更新日:2025/09/16
以下は、『PCA hyper 給与シリーズ』『PCA 給与シリーズ(システムA・じまん(jiman)を含む)』についての説明です。
『PCA 給与シリーズ』はバンドルソフト「マイナンバー管理ツール」と連動することで、社会保険の届や源泉徴収票に個人番号を出力することができます。
しかし、適切に連動されていない場合は、帳票に個人番号を出力できないだけでなく、「ファイル」-「年次更新」で翌年領域を作成することもできません。
今回は、個人番号を出力する帳票を扱ったり、「年次更新」を実行したりする場合に備えて、事前にご確認いただきたい設定についてご案内いたします。
※操作の前に『PCA給与シリーズ』と「マイナンバー管理ツール」のそれぞれでバックアップを実行してください。
『PCA 給与シリーズ』のパッケージ版の場合、「マイナンバー管理ツール」と連動するためには、保守契約を行っていただいたうえで、製品サービスライセンスを有効にしておく必要があります。
以下の手順で、製品サービスライセンスの状態をご確認ください。
① 「マイナンバー管理ツール」を起動している場合は終了のうえ、「システムツール(マイナンバー管理ツール)」を起動します。
② 「この処理は必ずマイナンバー管理ツールを終了してから実行してください。~」のメッセージが表示されますので[OK]をクリックし、管理者のユーザーIDとパスワードでログインを行います。
③ 「システムツール-マイナンバー管理ツール」の画面で、「共通」-「製品サービスライセンスの管理」を選択し、ご利用の『PCA 給与シリーズ』の製品名について[有効]の表示がされているかを確認します。
「製品サービスライセンスの管理」の画面上で、ご利用の『PCA 給与シリーズ』の製品名が見当たらない場合は、[ライセンスの追加]ボタンから製品サービスライセンスの登録を行ってください。
[無効]の表示の場合は、保守契約が更新されていないか、オフラインライセンスキーの有効期限が切れてしまっている可能性があります。状況に応じて保守契約の更新や、サポートセンターへのオフラインライセンスキーの発行依頼を行ってください。
『PCA 給与シリーズ』の「社員」-「個人番号連動」は、現在表示している『PCA 給与シリーズ』のデータ領域と、「マイナンバー管理ツール」のデータ領域の連動を行うことができる処理です。
すでに連動したことがある場合は、現状の連動先等を確認することもできます。
① [連動先]
[連動先]には、現状の連動先とされている「マイナンバー管理ツール」のデータ領域の情報が表示されます。
連動先として正しいデータ領域の情報が表示されているかをご確認ください。
[連動先]の[会社名][データベース]が空欄の場合や正しくない場合は、[選択]ボタンから正しいデータ領域を選択してください。
② [連動内容]
[連動内容]には、[新規社員][社員更新履歴][家族更新履歴]の3つのタブが存在します。
各タブ内に表示される情報は、まだ「マイナンバー管理ツール」のデータ領域に反映されていない情報です。
未反映の情報があれば、[実行]をクリックして[連動先]のデータ領域に反映してください。
【参 考】
[連動内容]の各タブ内に何も情報が表示されない場合、[実行]をクリックすることができません。
[連動先]の変更のみを行った場合は、「個人番号連動」の画面を閉じる際に以下のメッセージが表示されますので、[はい]を選択してください。
③ [一覧表示]
[一覧表示]をクリックすると、「個人番号管理No.確認」画面が起動します。
「個人番号管理No.確認」画面では、社員や家族、それぞれの連動状態を確認することができます。
各社員や家族の連動状態が、[正常](白色)かどうかをご確認ください。
[正常]以外の場合は、以下のFAQをご覧になり、連動状態が[正常]となるよう作業を行ってください。
Q.「社員」-「個人番号連動」の[一覧表示]から「個人番号管理No.確認」画面を開くと、ステータスが[正常]ではない社員や家族がいます。
説明は以上です。