Point 銀行振込依頼書の作成方法【前準備編】
2023/06/27 10:00
以下は、『PCA 建設業会計シリーズ バージョンDX』『PCA 個別原価会計シリーズ バージョンDX』についての説明です。
銀行振込依頼書の機能は、仕入や外注加工費などの取引で発生した買掛金や未払金を毎月(回)一定時点で締めて、発注金額を全額銀行振込で支払う場合に利用します。
同一支払先グループごとに指定した期間の支払伝票を集計し、会社口座別に「銀行振込依頼書」(専用用紙)、および振込データ(総合振込データ)を作成することができます。
今回はこの銀行振込依頼書の作成を行うための前準備の設定方法をご説明します。
処理の流れ
注意事項
- 処理をするユーザーに対して、参照ロックが設定されている科目、部門(部門グループ)を含むデータは、該当の行が「*」で表示されます。
- 指示した集計期間の発生金額が集計対象となり、残高は集計されません。
- 「前準備」-「金融機関の登録」で会社口座が登録されていない場合や、「前準備」-「取引先の登録」-「振込先情報」タブで[振込先情報を設定する]にチェックマークが付いている取引先が存在しない場合、処理を起動することはできません。
- 現金、小切手、手形等に分割して支払う場合は、ご使用になれません。
- 銀行の預金残高を管理することはできません。
- 管理仕訳区分が「財務」の仕訳のみ集計対象となります。
操作方法
手数料グループの設定
同じグループに所属する金融機関毎に手数料グループコード(任意)を設定します。
① 「前準備」-「金融機関の登録」を起動します。
② 「設定」-「手数料グループの設定」をクリックします。
③ グループのコード及び金融機関を入力し、[設定]ボタンをクリックします。
設定例)
以下の画面ではりそな、埼玉りそな、関西みらいを「001グループ」、みんなの、福岡、十八親和を「002グループ」として登録しています。
会社口座の登録
① 「前準備」-「金融機関の登録」を起動します。
② 画面左上の表示が「会社口座別」の表示であることを確認の上、[新規]ボタンをクリックします。
③ 登録画面が表示されましたら、必要事項を入力し、[登録]ボタンをクリックします。
振込先情報の登録
① 「前準備」-「取引先の登録」を起動します。
② 新たに取引先を登録する場合は[新規]ボタンをクリック、登録済み取引先に振込先情報を入力する場合は、該当取引先をダブルクリックします。
③ 「振込先情報」タブをクリックし、必要事項を入力の上[登録]ボタンをクリックします。
操作は以上です。
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