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Point 定額減税と給与支払報告書(源泉徴収票)の出力について

公開日:2024/12/16

以下は、『PCA hyper 給与シリーズ』『PCA 給与シリーズ バージョンDX(じまん・jimanを含む)』についての説明です。
年末調整の操作等につきましては、「令和6年(2024年)分 年末調整のよくあるご質問」にて動画やFAQも交えて解説しておりますので、そちらもぜひご活用ください。

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<令和6年分 年末調整プログラムとして、[リビジョン6.50]がリリースされました>

年末調整プログラム[リビジョン6.50]は、令和6年11月7日(月)よりダウンロードが可能となっています。
また、一定の条件を満たす社員について、年末調整計算が正しく行われないことを確認しましたため、[サービスプログラム003]を令和6年12月2日(月)より公開しております。
詳細は、『PCA給与シリーズ』の年末調整計算の不具合に関するご案内をご確認ください。
※電子申告対応プログラム[リビジョン6.51]は、令和6年12月25日(水)のリリース予定です。

ここでは、リビジョン6.50の年調減税額の計算のしくみと、給与支払報告書(源泉徴収票)に自動出力される「定額減税に関する事項」についてご紹介します。
あわせて、昨年からの変更はありませんが、お問い合わせの多い単票用紙の「給与支払報告書」「電子申告用源泉徴収票」の印刷方法につきましてもご案内いたします。

【年調減税額の計算について】

リビジョン6.50へのアップデート後に年末調整計算を実行すると、年調減税額(減税対象人数×3万円)を求めたうえで、還付・徴収金額を計算します。
なお、以下の表内の①~③のいずれかに該当する社員は、減税対象外のため年調減税額が0円になります。

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一方、上の表内の①~③のいずれにも該当しない社員については、減税対象となります。
減税対象となる社員に家族がいる場合は、家族の[配偶者区分]や[扶養区分]、[非居住者である親族]欄等を参照して、減税対象人数を計算します。
具体的には、以下の表内のパターンA~Cに該当する家族の人数に応じて、減税対象人数が加算されます。

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もし年末調整計算前に減税対象人数を確認される場合は、「減税対象者リスト」(「年末調整」-「年末調整チェックリスト」より出力)をご利用ください。

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【給与支払報告書(源泉徴収票)に自動出力される「定額減税に関する事項」について】

リビジョン6.50では、年末調整を行う減税対象の社員について給与支払報告書(源泉徴収票)を出力すると、摘要欄に「定額減税に関する事項」が自動で出力されます。
「定額減税に関する事項」として出力される[源泉徴収時所得税減税控除済額]や[控除外額]の金額は、以下のとおりです。

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場合によっては、[源泉徴収時所得税減税控除済額][控除外額]だけでなく、[非控除対象配偶者減税有](配偶者が障害者なら[減税有])の文字も一緒に出力されることがあります。
出力条件につきましては、Point 令和6年分 年末調整プログラムの変更点にてご紹介しておりますので、ぜひご参照ください。

【給与支払報告書の印刷(単票用紙)】

単票用紙の給与支払報告書(青色)は、A4サイズの専用用紙1枚で社員2名分となっております。
「A4サイズでの印刷(2名分/枚)」と「A5サイズでの印刷(1名分/枚)」のどちらも可能ですので、状況に応じて印刷方法を選択してください。

(1)A4サイズでの印刷(2名分/枚)を行う場合

専用用紙はA4サイズのまま、横向きでプリンタにセットのうえ、『PCA給与』にて以下の操作を行います。

①「年末調整」-「給与支払報告書/源泉徴収票」を起動します。
②[条件指示]画面にて、出力の種類は[印刷等]を選択し、[印刷指示]ボタンをクリックします。
③[印刷等の出力指示]画面が起動しますので書式は[単票用紙 給与支払報告書(個人別明細書)A4]を選択し、[印刷設定]ボタンをクリックします。
④[印刷設定]画面が起動しますのでプリンタ名と給紙方法を確認後、用紙のサイズは[A4]、印刷の向きは[横」を選択し、[設定]ボタンをクリックします。
※必要に応じて[位置調整]ボタンから印刷開始位置などの調整を行ってください。
⑤[印刷等の出力指示]画面に戻りますので、[会社情報]や[出力詳細設定]も確認のうえ[実行]ボタンをクリックします。
 

(2)A5サイズでの印刷(1名分/枚)を行う場合

専用用紙は中央のミシン目で切り離してA5サイズにし、縦向きでプリンタにセットのうえ、『PCA給与』にて以下の操作を行います。

①「年末調整」-「給与支払報告書/源泉徴収票」を起動します。
②[条件指示]画面にて、出力の種類は[印刷等]を選択し、[印刷指示]ボタンをクリックします。
③[印刷等の出力指示]画面が起動しますので書式は[単票用紙 給与支払報告書(個人別明細書)A5]を選択し、[印刷設定]ボタンをクリックします。
④[印刷設定]画面が起動しますのでプリンタ名と給紙方法を確認後、用紙のサイズは[A5]、印刷の向きは[縦」を選択し、[設定]ボタンをクリックします。
※必要に応じて[位置調整]ボタンから印刷開始位置などの調整を行ってください。
⑤[印刷等の出力指示]画面に戻りますので、[会社情報]や[出力詳細設定]も確認のうえ[実行]ボタンをクリックします。

参考

給与支払報告書とセットになっている源泉徴収票(白黒)につきましては、A4サイズの専用用紙1枚で社員1名分(左は税務署提出用、右は受給者交付用)となります。

【電子申告用源泉徴収票の印刷(単票用紙)】

社員自身の控えとなる電子申告用源泉徴収票は、A4サイズの専用用紙1枚で社員2名分となっております。
前述の給与支払報告書と同様に、「A4サイズでの印刷(2名分/枚)」と「A5サイズでの印刷(1名分/枚)」の両方ができるようになっています。
印刷時に選択する[書式]が異なる点以外は、【給与支払報告書の印刷(単票用紙)】の印刷方法に準じますので、そちらをご参考のうえ印刷を行ってください。

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注意

電子申告用源泉徴収票の印刷はリビジョン6.50で可能ですが、税務署・市区町村への電子申告を行うにはリビジョン6.51へのアップデートが必要になります。
また、e-Tax・eLTAXの電子申告の受付開始日は、令和7年1月6日の予定です。
リビジョン6.51へのアップデートや上記の受付開始日を迎える前に、電子申告を行わないようにご注意ください。

 

説明は以上です。