Point 「基礎賃金集計表資料」のご紹介

■PSS会報誌 2021年 春号（2021.03.01発行）に掲載された記事です■

※以下は、『PCA給与hyper／DX／Xシリーズ』『給与じまんDX／X』についての説明です。

毎年6月1日から労働保険（労災保険と雇用保険）の申告納付期間となります。
「基礎賃金集計表資料」では、保険料算定に必要な確定賃金を給与（賞与）明細書から集計することができます。

＜「基礎賃金集計表資料」を正しく作成するために＞
この資料を作成するには、「管理帳票」－「基礎賃金集計表資料」（『PCA給与hyperシリーズ』は「管理帳票」－「労働保険」－「基礎賃金集計表資料」）を起動し、画面出力します。
なお、事前に「社員」－「社員情報の登録」（『PCA給与hyper シリーズ』は「社員」－「社員登録」－「社員情報の登録」）の［保険］タブの［雇用保険］タブにて「基礎賃金集計表資料」の［労災保険対象区分］［雇用保険対象区分］を社員ごとに正しく設定して、毎月の給与入力（賞与入力）を行う必要があります。

＜「基礎賃金集計表資料」の区分が正しく集計されないとき＞
出力した「基礎賃金集計表資料」にて正しく集計されていない年月を選択し、［内訳表示］ボタンをクリックします。その年月の内訳（社員名とその賃金）を確認して原因と考えられる社員を特定後、以下の操作方法で確認・修正を行ってください。

①「随時」－「賃金台帳入力」で該当の社員を選択し、［給与その他］［賞与その他］タブを開きます。

②［労災保険］［労災保険対象額］［雇用保険］［雇用保険対象額］欄の修正する月をクリックします。正しい区分・金額に修正後、［登録］ボタンをクリックします。前年の区分・金額を修正する場合は、「ファイル」－「データ領域の選択」で前年に戻り、同様の処理を行ってください。

「基礎賃金集計表資料」を作成する機能はありません。
基礎賃金集計表を作成の際は、「管理帳票」－「賃金台帳」等の帳票を参考にしてください。

操作は以上です。