更新日:2026/09/11
「Webhook(ウェッブフック)」という言葉を聞いたことはあるものの、
と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
Webhookは、システム間で情報をリアルタイムに連携するために利用される仕組みです。
この記事では、Webhookの基本からAPIとの違い、利用例まで初心者向けにわかりやすく解説します。
Webhookとは、あるシステムでイベント(出来事)が発生したことを、別のシステムへ自動的に通知する仕組みです。
例えば、
このような出来事が発生した瞬間に、あらかじめ指定しておいたURLへデータが送信されます。
「何か起きたら教えてくれる仕組み」と考えるとイメージしやすいでしょう。
Webhookは次のような流れで動作します。
例えば、ECサイトで注文が登録された場合、
という流れになります。
Webhookでは、HTTP POSTを利用してデータを送信する方式が一般的です。
WebhookとAPIは混同されることがありますが、役割が異なります。
| API | Webhook |
|---|---|
| 必要なときにデータを取得する | イベント発生時に自動通知する |
| 自分から問い合わせる | 相手から通知される |
| ポーリング方式で使われることが多い | リアルタイム通知が得意 |
つまり、APIは「取りに行く」Webhookは「送られてくる」という違いがあります。
API
APIを利用してデータを取得する場合、利用者側のシステムからサーバーへ問い合わせます。
Webhook
Webhookでは、イベントが発生したことをきっかけとして、送信側のシステムから受信側へ通知します。
APIを利用して新しいデータがないか定期的に確認する方法を、一般に「ポーリング」と呼びます。
例えば、30秒ごとにAPIへ問い合わせる場合、注文が発生していなくても問い合わせが行われます。
一方、Webhookではイベントが発生したときに通知されるため、イベントが発生していない状態で繰り返し問い合わせる必要がありません。
そのため、Webhookは次のような場面に適しています。
Webhookには、主に次のようなメリットがあります。
イベントの発生をきっかけに通知されるため、定期的な問い合わせよりも素早く情報を伝えられます。
イベントが発生していないかを何度も確認する必要がないため、不要な通信を減らせます。
WebhookはHTTPを利用するため、Webhookを受け取る仕組みを用意すれば、さまざまなシステムとの連携に利用できます。
Webhookは、あるシステムでイベントが発生したことを、別のシステムへ自動的に通知する仕組みです。
APIとの違いを簡単に整理すると、
となります。
Webhookは、リアルタイム性が求められるシステム連携や、定期的な問い合わせを減らしたい場合に便利な仕組みです。
次の記事では、Webhookで送信されるデータの例や具体的な利用シーン、APIとWebhookを組み合わせたシステム連携について解説します。