『PCA 会計シリーズ』『PCA 医療法人会計シリーズ』（Rev.6.11）プログラム更新のお知らせ
2023/10/16 10:00
更新日：2023年10月16日
ピー・シー・エー株式会社
『PCA hyper 会計シリーズ』『PCA 会計シリーズ バージョンDX』『PCA 医療法人会計シリーズ バージョンDX』Rev.6.11 をリリースいたします。
プログラム更新日
2023年10月23日（月）午前10時
プログラム更新内容
※画面例は『PCA 会計シリーズ バージョンDX』を使用しています。
消費税帳票のインボイス制度対応
■「消費税申告書・付表」「電子申告」は、令和5年度様式に対応しました。
■「消費税申告書・付表」の［申告書の項目設定］に「税額控除に係る経過措置の適用（２割特例）」「免税事業者から適格請求書発行事業者への切り替えあり」「免税期間の課税売上高」を追加しました。
■「消費税申告書・付表」の「名称又は屋号欄」を「法人名」に変更し、［申告書の項目設定］の各項目も「法人名」に合わせました。
■「消費税申告書・付表」の「一般課税」において、［申告書の項目設定］にある［仕入－積み上げ方式］の 初期値を「ON」に変更しました。
※集計期間の終了日が令和5年10月1日以降、売上の税額を積み上げで計算する場合、仕入の税額を積み上げ方式で計算しなければいけないため、仕入の積み上げ方式のチェックを「OFF」にすることはできません。
■「消費税申告書・付表」の［還付申告の項目設定］に、棚卸資産等、固定資産等を取得した取引先の登録番号を追加しました。
■「消費税申告書・付表」の［電子申告データ出力］に［（e-Tax）通知希望区分（還付金振込）］を追加しました。
■「消費税明細書」の集計条件に［補助科目（取引先）］を追加し、適格事業者・非適格事業者ごとに確認できるようになりました。
※『PCA hyper 会計シリーズ』は、［取引先］が追加されます。
また、「消費税明細書」の集計条件の［詳細条件］タブにて、金額範囲、摘要を指定し、検索できるようになりました。
■「消費税集計表」の免税事業者からの課税仕入れの税区分（QDなど）に「消費税額（国税分）の計算」「積上消費税額（国税分）の計算」行を追加しました。
＜補足＞
免税事業者等からの課税仕入れの積み上げ計算は、インボイスごとに税額控除が可能な消費税額（国税分）を計算して積み上げた金額から控除税額を計算するとされています。
そのため免税事業者等からの課税仕入れの税区分では、伝票単位で消費税額（国税分）を積み上げ計算した「積上消費税額（国税分）の計算」を表示しています。
割り戻し計算をした場合の「消費税額（国税分）の計算」も併せて表示していますので、これらが大きく違っていないことを確認してください。
■ 新しく「取引先別税区分別集計表」を追加しました。「取引先別税区分別集計表」は、適格事業者・非適格事業者の［補助科目（取引先）］ごとに税区分別の金額を集計したり、「事業者区分」または、「情報公表サイト」の情報と税区分を比較したりすることができます。
※「情報公表サイト」と比較する場合はインターネット接続が必要です。
その他の機能強化
■「達人シリーズ連動データの作成」の「消費税の達人連動」において、［令和5年10月1日以降終了課税期間分］に対応しました。
■「補助科目の登録」のツールバーに「適格情報更新」ボタンを追加しました。「編集」－「適格請求書発行事業者情報の一括更新」と同じ動作となります。
■「補助科目の登録」の［法人情報の変更］確認ダイアログの初期値を「OFF」に変更しました。
※『PCA hyper 会計シリーズ』は、「取引先の登録」で［法人情報の変更］確認ダイアログが表示されます。
■「取引先別税区分別集計表」の汎用データレイアウトを追加しました。
プログラムアップデート手順
- PCAソフトダウンロードサービス からプログラムをダウンロードし、アップデートしてください。
ダウンロードは、サポート＆サービス会員様および『PCAクラウド』『PCAサブスク』ご契約のお客様限定サービスです。 - 『PCAクラウド』『PCAサブスク』の場合は［スタート］－［PCA 自動アップデート サブスク］、オンプレミス版の場合は［スタート］－［PCA 自動アップデート］でもアップデートが可能です。
優先度の高い更新プログラムとして［PCA 自動アップデート（サブスク）］、［PCA ライセンス管理ツール］のいずれかが表示された場合は、『PCAソフト』より先に、ダウンロードとインストールを実行してください。
詳しい手順は以下のFAQにてご案内しております。
『PCAソフト バージョンDX』のアップデート方法を教えてください。
