Point 内訳表のパターン登録

2021/03/01 01:20

■PSS会報誌 2021年 秋号(2021.09.01発行)に掲載された記事です■

以下は、『PCA公益法人会計DXシリーズ』についての説明です。


『PCA公益法人会計DXシリーズ』では、内訳表に表示する会計・事業区分を選択してパターン登録することが可能です。複数のパターンをあらかじめ設定しておくことで、決算期などに必要なパターンを呼び出し、スムーズに内訳表を作成することができます。
今回は、内訳表のパターン登録の方法について説明します。

Ⅰ.新規パターンの設定

以下の内訳表の作成を例に説明します。


<参考>

公益法人informationホームページの「法律・制度関連」-「公益法人制度関連」-「公益法人制度関係法令とガイドライン」-「その他」-「公益法人会計基準と同運用指針」をご覧ください。
URL:https://www.koeki-info.go.jp/

今回の例の場合、「前準備」-「会計区分の登録」「事業の登録」は以下のように設定します。

 

操作方法

①「決算処理」-「内訳表」を起動します。
[条件指示]画面の[内訳パターン]から[新規作成]を選択し、[設定]ボタンをクリックします。


②[内訳パターンの追加]画面が開きますので、任意の[パターン名]を入力して[追加]ボタンをクリックします。


③[内訳パターンの編集]画面が開きますので、必要な項目を設定します。
[1ページに出力する列数]:[8]列で設定します。
[合計]:[総合計を出力する]にチェックを付け、[出力位置]は[後ろに出力]を選択します。

[会計区分/管理グループ]:出力対象の会計区分にチェックを付けます。

[事業/事業グループ]:編集したい会計区分を選択し、[出力しない項目]から出力対象の事業を選択して[追加]ボタンをクリックし、[出力する項目]に移動させます。「内訳表」では、追加した順番で左から事業が並びます。
選択した事業の小計欄を作成したい場合は[小計]ボタンをクリックします。

[内部取引消去]:内部取引消去欄を出力する場合、チェックを付けます。


④必要な項目の設定が終わりましたら、右下の[設定]ボタンをクリックします。

Ⅱ.出力方法

操作方法

①「決算処理」-「内訳表」を起動すると[条件指示]画面が開きますので、Ⅰで設定した[内訳パターン]を選択し、右下の[画面出力]ボタンをクリックします。


②「内訳表」が表示されますので、内容を確認します。
画面上、1ページに出力できる列数は最大で8列となります。
事業数が多い場合などは、ツールバーの[次ページ]ボタンをクリックするか、[印刷等]より Excel に出力してご確認ください。


操作は以上です。