得意先別期間単価の登録

得意先別の期間単価を商品ごとに登録します。

「期間単価の登録」処理で登録した単価よりも優先されます。

設定可能な商品は以下の商品になります。

・マスター区分が[一般商品][雑商品][諸雑費]

・システム区分が[共用]か[売上専用]

・使用区分が[許可]

・有効期間内であること(商品の有効期間と単価有効期間を比較)

ヒントと注意事項

  1. 伝票入力時に適用される単価の優先順位は、「システムの基本仕様」-「単価」をご覧ください。

  2. 期間が重なるマスターも登録できますが、同一商品を期間の重なるマスターに登録できません。

  3. 見積・受注を使う場合、期間単価の適用は見積日・受注日で判定されます。したがって、「単価有効期間」の開始日を見積・受注を考慮した日付にする必要があります。

  4. 得意先と商品の「使用区分」、商品の「有効期間」については、「システムの基本仕様」-「マスターの管理」-使用区分」「商品の有効期間を合わせてご覧ください。

  5. 原価・粗利益の出力を制限されたユーザーは、[原価]の出力ができません。詳細は「システムの基本仕様」-原価・粗利益の出力制限をご覧ください。

画面

登録画面は2種類(得意先別・商品順と商品別・得意先順)あります。

  • 切り替えは[表示条件]ボタンをクリックして行います。

画面左部分にマスターの内容が表示され、入力するのは[単価]だけです。

≪得意先別・商品順≫

得意先コードを入力して、商品一覧を表示します。

「適用売価№」と「掛率」は得意先マスターの内容を参考表示します。


≪商品別・得意先順≫

商品コードを入力して、得意先一覧を表示します。

「標準価格」~「原価」は商品マスターの内容を参考表示します。


■機能の説明

メニューバーの順番で機能を説明しています。「ヘルプ」の説明は省略します。

機能

機能の説明

<ファイル>メニュー

登録

入力・訂正した内容でマスターを登録します。

印刷等

台帳印刷の条件画面を開き、指示後印刷等を行います。

閉じる

処理を終了します。

<編集>メニュー

最新の情報に更新

最新のマスター内容で再表示します。

削除

期間単価の削除、得意先全件・商品全件を削除します。

切り取り

コピー

貼り付け

入力画面上の入力項目について、文字のコピー&ペースト操作を行います。

新規入力

参照モード・修正モードから新規モードに移行します。

修正入力

参照モードから修正モードに移行します。

入力前に戻る

入力・変更した内容を破棄し最初の状態に戻ります。

行コピー

フォーカスのある行をクリップボードにコピーします。

すべて選択

表示行をすべて選択状態にします。その後、「行コピー」すればすべての行がクリップボードにコピーされます。

表示条件

登録画面の切り替えと、表示する商品・得意先の条件を入力します。

検索訂正

登録済みの得意先または商品だけを一覧表示します。

期間変更

期間単価名と単価有効期間の変更を行います。

一括複写

ある得意先に設定した内容を、他の得意先へ複写します。

請求先に設定した内容を、属する得意先(売上先)すべてに複写することもできます。

一括変更

フォーカスのある行の単価を、他の行すべてに複写して登録します。

参照

入力項目のコード参照画面を開きます。

<設定>メニュー

登録確認

[登録]ボタンをクリックしたときに「登録確認メッセージ」の表示・非表示を制御します。

<表示>メニュー

メニュー

本ソフトのメニューを開きます。

更新履歴の確認

更新履歴があればクリックでき、表示している期間単価コードの更新履歴を表示します。