バージョンごとの機能強化・仕様変更点
ここでは『PCA 商魂・商管シリーズ』プログラムのバージョンごとの主な機能強化・仕様変更点を説明しています。
・バージョン1.0、リビジョン6.54(2025/10)
■<商魂/商管 共通>
◇PCA IDに対応(PCAクラウド・PCAサブスクのみ)
・「システムツール」の「連携アカウントでログオンの有効化」にて、「PCA ID」の有効化が行えます。
・「システムユーザーの登録」の「一括新規」で「PCAアカウントから選択する」を利用し、システムユーザーを追加または新規作成することが可能です。
◇取引明細配信
・納品書の配信で、公開日時が同じなら配信先へのメールは1通のみ送信するようにしました。
同じ配信先に対して1日に複数の納品書を配信する運用では、配信メールが1通になりますので、メールの文面に「売上日」と「伝票No」の編集文字を使用しないことをお勧めします。
・PCA IDに移行のために、『PCA Hub 取引明細』側で削除した移行不可ユーザーを、もう一度同期することで簡単に復活できるようにしました。
・「随時」-「配信状況の確認」で、承認されていない配信データは「未公開」タブに表示し、その承認状況も表示するようにしました(『PCA Hub 取引明細』の承認機能に対応)。
◇メールアドレスのRFC違反チェック
・以下の処理においてRFC違反のメールアドレスは登録できないようにしました。
配信先の登録、汎用データの受入(配信先マスター)、システムユーザーメール設定、システムユーザー連携アカウント設定
※上記以外の処理ではチェックをしません。
■<商魂>
◆排他処理の改善
◇「販売管理」-「回収」-「入金伝票の受入」「入金伝票の受入(EB連携)」「入金伝票の受入(電債)」「取引明細の受入」
・これらの処理は、「売上伝票入力」や「請求書」等を排他処理とし同時起動できないように制御していました。この制御方法を改善して同時起動/同時実行をできるようにしました。
◇「随時」-「汎用データの受入」
・売上明細データを受け入れるときに、「取引明細の受入」処理が起動していると受け入れを実行できないように制限していましたが、これを実行できるようにしました。
■<システムツール>
・「連携アカウントでログオンの有効化」に「PCA ID」の有効化を追加しました。
■<互換性に関する変更点>
◇データ領域の更新について
・データ領域のバージョンを「2.49」に更新しました。
◇APIの変更について
・変更はありません。
◇汎用データの変更について
・変更はありません。
※これ以前のリビジョンについては、こちら をご覧ください。