パッケージ版「PCAソフト」販売・サポート終了と
クラウド版・サブスク版への移行について

移行についての詳細情報

パッケージ版ソフトの販売・サポート終了注意点

  1. パッケージ版ソフトは、2029年3月までサポートの対象になります
    ただし、2028年9月が"メンテンナンス終了日"となり、プログラムの改修等を終了いたしますので、より安心してご使用頂くためにも早めの移行をお勧めいたします。給与シリーズの年調プログラムなど毎年アップデート対応が必要なソフトにつきましては、メンテナンス終了日前に最新対応版の提供が終了となるケースもございますので、事前のご確認をお願いいたします。
  2. パッケージ版ソフトのPSS会員(保守契約)は、2028年4月以降から更新できなくなります
    販売・サポート終了スケジュールをご確認ください。
  3. 2029年4月以降から『PCAクラウド』『PCAクラウド on AWS』『PCAサブスク』の3サービスの提供になります
    パッケージ版ソフトからの移行は、運用環境により3サービスのいずれかを移行先としてご選択いただけます。
  4. パッケージ版ソフトから上記3サービスへの移行時、自動口座振替をご利用中のお客様は手続きが必要です。
    パッケージ版ソフトの保守会員で自動口座振替をご利用のお客様は、自動振替中止依頼書の送付が必要になります。大変お手数ですが、まずは03-5211-2700(代表)までご連絡ください。

移行先の3サービスによる違い・ポイント

ご利用環境について

移行先の3サービスいずれの場合も、インターネットに接続できるPCが必要です。 法改正等のアップデートプログラムのご提供方法は、弊社サイトからのダウンロード、もしくは自動アップデート機能になります。

業務ソフトの機能の違いについて

移行先の3サービスで機能は同じです。パッケージソフト版のPCA DXシリーズのメニュー、画面周り等の機能は同じになります。

ソフトの保守・バージョンアップについて

移行先の3サービスいずれの場合も、ご契約料金内(月額・年額契約)に全て含まれます。

ソフトの操作のお問い合わせについて

移行先の3サービスいずれの場合も、ご契約料金内(月額・年額契約)でお問い合わせいただけます。

ソフトのインストールやデータの保管先について

移行先の3サービスいずれの場合も、ご利用いただくPCでプログラムのインストールが必要になります。日々の業務で発生するデータの保管先は、移行先の3サービスによって異なります。

業務デジタル化を促進する「PCA Hub」シリーズとの連携について

移行先の3サービスいずれの場合も、連携できます。

移行先の3サービスについて「3つのサービスの詳細とメリット」「選び方のポイントと注意点」「価格」を、動画で確認できます。

ケース1:移行先の3サービスごとに業務がどう変わって、何が必要かを知りたい

現在の業務が変わるか

『PCAクラウド』・『PCAサブスク』どちらもPCA DXシリーズからの操作性・機能性を引き継いでいるため、今と同じ業務が行えます。
どちらもこれまでのシステムからのデータ移行やスムーズに運用を開始するための設定も可能なため、移行後すぐに業務を始めることができます。

現在の業務が変わるか

生産性は上がるか

『PCAサブスク』はDXシリーズと変わらないため、業務にかかる時間は変わりませんが、『PCAクラウド』は同じ業務でも同時接続ライセンスのため費用をかけず分散して業務を行えます。PCAクラウドを選んでもDXシリーズと同じやり方もできますし、在宅勤務などの新しい業務のやり方にも柔軟に対応いたします。

生産性は上がるか

システムの拡張性はあるか

『PCAクラウド』は最新のテクノロジーや業務のデジタル化に対応していきます。また、kintoneを始めとした業務課題を解決する数多くのクラウドサービスとの連携が可能になっております。

システムの拡張性はあるか

モデルケース『PCA会計DX』パッケージ版から、それぞれのサービスに移行した場合

こちらの動画で「3つのサービスの詳細とメリット」「選び方のポイントと注意点」「価格」についてさらに詳しくご説明しております。

ケース2:今のライセンス数のまま使いたいが、どれを選べばよいかを知りたい

『PCA会計DX』パッケージ版ソフトのエディションごとの対応方法

移行ケースD:パッケージ版ソフトのスタンドアロンと同じように使いたい。
移行ケースE:パッケージ版ソフトの EasyNetworkと同じように使いたいです。
移行ケースF:パッケージ版ソフトの with SQL、for SQLと同じように使いたいです。

