マスターの削除について

使用したことのある得意先や仕入先、商品を削除しようとすると、以下のような画面が表示されます。

このメッセージは、削除したいマスターが表示のデータで使われていることを示しています。

メッセージに表示されているデータの中にある、削除したいマスターが使っている箇所の削除が必要です。

表示内容と削除方法を下表に示します。

表示内容

削除方法

更新・削除ログ

マスターの更新履歴で使われています。

更新履歴の確認」で削除します。

○○明細

○○伝票

該当する伝票で使われています。

該当する伝票入力処理を起動し、使われている伝票を呼び出し削除します。

仮出荷・預り品伝票

仮出荷伝票または預り品伝票で使われています。

「仮出荷伝票入力」または「預り品伝票入力」を起動し、使われている伝票を呼び出し削除します。

月次売上テーブル

月次仕入テーブル

売上伝票と仕入伝票で使われたことにより、月次売上テーブルと月次仕入テーブルでも使われます。

後述の「操作例」を参考にして月次データ(テーブル)を削除します。

売上予算テーブル

予算が登録されています。

「予算の登録」処理で削除します。過去の予算データは「データの保守」-「月次データの削除」で消すこともできます。

○○マスター

関連性のあるマスターで使われています。

該当するマスター登録処理で関連付けを解除するか、マスター自体を削除します。

セット商品明細

セット商品マスターで使われています。

「セット商品の登録」処理でその商品明細を削除します。

部品展開明細

部品展開マスターで使われています。

「部品展開の登録」処理でその製品または資材明細を削除します。

 

【留意点】

  1. 更新・削除ログ

    更新履歴の削除は該当のマスターのみではなく、指定した日付以前のすべての更新履歴が対象となります。必ず削除を実行する前に[ファイル出力]にて削除予定のすべてのデータを外部に保存してください。一度削除を行うと「以前どのような登録内容だったのか」という内容が確認できなくなります。

  2. 商品マスターの一括削除

    削除したい商品が複数あり、その商品を使用している伝票も複数あると、すべての伝票を削除することが難しい場合があります。そのような場合は「データの保守」-「商品マスターの一括削除」にて複数の商品をまとめて「置き換え後の商品」に置き換えることにより、一括削除が可能です。

    ※一括削除機能は得意先や仕入先にはなく、商品だけの機能となります。

 

操作例

「得意先の登録」処理で特定の得意先コードを削除しようとしたとき、以下の画面が出てきて削除ができないときを例にご説明します。

画面より、売上伝票と月次売上データ(テーブル)の削除が必要であることがわかります。

(1)  事前に「データ領域のバックアップ」処理を起動してデータをバックアップします。

バックアップが終了したら手順(2)へ進みます。

【重要】削除を行う前に必ずデータ領域のバックアップを行ってください。

(2)  最初に「売上伝票」の削除を行います。

処理メニューから、「販売管理」-「売上」-「売上伝票入力」を開きます。

(3)   [検索]ボタンをクリックして開き、削除したい得意先コードを入れて伝票を検索します。

「検索結果を一覧表示する」にチェックマークを入れ、[表示順]で「売上日・伝票No・得意先」を選択しておきます。

(4)  検索結果の一覧が売上日の大きい順に表示されます。先頭の行を選択して[設定]ボタンをクリックします。

後で「何年何月~何年何月までの期間に伝票があったか」が必要になりますので「売上日」の最大と最小を記録しておきます

(5)   表示された売上伝票を削除します。

(6)  手順(4)の検索結果一覧画面が再表示されますので、手順(4)(5)を繰り返します。

削除した行(伝票)は残ったまま表示されますが、カーソルのある行の1行下が次に削除する行(伝票)になります。

(7)  対象の売上伝票をすべて削除したら手順(8)に進みます。

手順(3)をもう一度行えば残った伝票が無いことを確認できます。

(8)  ここからは「月次売上テーブル」の削除手順になります。

「ファイル」-「データの保守」を起動します。

(9)  月次実績の再計算]を選択し、手順(4)で確認していた削除した売上伝票の期間+前後1か月程度を指定し、[対象]を[売上]にし、実行します。削除する得意先の売上伝票がなくなったので、その得意先の月次データがここで消えます。

※月次データを「月次実績の照会」処理の中で手修正している場合、再計算される年月内の修正データはクリアされますのでご注意ください。必要な場合は再計算後、再度修正を行ってください。

(10)  「得意先の登録」処理を起動し、得意先が削除できるか確認を行います。

得意先が削除できたらここで終了です。

まだ「月次売上テーブル」のメッセージが出て得意先が削除できないときは、「データ削除日」以前の月次データを削除する必要がありますので手順(11)に進みます。

※「月次データの削除」を行った場合、指定年月以前の月次売上データ、月次仕入データ、予算データの一切が削除されますのでご注意ください。

(11)   「ファイル」-「データ領域の選択」にて、現在使用中の領域の「データ削除日」を確認します。

(12)   「ファイル」-「データの保守」を起動します。

(13)  月次データの削除]を選択し、[削除する年月]を手順(11)で調べた「データ削除日」の年月を入力して[実行]ボタンをクリックします。

(14)  もう一度「得意先の登録」処理を起動し、得意先を削除します。