Point 雇用保険料率変更（令和5年4月1日）

以下は、『PCA hyper 給与シリーズ』『PCA 給与シリーズ バージョンDX（じまん・jimanを含む）』についての説明です。

令和5年4月1日から雇用保険料率が以下の通りに変更されました。『PCA給与』では、新しい料率を設定することで、雇用保険料の自動計算が可能です。

『PCA給与』では、以下の設定をすることで新しい料率で雇用保険料が計算されます。
※操作の前に必ずデータのバックアップを実行してください。
※賞与は算定期間によって使用する率が違います。詳しくはハローワークにお問い合わせください。

① 「前準備」－「雇用保険の登録」を起動し、雇用保険コードを選択します。

② ［率情報］タブで、［期間の変更］ボタンをクリックして使用期間を追加します。
［使用期間の追加］の［開始日］は、新保険料率を適用する日付（旧保険料率を適用する最終支給日の翌日から、新保険料率を適用する初回支給日まで）を入力します。
※賞与は算定期間によって使用する率が異なります。詳しくはハローワークにお問い合わせください。
　例１）【4月分保険料を4月給与で徴収する場合】
　　　　「令和5年4月1日」に設定
　例２）【4月分保険料を5月給与で徴収する場合】
　　　　「令和5年5月1日」に設定

③ 被保険者負担の［雇用保険率 一般］を［6.0/1000］、［雇用保険率 建設等］を［7.0/1000］に変更して登録します。
（事業主負担は［雇用保険率 一般］を［9.5/1000］、［雇用保険率 建設等］を［11.5/1000］、または［10.5/1000］に変更して登録します。）

また、明細書に登録された雇用保険料は、「管理帳票」－（「台帳」）－「賃金台帳」や、「管理帳票」－（「労働保険」）－「基礎賃金集計表資料」等で確認することができます。
※基礎賃金集計表資料は『給与じまんDX（jiman含む）』ではご使用になれませんのでご注意ください。

賃金台帳では被保険者負担分の雇用保険料を確認することができます。
詳しい手順は以下のFAQにてご案内しております。
賃金台帳の出力方法について教えてください。

基礎賃金集計表資料では、被保険者だけでなく事業主負担分の雇用保険料や労災保険料、被保険者の人数等を確認することができます。
詳しい手順は以下のFAQにてご案内しております。
基礎賃金集計表資料の出力方法について教えてください。