意外!がんこな肩こりの原因は、腸内環境かも!?

2022/09/01 00:20

■PSS会報誌 2022年 秋号(2022.09.01発行)に掲載された記事です■

 

マッサージで楽にならない肩こりの意外な原因

パソコンやスマホを見る時間が長いから?姿勢が悪いから?それも原因かもしれません。しかし、意外に感じるかもしれませんが、腸内環境の悪化も原因になります。逆に言えば、腸内環境を改善すると頭痛や肩こりなどの痛みから解放される可能性大。
今回は、日常で出来る腸内環境を改善する方法を食事面と動作面でご紹介します。
2週間くらい試して効果が少しでも感じられたらぜひ習慣化してみてくださいね。免疫カアップだけでなく、ダイエットや睡眠の改善も期待できますよ。

腸内環境をととのえる食べ方

お腹がすいてから食べる

ぐーっとお腹が鳴るのは、お腹のお掃除が終わりましたよ~のサインです。しっかりお腹がすいてから食べると、ぐんと腸の調子がアップします。

1日1~2回は具沢山みそ汁またはスープを食べる

胃を温めると食欲が収まり、食べ過ぎにブレーキがかかりやすくなります。また、野菜や海藻、キノコなど食物繊維が豊富な食材をたっぷり食べると自然と腸内環境が良好に。

少量ずつ口に入れて、よく噛んで食べる

よく噛んで消化を助けましょう!一ロの大きさはご自分の手の親指第一関節大。ダイエットにも効果絶大です。

肩こりを楽にする動作

疲れたな…の前に、こまめに行うことをおすすめします。

1 肩甲骨を動かす

気持ちよ~く行いましょう。脂肪燃焼効果もアップします。
ポイント  腰がそらないように

 

2 深呼吸

息を吐きながらお腹をぺたんこにへこませ、息を吸う時におなかを膨らます呼吸は、腸のマッサージになります。また、過食気昧の方は、食事前にも行ってみましょう。

 

3 手首のストレッチ

手首は意外と疲れていますが日頃ケアをしないところではないでしょうか。手首は腸の反射区なので、手首をほぐして腸を活発にしてあげましょう。 

 

 

 

 

この記事の執筆者

鳴嶋 廣美(なるしま ひろみ)

パナケアヘルス
管理栄養士・食生活アドバイザー・カウンセラー

日本の“食”で健幸を全力応援!
発酵食や野菜を中心とした食事を通して、自然治癒力を高める食べ方や暮らし方を提案しています。
【執筆者HP】パナケアヘルス なるしまひろみ