ちょっとしたコツで、しあわせな働く人になる!

2023/02/27 09:40

 

「うまくいかない、行動できない、自分はダメ…」自信喪失スパイラルから抜け出す行動3選

仕事や日常生活で、失敗したり、壁や困難にぶつかったりすることってありますよね。そんな時、あなたは、次のどちらの傾向が強いでしょうか?
A.一時的に落ち込んでも、立ち直りが早いタイプ
B.失敗を引きずりやすいタイプ
いかがでしょうか?
ともすると、性格のように思われますが、『自己効力感』が関係しています。

そもそも『自己効力感』とは?

自己効力感とは、目標を達成する際に「自分ならできる、きっとうまくいく」とか、「自分にはそれだけの能力がある」と信じることができる"認知"のことです。
先程の2タイプでAの方は、積極性があり、チャレンジングなこともどんどんできます。仮に失敗してもそれを糧にたくさんの行動をすることが出来ますので、結果的に目標を達成しやすくなります。仕事においては自己効力感が高い方が有利になります。

反面、Bを選んだ方で、自分はダメだな…と思いがちなら、自己効力感は低くなっているかもしれません。しかし、ご安心ください。それは、生まれ持ったものではありません。日常のちょっとした積み重ねで自己効力感は高めることが出来ます。
今回は3つの行動ポイントをご紹介します。

1.生活習慣を見直してみる

実は、生活習慣と自己効力感とはとても関係が深く、特に食事や睡眠を整えることが有効です。よく噛んで食べたり、あっさりした和食にすることで、精神的に落ち着き、自己効力感に対してプラスの影響を与えます。
また、寝不足や過労を解消し、質のよい睡眠をとることも大切です。布団に入って横になったら、ゆったりと深い呼吸に意識を集中してみましょう。いつの間にか寝てしまっているようならリラックスできたということです。寝る直前のネガティブなニュースや映像はNGです。

2.頭を疲れさせない

やることをリストにして見える化すると、あれ何やるんだっけ?などと無駄に頭を使うことが減ります。リストが全部できなくてもOK。そこで、出来ない自分はダメだ…とは決して思わないでくださいね。

3.「でも…」「…しか」を極力使わない

例えば、仕事をほめられた時、「でも、思ったより売れませんでした」とか、「企画は1つしか提案できませんでした」など、「でも」とか「しか」を使っていると自己効力感がどんどん下がってしまいます。「でも」や「しか」をNGワードにすると、「次は、目標数に届くように売り方を工夫します。」とか、「他の企画も提案できるように準備しておきます。」など、前向きな将来の目標なども口に出しやすくなります。脳はそれを聴いていて、それならそのように動かないと…と行動するようになります。ぜひお試しください。

簡単なことのようだけど習慣化していることは、一朝一夕には変わりません。それでも日々の意識でどんどん変わっていきますよ。その過程も楽しんでみてくださいね。

 

 

 

この記事の執筆者

鳴嶋 廣美(なるしま ひろみ)

パナケアヘルス
管理栄養士・食生活アドバイザー・カウンセラー

日本の“食”で健幸を全力応援!
発酵食や野菜を中心とした食事を通して、自然治癒力を高める食べ方や暮らし方を提案しています。
【執筆者HP】パナケアヘルス なるしまひろみ