予算管理の概要

予算設定の流れ

予算を設定できるのは以下の項目となります。

得意先、商品、担当者、部門

前年実績があれば、その実績を基に当年の予算を設定することができます。

前年実績がなければ、予算項目ごとに個別に入力します。

  • 前年実績とは、売上伝票から集計された月別の実績のことで、「月次データ」として保存されています。

○前年実績が無い場合

  1. 上図②の「全社予算」を手入力します。

    • 全社予算は「当月実績の照会」「月次実績の照会」で実績と比較できます。

  2. 上図④の「個別予算」を手入力します。

 

○前年実績が有る場合

  1. 上図①の「全社予算の按分」で「全社予算」を参考実績から按分します。

  2. 上図②で、按分された全社予算を手入力で補正して決定します。

  3. 上図③の「個別予算の配分」で全社予算と個別参考実績から、個別の予算に配分します。

  4. 上図④で、配分された個別予算を、手入力で補正して決定します。

    *1:個別予算を登録できるのはAグループの予算だけです。

    Bグループの予算は、得意先・商品から集計されて管理資料に出力されます。

得意先区分別予算、商品区分別予算

得意先区分と商品区分の予算を登録することはできません。

管理資料において、これらの区分で予算と実績の比較ができますが、そのときに使われる予算は得意先または商品の予算から集計されたものになります。

部門別予算、担当者別予算

部門と担当者の予算は個別に登録することもできますし、得意先の予算を集計したものを使うこともできます。

「予算の登録」処理で比較に使う予算を設定します。

○得意先予算から集計

管理資料での「主担当部門」「主担当者」の予算比較は、得意先予算を集計したものが使われます。

「部門グループ」の予算比較も得意先予算を使い、その得意先が属する部門で部門グループを決定します。

○登録した予算

管理資料での「主担当部門」「主担当者」の予算比較は、「個別予算の登録」で登録したものが使われます。

「部門グループ」の予算比較も、登録した部門別予算を使い、その部門から部門グループを決定します。

 

【注意】

「担当部門」「担当者」の予算比較は、常に「個別予算の登録」で登録したものが使われます。

 

  • 「担当部門」「担当者」と「主担当部門」「主担当者」の考え方は、「システムの基本仕様」-取引先、担当者、部門をご覧ください。

登録した予算の削除

不要になった予算データの削除は、「データの保守」処理の月次データの削除機能で行います。

月次売上実績の削除と共に、指定した年月以前の予算データが削除されます。

個別に予算を削除するには、「個別予算の登録」画面で値を0にします。「予算の登録」処理が終了したときにそのデータだけが削除されます。

予算設定の仕様

項目

項目解説

予算管理項目

売上予算(千円単位)、粗利益予算(千円単位)、数量予算(整数)。

予算設定期間

1回の処理で1か月間~12か月間を同時に設定。

全社予算の按分方法

参考実績からの比例配分/月等分を選択。

全社予算の按分比率

参考実績を100とした場合の売上予算比、粗利益予算比を指定。

全社予算の配分方法

比例配分。

個別予算=月別配分比率(月別全社予算÷月別全社参考実績)×個別参考実績

○配分先

比例配分しますので、参考実績が有る得意先(商品/担当者/担当部門)にだけ配分します。

実績の無い得意先(商品/担当者/担当部門)は、手作業で予算入力できます。

○配分する月

比例配分しますので、参考実績が有る月にだけ配分します。

実績の無い月は、手作業で予算入力できます。

○数量予算の配分

売上予算の「月別配分比率」を基に配分します。

予算の補正(手入力)

按分された全社予算と配分された個別予算は、自由に訂正できます。

予算管理資料

○予算・実績対比表

当月の予実対比と任意期間の予実対比が同時に行えます。

○月次予算・実績推移表

予実対比の月別推移を任意期間(最大12ケ月)で把握できます。

○種類

以下の項目で予実対比が行えます。

得意先、商品、部門グループ、担当部門、担当者、主担当部門、主担当者、得意先区分1~5、商品区分1~5

 

  • 数量の予実対比は、「商品」と「商品区分1~5」で行えます。