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「今では考えられないバックオフィスあるある “こんなアナログ業務はもう嫌だ~!! ”」<br> 数多くのご応募、誠にありがとうございました!

更新日:2022/02/17

「今では考えられないバックオフィスあるある “こんなアナログ業務はもう嫌だ~!! ”」 数多くのご応募、誠にありがとうございました!

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PCA お年⽟プレゼント企画「こんなアナログ業務はもう嫌だ~!!」へのたくさんのご応募、誠にありがとうございました。

今回は、「現在のあなたが思う、以前のバックオフィスのアナログ業務でモヤモヤしたことのある体験や思い出は何ですか?」をテーマとし、568作品ものご応募をいただきました。


モヤモヤした気持ちをおもしろおかしく表現されていたり、独特のワードセンスが光っていたりと、思わずクスッとさせていただきました。

さて、PCA社員が考えたアイデアについては、どれに皆さまの票が集まったのでしょうか?厳正なる選考の結果、選ばれた優秀作品5つはどなたのアイデアだったのでしょうか?それでは、気になる結果を発表します!!


PCAアイデアへの投票結果

PCA社員のアイデアです。面白いと思うものを1つご選択ください。

見事1位に選ばれたPCA社員のアイデア作品はこちらです!
紙ベースの年末調整関連業務や給与明細書に関するご応募も多かったので共感される方が多かったのかもしれません。

「よし、これで完了!」とボタン1つで大量印刷したのに、全部破棄になってしまうオチがなんとも悲しげです。


皆さまからのアイデア作品

【優秀賞】「働く、が変わるとき。」賞

お題:「現在のあなたが思う、以前のバックオフィスのアナログ業務でモヤモヤしたことのある体験や思い出は何ですか?」

ダイヤルアップ回線で、パソコンと電話と線を差し替えていたために電話が受けられなかった「あるある」アイデアが1位に輝きました!

稟議書のアイデアは「紙」という手段により行方不明となってしまう儚さの表現が好評価となりました。

テーブルの“ぐるぐる”や契約書のために電車にのるアイデアは当時の人海戦術感を彷彿させます。

タイムカードのアイデアは自己申告ベースの報告書と突合しなければならないという非常に困ってしまうモヤモヤの中、とても素敵な韻がふまれている!ということで見事ノミネートされました。

受賞された5名の方、おめでとうございました!

【特別賞】それは、モヤモヤだったで賞

こちらもご当選の20作品を選ばせていただきました。思わずクスッとしてしまう作品をありがとうございました。

上記の優秀賞、特別賞に選ばれた方にはAmazonギフト券をプレゼントさせていただきます。
2月下旬頃に当選メールをお送りさせていただきますので、どうぞお楽しみに!


(おまけ)集計者の心を掴んだ、おもしろフレーズご紹介

1)リモート会議にて、紙の資料をカメラに近づけて、『この箇所についてですが~』とアナログとデジタルの融合したやり取り。
→せっかく繋いでいるのに。緊張のせいでしょうか。


2)大昔の職場では、小口現金使用一覧表の記入ミスがあると、修正液1→修正液2と2種類の修正液を使用して修正していた。
→なんと!2種類の使い分けを?!


3)会議の資料作成に、ソート等がなかったので、広い会議室に資料を並べて女子社員が列を作り、一枚ずつ紙をとり、間違わないように「上に~上に~」と唱えながら、最後にホッチキスで留めていた。
→私もありました。声のトーンがどのくらいだったのか(低め?)が気になります。


4)会議室の予約表が手書きだった。(略)システム化を提案したところ「手書きの方が味があっていいんだ」と。。どうやら鉛筆の濃さで重要性を現している様で。。
→6Bなら最強でしょうか。斬新なルールでしたね!


5)自分の勤務表を紙でコピーして財布の中に入れている。シフトが変わる毎にコピーして財布の中のシフト表を差し替えていたつもりが、古いシフト表のままで、・・・
→さすがにお財布の中までは同期がとれないですものね。


6)部下である私が、Excelの数式を活用して作成した資料を、(略)上司に確認してもらったら、いちいち電卓を叩いてチェックしているのを見てなんだかモヤッとしました。
→なんでしょう。かなりモヤっとしますね!


7)帳簿生活。(略)消込業務やらすべてが非常に煩雑で電卓をたたくスピードが異様に早くなりました。
→帳簿生活・・・日々の戦いの激しさがうまく表現された、ワードセレクトでした。思わずグッときてしまいました!


