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風邪かな?という時の為に覚えておきたい、食べ物の薬箱

更新日:2025/11/05

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なんだか体がゾクゾクする、喉の奥がイガイガする… 。そんな体の小さなSOSを感じた時、どうしていますか? 

昔から「風邪は万病の元」と言われるだけに、「こじらせる前に」と、つい風邪薬で乗り切ろう…と思いがちではないでしょうか。
ですが、本格的にダウンする前の「風邪のひき始め」こそが大切です。 その小さなサインに気づけたら、薬に頼る前に昔ながらの優しい知恵がきっと力を貸してくれます。 頑張るあなたの体をいたわる、おばあちゃんの知恵袋をそっと開いてみましょう。

第一の知恵:体を芯から温める『三つの首』 

風邪だけでなく、冷えも万病の元と言われます。寒くなってきたら、「三つの首(首・手首・足首)」を温めましょう。漢方では、「風邪(ふうじゃ)」、つまり病気をもたらす悪い気が風に乗って運ばれ、首の後ろ側(うなじの辺り)から体に入ってくると考えられています。 だからこそ「首」は、真っ先に守るべき大切な場所なのです。また、手首や足首は太い血管が皮膚の近くを通っているため、ここを温めるのが体全体を効率よく温めるコツです 。

  • 外出の工夫:
    首に一枚スカーフを巻く、手首まで隠れるアームウォーマーをする、少し長めの靴下を履く 。これだけで体の熱が逃げるのを防ぎ、ウイルスに対する防御力も高まります 。
  • お家でのごほうび「手湯」「足湯」:
    少し熱めのお湯に天然塩をひとつまみ(指2本でつまんだ量)入れます 。手首まで(出来れば肘まで)お湯につけるのが「手湯」、くるぶしの上まで浸かるのが「足湯」です 。それぞれ、バスタオルで覆い保温しながら15分ほどじんわりと浸かれば、汗ばむほど血の巡りがよくなります 。そのあとしっかり汗を拭いて、カラダが冷えない様にしてください。

第二の知恵:喉のイガイガを優しく癒す『台所の常備薬』 

喉の痛みや咳は、体がウイルスと戦っている証拠 。本格化する前に、台所にあるもので優しく手当てをしましょう 。

  • 喉の守り神「大根あめ」:
    1cm角に切った大根を瓶に入れ、ひたひたになるまではちみつを注ぎます 。数時間後に出てきたシロップをお湯で割ってゆっくり飲みます 。大根の消炎作用とはちみつの保湿・殺菌作用が、荒れた喉を優しく潤してくれます 。
     <即席版>: 大根を3cmほど皮ごとすりおろし、汁を絞ります 。この絞り汁(大さじ1/2杯)に同量程度のはちみつを混ぜれば、漬け込み時間ゼロですぐに作れます 。
     ※1歳未満の乳児にはちみつは与えないでください 。
  • 咳の気配には「れんこん湯」:
    節ごとすりおろしたれんこんの絞り汁に、おろし生姜を少し(小さじ1/4程度)加え、熱いお湯を注いで飲みます 。古くから咳止めや痰切りの妙薬として知られています 。
    <手軽な方法>: 市販の「れんこんパウダー」や「蓮根粉」なら、ティースプーン1杯ほどをお湯に溶かすだけ 。お好みで生姜の絞り汁や黒糖を加えるのもおすすめです 。
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第三の知恵:弱った胃腸を整える『日本のスーパーフード』 

「スタミナをつけなきゃ」と無理に食べるのは逆効果 。弱った体では消化にエネルギーが使われ、免疫力が後回しになってしまいます 。調子が悪いと感じたら、小食にするのが回復への近道です 。そこで頼りになるのが、『日本のスーパーフード』。 胃腸に負担をかけず、弱った体に活力を与えてくれる、昔ながらの知恵です。

  • 体を立て直す「梅醤番茶(うめしょうばんちゃ)」:
    湯呑みに梅干し1個と醤油小さじ1、おろし生姜(加熱したものか乾燥粉末)を少々(小さじ1/4程度)入れ、熱い番茶を注いで飲みます 。梅干しに含まれるクエン酸には疲労回復効果が期待でき、弱った体に活力を与えてくれます 。
    <手軽な方法>:市販の「梅醤番茶」の素を使えば、お湯に溶かすだけで手軽に作れます。
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  • 飲む点滴「具なしの味噌汁」:
    発酵食品である味噌は、体を温め、腸内環境を整える作用があります 。弱った体への栄養補給に最適です 。寒気がする時は、体を温める作用の強いネギや生姜を刻んで加えるのがおすすめ 。生姜の辛味成分には血行を促進する働きがあります。
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【重要】安全に試すために 

昔ながらの手当ては体に優しいものですが、万能ではありません 。安全に試すために、以下の点にご注意ください 。

  • 持病のある方へ: 既往症やアレルギーがある方、常用薬がある方は、試す前にかかりつけの医師や薬剤師にご相談ください 。
  • お子様、ご高齢者、妊娠中の方へ:体がデリケートな状態にあるため、自己判断せず、まずは医師に相談することをおすすめします 。
    ※特に、はちみつは1歳未満の乳児には絶対に与えないでください 。
  • 受診の目安:これらの手当ては、あくまで風邪のごく初期段階や未病のためのものです 。症状に応じて、医療機関を受診してください 。

さいごに

昔ながらの手当ては、本格的にダウンする前に、自分の体を自分で手当てするための大切な知恵です。
なんだか体がゾクゾクする、喉がイガイガする…。 そんな冒頭でお伝えした「体の小さなSOS」に気づいたら、どうか頑張りすぎないでください。 それは、いつも頑張っているあなたの体からの「少し休んでね」というサインです。

まずは温かいお茶でも飲んで、ひと休み。 おばあちゃんの優しい知恵を借りながらご自身の体をいたわりながら、健やかにお過ごしくださいね。

この記事の執筆者
鳴嶋 廣美
鳴嶋 廣美(なるしま ひろみ)

パナケアヘルス
管理栄養士・食生活アドバイザー・カウンセラー
日本の“食”で健幸を全力応援!
発酵食や野菜を中心とした食事を通して、自然治癒力を高める食べ方や暮らし方を提案しています。
【執筆者HP】パナケアヘルス なるしまひろみ