月次実績の照会

月次データを集計し、当年・前年の仕入実績、ならびに増減を画面に照会します。当年の表示期間(1年間以内)は自由です。

月次実績は、仕入伝票を入力する時に集計しますので、別途登録する必要は有りませんが、仕入伝票入力以前が必要なら、手入力してください。<「月次実績の訂正」を参照>

ヒントと注意事項

  1. 「数量」は、小数点以下を切り捨てて表示します。

  2. グラフの表示では、金額を千円単位に換算して表示します。

  3. マスター登録の際に「実績管理」を[管理しない]とした仕入先や商品も出力します(“管理外”としての出力はしません)。

照会画面と操作手順

照会画面

○表示期間

1年以内の期間を指定します。自由に変更できます。

指定期間の実績が、「当年度」に表示されます。

○照会項目

[全社合計]が初めに表示されますが、他にも以下の項目が選択できます。

部門グループ、主担当部門、主担当者、担当部門、担当者、仕入先区分1~5、商品区分1~5、仕入先、商品

○部門グループの集計

照会項目で[部門グループ]を選択したときに指示できます。この項目についての詳細は「システムの基本仕様」-部門グループをご覧ください。

○コード

[全社合計]以外の照会項目を選んだ場合に、「コード」欄が表示されますので、照会するデータのコードを入力してください。

コードを入力してEnterキーを押すとフォーカスが[集計開始]ボタンに移りますので、続けてEnterキーを押せば集計が始まります。[F5再集計]キーでも集計が始まります。

○照会内容の説明

商品の場合、「仕入」の上段に「数量」を表示します。

「増減」は「当年度 - 前年度」で求めます。

「伸長率」は「当年度 ÷ 前年度」で求めます。

 

■機能の説明

メニューバーの順番で機能を説明しています。「表示」と「ヘルプ」の説明は省略します。

機能

機能の説明

<ファイル>メニュー

印刷等

「印刷等の条件指示」画面を開き、指示された内容で出力します。

印刷プレビュー

印刷プレビュー画面を表示します。

印刷設定

「印刷設定」画面を開き、プリンタに関する各種設定を行います。

閉じる

処理を終了します。

<編集>メニュー

再集計

同じ条件で再度集計を行います。

切り取り

コピー

貼り付け

照会画面上の入力項目について、文字のコピー&ペースト操作を行います。

行コピー

選択した照会行をクリップボードにコピーします。

すべて選択

照会行をすべて選択状態にします。その後、「行コピー」すればすべての行がクリップボードにコピーされます。

前移動

表示中のコードより前の(小さい)コードの情報を表示します。

照会項目が「部門グループ」のときは使えません。

次移動

表示中のコードより後の(大きい)コードの情報を表示します。

照会項目が「部門グループ」のときは使えません。

修正

月次実績の訂正画面を開きます。

照会条件

照会条件指示画面を表示します。

グラフ

表示内容をグラフにして表示します。

参照

入力項目のコード参照画面やカレンダーを開きます。

<設定>メニュー

表サイズの切り替え

画面上部の項目(表示期間など)の表示・非表示を切り替えます。

表の文字サイズ

表中文字のフォントサイズを選択します。

「大」「中」「小」から選択します。「大」を標準の大きさとしています(他処理の表と同じ大きさ)。

 

  • 設定メニューについて(表サイズの切り替え、表の文字サイズ)

    画面の解像度を低く設定していると、表全体が画面内に収まらず12か月分を一度に見られなくなります。

    設定メニューの2機能は、この状態を回避するために設けています。画面上部の項目を非表示にするか、フォントサイズを「中」または「小」にして照会してください。

    「月次実績の訂正」画面のフォントサイズもここの設定で表示されます。

照会条件指示画面

○仕入先の集計

照会項目が[主担当部門][主担当者][仕入先区分][仕入先]の場合に有効な条件項目です。

仕入先照会の場合、集計単位を[仕入先]にするか[支払先]にするかを指定します。[支払先]にした場合、[仕入先]の実績は[支払先]にまとめられて出力されます。ただしこの場合でも、[仕入先]の仕入先コードを入力でき、[仕入先]単独の実績を照会できます。

主担当部門・主担当者・仕入先区分の集計は、選択された側の仕入先マスター設定内容で集計され出力されます。

○出力項目

出力する項目、出力しない項目を指示します。

商品名2、規格・型番、色、サイズは、画面表示では出力要不要に従いますが、印刷等には出力しませんので出力要不要は関係しません。

○金額表示

「システムの基本仕様」-「消費税」- 管理資料の消費税表示をご覧ください。

グラフ出力画面

○グラフの種類

縦棒グラフと折れ線グラフを表示できます。

○縦軸の単位

グラフに表示する項目を選択します。

○列入替

列の左右を入れ替えて表示します。

当年と前年のグラフ位置を入れ替えます。

月次実績の訂正画面

月次実績は、仕入伝票を入力したときに集計されます。

この実績を訂正したり、仕入伝票入力以前の実績を登録する時に当機能を利用します。

訂正できるデータは照会項目が以下のものです。

全社合計、担当部門、担当者、仕入先、商品

その他の照会項目は、仕入先または商品のデータから集計された実績ですので訂正できません。

修正したい年度・項目欄をクリックして数値を入力します。

「設定」メニューの「移動方向」で、Enterキー押下後のフォーカス移動を制御できます。

[F12登録]キーで入力した内容を登録します。終了するには[F12閉じる]キーを押します。

入力中であれば、「編集」メニューの「入力前に戻る」で入力した内容を元に戻すことができます。