商品の登録(個別式)

商品マスターの登録・変更・削除の他、登録台帳/コードブック/価格表の作成を行います。

一般の商品のほかに、値引、諸雑費(運賃)、記事など、納品書や請求書に明記する事柄は、すべて登録してください。

値引:「税込値引」と「税抜値引」があれば、商品コードを各々付けて登録してください。また、品目別の損益管理が必要なら「商品区分」ごとに登録します。

記事:よく使う記事はそれぞれ商品コードを設けて登録します。ただし、実績は集計できません。

日常の各伝票を入力するときに、「商品名」の変更や追記が行えます。

個別(実績、在庫)管理が必要なければ、色別/サイズ別/単価別に登録する必要はありません。

低出荷頻度の複数の商品を1つのコードで運用することもお考えください。1つのコードで運用しても、日常の各伝票にて入力した「商品名」が納品書や請求書に載ります。

 

ヒントと注意事項

  1. 商品コードの桁数(4~13桁)は「会社基本情報の登録」で設定します。

    商品を1件でも登録しますと「会社基本情報の登録」では桁数変更ができなくなります。この場合は、「ファイル」-「データの保守」-「コードの桁数変更」で変更します。

  2. 新しい商品を登録するときに、既存の商品を複写して登録することができます。操作の詳細は、「操作手順」-「新規登録」-「複写入力」をご覧ください。

  3. 登録された商品の「商品コード」を変更することができます。操作の詳細は、「システムの基本仕様」-「マスターの管理」-コードの変更をご覧ください。

  4. 他のマスターや入出荷伝票に使われた商品は削除できなくなります。詳細は「システムの基本仕様」-「マスターの管理」-マスター削除時の制限をご覧ください。

    削除できない商品は「使用区分」を[禁止]にすることで、伝票での入力を防ぐことができます。

  5. 原価・粗利益の出力を制限されたユーザーは、[原価][仕入単価][在庫単価]の入出力ができません。詳細は「システムの基本仕様」-原価・粗利益の出力制限をご覧ください。

画面

≪一覧表示画面≫

処理を起動するとこの画面が表示されます。

[新規]ボタンや[詳細]ボタンをクリックして「個別表示画面」を開き、マスターの登録・修正を行います。


≪個別表示画面≫

画面上部で商品名称などを入力し、下部でタブを切り替えながら「基本」項目、「計算式と単位区分」項目、「コメント」を入力します。