請求先が異なる場合、その請求先も登録する必要があります。たとえば、支店の売上を本社に請求するような場合、得意先マスターには支店と本社を別々に登録します。本社に対して売上が発生しない場合でも請求先として本社を登録します。

  • 売上先(納品先)にそのまま請求する場合、売上先(納品先)=請求先となります。

  • 本ソフトの表現において、“得意先”は売上先(納品先)と請求先を含んでいます。区別するときは“売上先”、“納品先”(または納入先)、“請求先”と表現しています。

 

例)得意先に本支店が有って、各支店売上を本社に請求する場合

例では、A支店・B支店が売上先(納品先)となり、本社が請求先となります。

本支店の区別は「請求先コード」欄の入力有無によって行われます。詳細は「入力する項目」をご覧ください。

ヒントと注意事項

  1. 得意先コードの桁数(4~13桁)は「会社基本情報の登録」で設定します。

    得意先を1件でも登録しますと「会社基本情報の登録」では桁数変更ができなくなります。この場合は、「ファイル」-「データの保守」-「コードの桁数変更」で変更します。

  2. 以下に関する説明は、「システムの基本仕様」-「取引先に関するマスター」をご覧ください。

    ○会社情報の共有と解除

    ○スポット得意先

    ○先方担当者

  3. メールソフトの呼び出し方法は、「共通操作(全般)」-「メールソフトの呼び出し」をご覧ください。

  4. 国税庁の「法人番号公表サイト」にアクセスし、取得した法人情報をマスターに反映することができます。詳細は「共通操作(全般)」-「法人番号検索」をご覧ください。

  5. 新しい得意先を登録するときに、既存の得意先を複写して登録することができます。操作の詳細は、「操作手順」-「新規登録」-「複写入力」をご覧ください。

  6. 請求締日を変更するときの手順(20日締を末締に変更等)は、「参考資料」-「取引先の締日変更」をご覧ください。

  7. 登録された得意先の「得意先コード」を変更することができます。操作の詳細は、「システムの基本仕様」-「マスターの管理」-コードの変更をご覧ください。

  8. 他のマスターや入出荷伝票に使われた得意先は削除できなくなります。詳細は「システムの基本仕様」-「マスターの管理」-マスター削除時の制限をご覧ください。

    削除できない得意先は「使用区分」を[禁止]にすることで、伝票での入力を防ぐことができます。

画面

≪一覧表示画面≫

処理を起動するとこの画面が表示されます。

[新規]ボタンや[詳細]ボタンをクリックして「個別表示画面」を開き、マスターの登録・修正を行います。

≪個別表示画面≫

画面上部で得意先名称などを入力し、下部でタブを切り替えながら「基本情報」「先方担当者情報」「販売情報」「請求情報」「コメント」を入力します。