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以下は、『PCA Hub eDOC』についての説明です。

これまで『PCA Hub eDOC』は、電子帳簿保存法に対応しながらファイルを保管できるオンラインストレージサービスとしてご好評をいただいておりましたが、2025年10月9日リリース［v2.7.0］より新たな機能が追加されました。

この新機能では、アップロードしたファイルを『PCA Hub eDOC』をご利用でない方に対して送信することができるようになります。
送信対象は、不特定多数にも特定の相手だけにも対応し、もちろん追加料金は不要です。

これまで、ファイルを配信するにはメールに添付しての一斉送信や、外部のオンラインストレージサービスの利用などが必要でしたが、『PCA Hub eDOC』のメニュー内からスマートかつ安全に配信を行えるようになります。
メールには添付できないような大容量ファイルの配信もお手のもの！
ファイル管理の一元化やコスト削減にも繋がりますので、ぜひご利用をご検討ください。
 

【 ファイル配信機能のしくみ 】

ファイル配信機能には、大きく分けて「公開配信」（不特定多数への配信）と「限定配信」（特定の相手だけへの配信）の二つがあります。

公開配信

『PCA Hub eDOC』からファイルをダウンロードするためのURLを発行し、そのURLをファイルの配信先にメール等で伝えて、配信先がURLにアクセスするしくみです。セミナー参加者への資料配布や取引先への告知など、公開資料の配信で利用します。

限定配信

『PCA Hub eDOC』からファイルをダウンロードするためのURLを発行し、それをファイルの配信先にメール送信するところまでは公開配信と同じですが、配信先がURLにアクセスするとワンタイムパスワードの入力が必要となるため、仮にURLが外部に漏洩してもファイルの流出を防ぐことができるしくみです。
非公開情報が記載されたファイルを取引先の担当者に渡すなどの場合に利用します。
 

【 公開配信の手順 】

① 『PCA Hub eDOC システム管理』にアクセスし、「設定」―［新規配信］を有効にして［保存］をクリックします（初めて配信を行う時だけ設定してください）。

　

② 『PCA Hub eDOC』に、配信したいファイルをアップロードします。アップロードするファイルを保管するためのフォルダを一つ作成しておくと管理がしやすくなります。
 

③ 対象のファイルにチェックを付け、「アクション」―［ファイルの配信］をクリックします。
配信方法は「公開配信」を選択してください。

④ 必要事項を入力していき、［次の項目へ］をクリックします。

• 配信終了日：ここで入力した日付を過ぎると、ファイルの公開が終了します。
• 配信タイトル：配信ファイルの説明です。配信先の画面にも表示されます。
• DL上限回数：配信先がダウンロードできる回数です。全体の回数になりますので、配信先が多い場合は多めに設定してください。後から変更も可能です。
• メモ：覚え書きです。配信先の画面には表示されません。

⑤ 配信の内容を確認し、問題なければ「配信する」をクリックします。

⑥ 配信URLが表示されますので、赤枠のアイコンをクリックしてコピーし、配信対象の方に対してメールなどで送信してください。

再度コピーしたい場合は、『PCA Hub eDOC システム管理』の「配信一覧」から対象ファイルの配信IDをクリックすると表示されます。

⑦ 配信先は、届いたメールのURLをクリックすると、以下のような画面が表示されてファイルのダウンロードを行うことができます。
『PCA Hub eDOC』ロゴの下にはお客様のテナント名が、画面左側の配信終了日の下には④で入力した配信タイトルが表示されます。

【 限定配信の手順 】

① 『PCA Hub eDOC システム管理』にアクセスし、「設定」―［新規配信］を有効にして［保存］をクリックします（初めて配信を行う時だけ設定してください）。

　

② 『PCA Hub eDOC』に、配信したいファイルをアップロードします。アップロードするファイルを保管するためのフォルダを一つ作成しておくと管理がしやすくなります。
 

③ 対象のファイルにチェックを付け、「アクション」―［ファイルの配信］をクリックします。
配信方法は「限定配信」を選択してください。

また、「PCA Hub eDOCからメールを送信する」にチェックを付けるとURLを案内するメールの配信を併せて行うことができます。
今回はメール配信を行う手順でご案内いたします。

※『PCA Hub eDOC』からメールを送信する場合、送信は「pcaservice.jp」のメールドメインから行われます。配信先が、受信許可設定が必要なメール環境をご利用の場合は、必要に応じて設定を行うよう配信先に依頼してください。

　

④ 必要事項を入力していき、［次の項目へ］をクリックします。
限定配信の場合は、「配信先へメールを送信」→「受け取った配信先が自身のメールアドレスを入力してワンタイムパスワードを発行」→「そのパスワードを入力することでダウンロードサイトへアクセス」というしくみのため、メールの送信設定があるのが公開配信との違いとなります。

• 配信終了日：ここで入力した日付を過ぎると、ファイルの公開が終了します。
• 配信タイトル：配信ファイルの説明です。配信先の画面にも表示されます。
• DL上限回数：配信先がダウンロードできる回数です。全体の回数になりますので、配信先が多い場合は多めに設定してください。後から変更も可能です。
• メモ：覚え書きです。配信先の画面には表示されません。
• メール件名：配信先に送信するメールの件名です。
• メール挿入文：配信先に送信するメールの本文です。
• メールアドレス：配信先のメールアドレスを入力します。入力後［追加］を押すことで登録され、次の配信先が入力できるようになります。

　

⑤ 配信の内容を確認し、問題なければ「配信する」をクリックします。

　

⑥ ここからは配信先が行う作業になります。
配信先に、以下のようなメールが届きますので、受領者の方はメールに記載のURLをクリックします。

　

⑦ 以下のような画面になりますので、メールを受け取ったメールアドレスを入力し、「パスワードを送信」をクリックします。

　

⑧ 同じメールアドレスにワンタイムパスワードを記載したメールが届きますので、入力して「認証する」をクリックします。

　

⑨ 以下のような画面が表示されてファイルのダウンロードを行うことができます。
『PCA Hub eDOC』ロゴの下にはお客様のテナント名が、画面左側の配信終了日の下には④で入力した配信タイトルが表示されます。

　

その他、詳細はマニュアルの以下の箇所をご覧ください。

• ファイル配信の設定：初期設定の手順です。
• ファイル配信一覧（システム管理サイト）：配信履歴の確認やステータス（状態）の変更が行えます。
• ファイルの配信：配信手順です。
• ファイル配信一覧（クライアントサイト）：配信履歴の確認やステータス（状態）の変更、配信情報の修正や複写が行えます。
• ファイルの受け取り：受信者側の操作手順です。

 

説明は以上です。