以下は、『PCA Hub eDOC』についての説明です。
『PCA Hub eDOC』では、ファイル名やフォルダ名に「プロパティ」と呼ばれる情報を設定することで検索を行うことが可能です。特に『PCA Hub eDOC』を電子帳簿保存のためのツールとして使用するための条件の一つに、ファイルの検索機能を確保することが挙げられますが、この場合は「プロパティ」を利用することが必要になります。
今回はこの「プロパティ」の詳細についてご案内いたします。
プロパティに関しましては他にも以下のページをご用意しておりますので、あわせてご覧ください。
Point ファイル検索の基礎知識-②国税関係書類に関するプロパティの登録方法
Point ファイル検索の基礎知識-③プロパティの検索方法
プロパティとは
プロパティとは、『PCA Hub eDOC』にアップロードしたファイルに登録することができる、検索のためのキーとなる情報のことで、この情報を利用してファイルを検索することで電子帳簿保存法(スキャナ保存・電子取引)の検索要件を満たすことができます。
アップロードした請求書や領収書などに記載されている内容で検索を行うことはできないため、別途情報を登録する必要があるのです。
電子帳簿保存法では、スキャナ保存、電子取引いずれの場合でも「取引日」「取引先」「取引金額」の3つの条件を複数組み合わせて、かつ範囲を指定して検索できることが必要とされていますが、『PCA Hub eDOC』では、標準機能として国税関係書類というプロパティセット(プロパティのグループ)を用意しており、ここに必要な情報を入力することで、電子帳簿保存法の要件を満たした検索機能を確保することができます。
『PCA Hub eDOC』の画面上では、ファイル名をクリックして表示されるプレビュー画面の右側で確認することができるようになっています。
なお、このプロパティを登録することで『PCA会計シリーズ』の「クイック処理」から簡単に仕訳を作成することもできます。
詳細は、『PCA Hub eDOC』の証憑からの受入(クイック処理))をご確認ください。