Point 『PCA 会計シリーズ』の「監査」機能徹底解説:新機能も紹介!

更新日:2026/07/27

以下は、『PCA hyper 会計シリーズ』『PCA 会計シリーズ(じまん・jiman含む)』の機能についての説明です。

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『PCA 会計シリーズ』には、登録データに誤りがないかを確認する「監査」機能が搭載されています。この機能では、登録済みデータを基に入力ミスの可能性があるデータを検索し、月次・決算前のチェック作業を効率化できます。

「監査」には、以下のメニューが搭載されています。

今回は、2026年6月公開の[リビジョン6.20]にて搭載された「仕訳重複チェック」機能も含めて、1~4の機能をご案内いたします。
なお、「監査ルールチェック処理」につきましては、以前にご紹介したワンポイント記事「Point 監査ルール」をご参照ください。

  1. 「仕訳重複チェック」
  2. 「消費税額変更リスト」
  3. 「伝票番号チェックリスト」
  4. 「繰越残高検証処理」
  5. 「監査ルールチェック処理」

1.「仕訳重複チェック」[リビジョン6.20]より搭載!

[伝票日付]と[金額]が同じ仕訳を検索し、重複して登録されていないかを確認します。
重複した仕訳が見つかった場合は、該当の仕訳を指定して削除することも可能です。
この操作を行う前に「ファイル」-「データ領域のバックアップ」にてバックアップをお取りください。

【操作手順】

①「監査」-「仕訳重複チェック」を起動します。
[条件指示]画面が表示されますので、チェックしたい日付などを指定し、[画面出力]ボタンをクリックします。

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②指定した範囲に[伝票日付]と[金額(複合仕訳の場合は合計額)]が一致した仕訳がある場合は、以下のように表示されます。
仕訳の左側の[+]をクリックすると、仕訳の明細を確認できます。

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③以下は、[+]をクリックして明細を展開した際の画面です。
内容を確認し、重複している場合は、削除する仕訳にチェックを付けて[重複の削除]ボタンをクリックすると、チェックした伝票が削除されます。

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2.「消費税額変更リスト」

『PCA会計シリーズ』では、振替伝票を入力するときに消費税を自動計算する機能を搭載しています。
消費税の端数処理は、「会社基本情報の登録」や「勘定科目の登録」、「補助科目の登録」であらかじめ設定されていますが、取引先から発行された請求書の消費税と自動計算された消費税が異なる場合などは、消費税を修正することが可能です。
「消費税額変更リスト」では、自動計算された消費税額と異なる金額が入力された仕訳を検索することができます。

【操作手順】

「監査」-「消費税額変更リスト」を起動します。
[条件指示]画面が表示されますので、チェックしたい日付などを指定して[画面出力]ボタンをクリックすると、消費税額が変更された伝票が表示されます。

以下の仕訳では、自動計算された1,363円を手入力で1,364円に修正したことが考えられます。

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【参考】

入力時に[消費税]欄をクリックすると自動計算された消費税額を修正することができます。
※ 「振替伝票入力」で消費税にカーソルが止まらない場合、[設定]-[入力機能の設定]にて[税額を変更]を[する]に変更すると、[消費税]欄にカーソルが止まるようになります。

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3.「伝票番号チェックリスト」

使用されている伝票番号と欠番のチェック、重複番号のチェックを行い、内容を確認することができます。
なお、「前準備」-「会社基本情報の登録」の[管理情報]タブにて[重複伝票番号]を許可するかどうかの設定ができます。この設定は「期末更新後」の新しい会計期間にて「振替伝票」を登録する前まで変更が可能です。

【操作方法】

「監査」-「伝票番号チェックリスト」を起動します。
[条件指示]画面が表示されますので、[使用番号と欠番]または[重複番号]を選択し、[画面出力]します。

・チェック項目:使用番号と欠番
[使用番号]使用されている番号を表示します。
[管理会計]使用番号の中から、管理仕訳として登録されている番号を表示します。
[欠番]  使用番号の中で、存在しない番号を表示します。

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・チェック項目:重複番号
伝票番号が重複している場合、重複している伝票番号と重複件数、伝票日付を表示します。

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4.「繰越残高検証処理」

前年の期末残高と当年の期首残高が一致しているかを確認する処理です。
比較対象の残高は、科目別期首残高、科目別補助科目別期首残高、部門別科目別期首残高、部門別科目別補助科目別期首残高です。
※ 『PCA会計hyper』は、取引先別期首残高、補助科目別取引先別期首残高、取引先別補助科目別期首残高も確認します。

『PCA会計シリーズ』では、1年が終了すると「期末更新処理」を実行して新しい会計期間を作成します。
「期末更新処理」には、[新規更新(仮締め)]と[再更新(本締め)]の2種類があります。
[再更新(本締め)]は前年の金額が確定した後に行いますが、実行していない場合、前年の期末残高と当年の期首残高が一致しない可能性があります。
また、期末更新後に当年側で期首残高が変更(書き換え)された場合も、前年の期末残高と当年の期首残高が一致しない原因となります。
「繰越残高検証処理」では、その点を確認することができます。

【操作方法】

「監査」-「繰越残高検証処理」を起動し、[実行]ボタンをクリックします。

残高が一致している場合は、以下のように表示されます。

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残高が一致していない場合は、以下のように表示され、[当年期首残高]と[前年期末残高]が表示されます。

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[操作履歴]タブには、期末更新後に今期の期首残高の書き換えが行われた可能性がある履歴を表示します。
何も表示されない場合は、今期の期首残高は書き換えられていないため、前期からの期末更新(再更新)が行われていないことが考えられます。期末更新(再更新)を行う場合は、事前に前期・今期のバックアップを実行してください。
※ 「セキュリティ」-「操作履歴の確認」にて履歴を削除された場合は、表示されませんのでご注意ください。

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説明は以上です。