得意先別単価の登録

得意先別に商品の単価(売価)を設定します。また、登録台帳も印刷できます。

得意先別の単価は、商品マスターの「標準価格」「売価1~5」と得意先マスターの掛率からでも設定できますが、その方法では設定できないものをここで登録しておきます。

同時に「先方商品コード」を登録することができます。「先方商品コード」とは取引先側の商品コード体系で、13桁以内で登録でき、見積書や納品書に印刷することができます。

設定可能な商品は以下の商品になります。

・マスター区分に関係なくすべての商品(先方商品コードを設定可能にするため)

・システム区分が[共用]か[売上専用]

・使用区分が[許可]

・有効期間内であること(マシン日付と比較)

ヒントと注意事項

  1. 伝票入力時に適用される単価の優先順位は、「システムの基本仕様」-「単価」をご覧ください。

  2. 単価を0で登録した場合、“得意先別に単価を設定しなかった”とみなします。伝票入力時に単価を0として適用することはありません。

  3. 得意先と商品の「使用区分」、商品の「有効期間」については、「システムの基本仕様」-「マスターの管理」-使用区分」「商品の有効期間を合わせてご覧ください。

  4. 原価・粗利益の出力を制限されたユーザーは、[原価]の出力ができません。詳細は「システムの基本仕様」-原価・粗利益の出力制限をご覧ください。

画面

登録画面は2種類(得意先別・商品順と商品別・得意先順)あります。

  • 切り替えは[表示条件]ボタンをクリックして行います。

画面左部分にマスターの内容が表示され、入力するのは「先方商品コード」と「単価」だけです。

 

≪得意先別・商品順≫

得意先コードを入力して、商品一覧を表示します。

「適用売価№」と「掛率」は得意先マスターの内容を参考表示します。


≪商品別・得意先順≫

商品コードを入力して、得意先一覧を表示します。

「標準価格」~「原価」は商品マスターの内容を参考表示します。

■機能の説明

メニューバーの順番で機能を説明しています。「ヘルプ」の説明は省略します。

機能

機能の説明

<ファイル>メニュー

登録

入力・訂正した内容でマスターを登録します。

印刷等

台帳印刷の条件画面を開き、指示後印刷等を行います。

閉じる

処理を終了します。

<編集>メニュー

最新の情報に更新

最新のマスター内容で再表示します。

削除

フォーカスのある行(マスター)を削除します。

切り取り

コピー

貼り付け

入力画面上の入力項目について、文字のコピー&ペースト操作を行います。

行コピー

フォーカスのある行をクリップボードにコピーします。

すべて選択

表示行をすべて選択状態にします。その後、「行コピー」すればすべての行がクリップボードにコピーされます。

表示条件

登録画面の切り替えと、表示する商品・得意先の条件を入力します。

検索訂正

登録済みのマスターだけを一覧表示します。その画面から削除もできます。

一括複写

ある得意先に設定した内容を、他の得意先へ複写します。

請求先に設定した内容を、属する得意先(売上先)すべてに複写することもできます。

一括変更

フォーカスのある行の単価/先方商品コードを、他の行すべてに複写して登録します。

参照

入力項目のコード参照画面を開きます。

<設定>メニュー

移動方向

[Enter]キーの押下後、フォーカスの移動を右項目か下項目に切り替えできます。

<表示>メニュー

メニュー

本ソフトのメニューを開きます。

更新履歴の確認

更新履歴があればクリックでき、フォーカスのある行の、得意先・商品の更新履歴を表示します。