集計まとめ

■全体的なアナログ業務のモヤモヤ傾向

ご応募全体(568件)のうち60%が紙ベースの業務についての内容でした。
内訳として細かく分類したもののうち、主だったモヤモヤ業務は以下の業務でした。

<紙ベース業務の内訳>

  • 外部取引の証憑書類
  • 書類の保管
  • 伝票・帳簿処理
  • 経費精算
  • 稟議申請・承認
  • 資料作成全般(会議資料・社内資料・代行作成など)
  • 給与明細書の封入と郵送
上記に記載した業務については、皆さまが段階的に脱却されている傾向がうかがえます。紙書類の保管に関する内容も大変多く、山のような書類からたった1枚の契約書を探す苦労や、書類を山にたとえて遭難したなどの面白い表現をしてくださった方もおられました。
「紙の伝票・帳簿処理」に関する内容では、昔、会計ソフトを導入したばかりの頃、科目印を押して紙の振替伝票を起票したものをベースに仕訳入力画面に打ち込んでいた、帳票上の集計結果が合っているか電卓で検算していた・・・というモヤモヤを複数いただきました。システムを導入してすぐですと、実際どのように集計出力されている結果なのかが気になってしまったケースもあったのかもしれません。

今でこそ、伝票データのCSVファイル受け入れが当たり前になりましたが、実はこれ以外にもPCAの振替伝票入力画面には便利な機能があります。エクセルからのデータの直接貼り付けで、すぐ仕訳計上ができる機能です。意外と知られていない機能ですが、シーンによっては手間を省ける方もいらっしゃるかもしれません。「これは使えそう!」といった方はぜひ一度チェックを。

<小ネタ>
PCA会計の【振替伝票入力】画面で任意の振替伝票を検索し、画面表示した状態で全て選択(もしくは行単位)し、コピーしてエクセルに貼り付けます。その張り付けたフォーマットが受入れ用のひな型になるため、そのエクセルフォーマットを利用して取り込みたい仕訳情報を上書きし、再びコピーして【振替伝票入力】画面に貼り付けて登録します。

給与業務関連では、給与・賞与明細書の印刷と封入、現金支給をしていた頃の苦労を表現されていた方が多かった一方、年末調整関連では、社内の熱烈な現金還付希望によりペーパーレスが進まず、現金金種管理と封入が大変だという現在の苦悩もお見受けしました。また社会保険関連では市町村区の役所への届け出のフォームが提出先によってバラバラで早く統一してほしい、腑に落ちないという内容もありました。手続きに関するフォーマット統一やデータ受け付けについては、世の中の足並みをそろえた整備が早く進むことを期待したいものですね。

■モヤモヤなアナログツール ※主だったもの

紙、印鑑(科目印等を含む)、電話、現金、電卓、紙のタイムカード、FAX、回覧板、ホワイトボード、メモ

どの年代も「紙」が断トツでしたが、30代では「電卓」に、40代では「電卓」「電話」に、50代では「印鑑」「電話」、60代以降の方では「電話」「電卓」に偏る傾向がありました。電卓は手に収まりやすく気軽に使えるため、30代の方でも多く寄せられていました。電話やFAXを業務連絡用のメールやチャットに切り替えたことで、昔の大変さを思い出されるのは40代以降の方に多いのかもしれません。また、様々なシーンで電子印に移行したことで、スマート化に至っている方も多い印象です。

ポケベル、カセットテープ、フロッピーディスク、そろばん、カーボン複写式、感光紙、青焼き、輪転機、回転印箱、定期券など、なつかしのワードもチラホラいただきました。(ありがとうございました。)

最後に

現在も社内のペーパーレス化が進まずモヤモヤされている方は、社内に存在している書類のなかで、どの範囲までがペーパーレス化できるのかをよく検討し、対応可能なものについて少しずつデータ化してみてはいかがでしょうか。

ということで、今年のお楽しみ企画の結果発表は以上となります。集計者自身も大変楽しませていただきました。皆様もブレイクタイムとして楽しんでいただけましたら幸いです。PCAでは今後もお楽しみ企画を考えてまいります。またぜひご参加ください!

■当キャンペーン企画の概要

2022年1月、第1回目の「PCAメールマガジン」およびSNSで配信した、新春お年玉キャンペーン(お楽しみ企画)として実施。
ここ数年で、企業様ごとに取り組んでこられたバックオフィスにおける業務のデジタル化やスマート化をテーマにし、今では考えられない昔(以前)のアナログ業務の大変さや、当時のモヤモヤした「あるある」をお題としてアイデア募集をさせていただいたものです。





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