更新日:2026/02/19
以下は、『PCA 商魂・商管シリーズ (じまん・jimanを含む)』についての説明です。
決算や取引の都合上、通常とは異なる請求期間で請求書を発行した場合に、誤って通常の請求期間の請求書も重複して発行すると、請求履歴を引用する帳票の金額や消費税の計算が正しく反映されない状況が発生します。
請求期間が重複しないよう、また正しい消費税の計算が行われるようにするには、誤った請求履歴を削除し、正しい請求期間で締め直しを行う必要があります。
今回はその対処方法について商魂の機能を紹介させていただきます。
『PCA 商管シリーズ』の支払明細書の精算締切でも同様の状況が発生することがあります。手順の「販売」「請求」「得意先/請求先」を「仕入」「精算」「仕入先/支払先」にお読み替えください。
<例> 得意先A 請求締日コード:20(二十日締め)
通常は二十日締めのサイクルで取引を行っている得意先Aより、年末年始の請求書は2025/12/21~2025/12/31、2026/01/01~2026/01/20という特殊な請求期間で請求書を発行して欲しいと要望がありました。
「請求書」メニューの[随時請求]で得意先Aを1件のみで特殊な請求期間:2025/12/21~2025/12/31、2026/01/01~2026/01/20で請求書を発行。
その後、得意先Aの締日を二十日締めのグループ[20]に所属させたまま(請求締日コードを変更しないまま)、「請求書」メニューの[請求締切]で二十日締めの締日グループの請求書を請求期間:2025/12/21~2026/1/20で発行しました。
得意先Aの請求履歴
2025/12/21~2026/01/20 請求締切から請求書発行 対象:締日コード20の得意先
2025/12/21~2025/12/31 随時請求から請求書発行 対象:得意先Aのみ
2026/01/01~2026/01/20 随時請求から請求書発行 対象:得意先Aのみ
上記の一連の操作により得意先Aには2025/12/21から2026/01/20の間に請求履歴の重複が発生してしまいました。
請求履歴の重複により、請求日2026/01/20が2行表示されている入金伝票入力画面
<例> 得意先Aの重複した請求履歴を削除し、正しい請求期間の請求データを残すために以下の操作を行います。
※作業前に必ずデータのバックアップを保存してから操作を行ってください。
① 「販売管理」-「請求」-「請求履歴の削除」を起動します。
② [削除方法]から[得意先で指定]を選択します。
③ [得意先コード]を入力します。
④ [期間選択]ボタンをクリックします。
⑤ 重複している請求履歴の請求期間を確認します。
請求履歴は最新の履歴からしか削除ができません。重複している履歴が過去に存在する場合、その誤った履歴を削除できる期間まで直近の履歴から順番に削除する必要があります。
⑥ 履歴を確認したら、[キャンセル]ボタンをクリックします。
⑦ [実行]ボタンをクリックします。
⑧ 「処理が正常に終了しました。」とメッセージが表示されたら[OK]ボタンをクリックします。
正しい請求期間の請求データ残すために請求の締め直しを行います。
<例>のケースのように対象が得意先1件のみであれば随時請求から古い日付から順番に重複していた期間の締め直し処理を実行します。
① 「販売管理」-「請求」-「請求書」を起動します。
② [随時請求]を選択します。
締め直しの計算のみ行うため[印刷等も行う]のチェックを外します。
③ [請求期間]と[得意先コード]を入力します。
<例>のケースであれば請求期間は2025/12/21~2025/12/31と2026/01/01~2026/01/20を順番に設定して処理を実行します。
④ [実行]ボタンをクリックします。
⑤ 「処理が終了しました。」とメッセージが表示されたら[OK]ボタンをクリックします。
作業は以上となります。
Q.売上伝票入力の画面に、まだ請求書を発行していない期間なのに、「この伝票は<請求済>になります。日付を確認。」の警告メッセージが出ます。
Q.請求書を間違った期間で発行した場合は、間違った情報を削除できますか。
Q.入金伝票入力や請求残高一覧表で、締めていない日付の履歴が表示されます。
説明は以上です。