移行先選択でのポイント

移行ケースE」のような「EasyNetwork」エディションから、『PCAサブスク』の複数CAL構成への移行は、データの保管先となるネットワーク用サーバーOSや、Microsoft SQL Server、および必要数のライセンス等のネットワーク運用のための環境構築が事前に必要になります。そのため、弊社もしくは、お付き合いのあるご販売店様までご準備やご相談をおすすめしております。

現在利用しているパッケージ製品の名称に、「Easy Network」「with SQL」「for SQL」といった名称が入っているネットワークタイプを使っている場合は、「データの保管先をどこにするか?」をまず先に考えて決めていく必要があるということね!!

ケース3:移行先の3サービスのコストを比較したい

コスト比較を行う際には、ソフトウェアの利用料の他に、システムを入れ替える際に削減されるコストを含めた、トータルコストでの比較をお勧めします。 また、一般的なソフトウェア・ハードウェアサイクルの5年間でのコスト比較をお勧めします。
比較例として『PCAクラウド 会計 on AWS』と『PCAサブスク 会計』を3ライセンスご利用する場合は以下の通りです。

PCAクラウド on AWS利用時のPCAサブスクとの差額

ソフトウエア費用 1,821,600円
(364,320円×5年)
673,200円
(134,640円×5年)
+1,148,400円
人件費※1 207,000円
(18h×5年×時給2,300円)
2,438,000円
(212h×5年×時給2,300円)
-2,231,000円
システム管理費 0円 2,350,000円
(サーバー費用 900,000円)
(SQL費用 400,000円)
(サーバー保守費用 250,000円)
(ウイルス対策費用 200,000円)
(バックアップ費用 600,000円)
-2,350,000円
5年間トータルコスト 2,028,600円 5,461,200円 -3,432,600円
  • ※1:仕訳入力(銀行取引・Excel管理) 税理士との情報のやりとり 年次決算のみ想定 時給2,300円は経理の平均年収(マイナビ調べ)から2020年所定労働時間から算出

『PCAサブスク』は、『PCAクラウド』よりもソフトウェア利用料が安いことが分かります。
ただし、複数台で利用する場合は、『PCAサブスク』ではハードウェアの費用がかかるため、『PCAクラウド』のほうがコストメリットがあります。

ケース4:パッケージ版ソフトからのデータ移行について知りたい

パッケージ版ソフトから『PCAクラウド』「PCAサブスク」へのデータ移行には、大きく5つのステップが必要です。

  1. PCAクラウド体験利用申込 ※「PCAサブスク」の体験利用は任意。
    『PCAクラウド』は体験利用が必須となっております。パッケージ版ソフトから『PCAクラウド』移行いただく場合、今までご利用いただいていた環境と違ってきますので、データセンターの本番環境に体験版クライアントソフトを使用して接続し、操作性や応答速度を確認していただいています。
  2. PCAクラウド / PCAサブスク 正式契約
    販売パートナー様経由で注文したい場合、最寄りの販売パートナー様へご連絡ください。 PCAに直接注文したい場合、『PCAクラウド on AWS』『PCAサブスク』は 「ZINNIA」にてご注文できます。 『PCAクラウド』は月額利用の場合、サイト内から申し込みできます
  3. PCAクラウド / PCAサブスク での事前準備
  4. パッケージ版でのデータのバックアップ作業
  5. PCAクラウド / PCAサブスク でのデータの移行
    パッケージ版ソフトでご利用中の業務データは「PCAサブスク」「PCAクラウド」へ移行できます。
    有償での作業も承っていますので、最寄りのパートナー様もしくはPCAまでご相談ください。

    また、お客様自身でも作業は可能です。

    パッケージ版ソフトでご利用中のSQL Serverのデータベースを、別のSQL Serverに移行するツールを提供しており、対象のPCA製品のデータベースを一括して移行することができます。データ移行支援ツールマニュアルをお読みの上、以下リンクからダウンロードしてご利用ください。また、手順を動画でもまとめているため参考にしてください。

移行についてわかりやすくオンラインなどで説明してほしい

現在PCAのパッケージ版ソフトをご利用いただいている方向けに、『PCAクラウド』や『PCAサブスク』への移行について説明させていただきます。お気軽にお申込ください。

ソフトを検討中の場合、まずは実際のソフトの体験利用もオススメです。