仕訳データの作成

3.代表科目の設定

仕訳データにセットする、勘定科目・補助コードを伝票別に設定します。

[代表科目]ボタンをクリックすると、設定画面が表示されます。

  • 売上伝票の設定画面です。他の伝票の画面は省略します。

入力項目の説明

入力項目

入力内容

勘定科目

会計側の勘定科目コードを入力します。

  • 「直接連動」のときに[参照]ボタンが表示されます。クリックして参照画面から選択することもできます。「勘定科目名」は会計側の名称がセットされます。

補助

勘定科目に補助が設定されていれば、補助コードを入力します。

  • 「直接連動」のときに[参照]ボタンが表示されます。クリックして参照画面から選択することもできます。「補助名」は会計側の名称がセットされます。

勘定科目名

補助名

勘定科目名称、補助名称を入力します。

参考表示ですから入力なしでも構いません。

  • 「直接連動」のとき、勘定科目コード、補助コードを入力したときに、会計側の名称に置き換わります。

補助の使用

チェックマークを付けると、仕訳作成時に「4.補助登録」で登録した補助コードが適用されます。

税区分について

税区分は、仕訳作成時に自動で付加する仕組みをとっています。

設定した勘定科目にそぐわない税区分が付加された場合、作成された仕訳データを修正するか、『PCA会計』側で変更してください。

  • 入金と支払の、「値引」と「その他」だけは税区分を設定できます。

入金と支払の相殺科目

『商魂』と『商管』を併用していて売掛金と買掛金を相殺する場合、相殺科目は「諸口」で登録してください。売掛金と買掛金で登録すると二重計上されてしまいます。

転送後に、『PCA会計』側で修正してください。

売上伝票からの仕訳

売上伝票は、その内容により以下の科目に仕訳されます。

税区分2桁目の“*”には税率に対応した数字が入ります。

設定項目

売上伝票の内容

科目の初期値

税区分

借方

掛売上

伝区が0(掛売)

152 売掛金

00

カード売上

伝区が2(カード)

152 売掛金

00

その他売上

伝区が3(その他)

152 売掛金

00

クレジット売上

伝区が4(クレジット)

152 売掛金

00

現金売上

伝区が1(現収)

111 現金

00

決済手数料

クレジット売上の決済手数料とその消費税

741 支払手数料

Q*

仮払消費税

191 仮払消費税等

Q*

貸方

一般商品(売上)

通常売上(売上の区=0)

511 売上高

B*

一般商品(返品)

返品明細(売上の区=1)

521 売上値引戻り高

C*(注1)

一般商品(単価訂正)

単価訂正(売上の区=2)

521 売上値引戻り高

C*(注1)

雑商品

商品のマスター区分=1

511 売上高

B*

諸雑費

商品のマスター区分=2

511 売上高

B*

値引

商品のマスター区分=3

523 売上割戻し高

C*(注1)

非課税商品

税率=0%の明細

517 非課税売上高

A0、G0

仮受消費税

消費税

335 仮受消費税等

B*

(注1)値引などの税区分操作

「返品」「単価訂正」「値引」の場合、主科目が「通常売上」と同じなら「通常売上」の税区分を適用します。

例1)通常売上=511、返品=511なら、返品にはB*を適用します。

例2)通常売上=511、返品=521なら、返品にはC*を適用します。

 

■留意点

  • 「返品」「単価訂正」「値引」は売上高がマイナスなので借方に仕訳されます。

  • 赤伝(マイナス金額)なら、逆仕訳(借方・貸方が逆)になります。

    「返品」「単価訂正」「値引」もプラス金額なら、貸方に仕訳されます。

  • 売上科目は、「6.売上・仕入科目(商品別)」で商品別に科目を設定することもできます。

 

入金伝票からの仕訳

入金伝票は、科目(売掛、前受、仮受)ごとに代表科目を設定します。

●売掛

設定項目

入金伝票の内容

科目の初期値

税区分

借方

現金

入金伝票の種別ごとに仕訳します。

111 現金

00

小切手

111 現金

00

振込

131 普通預金

00

手形

150 受取手形

00

相殺

312 買掛金

00

値引

523 売上割戻し高

C5(変更可)

その他

741 支払手数料

Q5(変更可)

電債

151 電子記録債権

00

貸方

売上伝票の「掛売上」で指定した科目で仕訳します。

152 売掛金

00

 

●前受

設定項目

入金伝票の内容

科目の初期値

税区分

借方

現金

入金伝票の種別ごとに仕訳します。

111 現金

00

小切手

111 現金

00

振込

131 普通預金

00

手形

150 受取手形

00

その他

741 支払手数料

Q5(変更可)

電債

151 電子記録債権

00

貸方

前受金

 

324 前受金

00

売掛金への振替

借方

前受金で指定した科目で仕訳します。

324 前受金

00

貸方

売上伝票の「掛売上」で指定した科目で仕訳します。

152 売掛金

00

 

●仮受

設定項目

入金伝票の内容

科目の初期値

税区分

借方

現金

入金伝票の種別ごとに仕訳します。

111 現金

00

小切手

111 現金

00

振込

131 普通預金

00

手形

150 受取手形

00

その他

741 支払手数料

Q5(変更可)

電債

151 電子記録債権

00

貸方

仮受金

 

331 仮受金

00

前受金への振替

借方

仮受金で指定した科目で仕訳します。

331 仮受金

00

貸方

「前受」の「前受金」で指定した科目で仕訳します。

324 前受金

00

売掛金への振替

借方

仮受金で指定した科目で仕訳します。

331 仮受金

00

貸方

売上伝票の「掛売上」で指定した科目で仕訳します。

152 売掛金

00

 

■留意点

  • 入金伝票からの仕訳は「内税自動計算」として仕訳します。

    種別が「値引」と「その他」は、税区分を設定できます。その税区分が課税であれば内税を計算して作成します。

    「その他」は、振込手数料とみなして仕訳します。したがって、税区分の初期値は「Q5」(課税仕入)としています。

  • 手形の場合、作成方法が伝票単位なら手形期日・手形番号も仕訳データに転送します。

    電債の場合も同様に、支払期日・記録番号を仕訳データに転送します。

    手形と電債の勘定科目・補助科目が同じだった場合、1つの仕訳にまとめられますが、そのときは手形の期日と番号を優先して転送します。

  • 振込・手形・その他・電債は、会社口座別に設定することができます。

    7.振込科目(会社口座)」をご覧ください。

  • 入金額がマイナス(返金)なら、逆仕訳(借方・貸方が逆)になります。

仕入伝票からの仕訳

仕入伝票は、科目(仕入、仕入以外)ごとに代表科目を設定します。

税区分2桁目の“*”には税率に対応した数字が入ります。

  • 仕入税額控除経過措置対応

    仕入伝票の事業者区分が[1:非適格(経過措置あり)]のとき、経過措置を示す税区分を入れます。また消費税は、「免税事業者等からの課税仕入れの経理方法」の設定内容によっては控除した税額にします。

    仕入伝票の事業者区分が[2:非適格(経過措置なし)]のとき、税区分2桁目には「0」を入れ、消費税も「0円」とします。

 

●仕入

設定項目

仕入伝票の内容

科目の初期値

税区分

貸方

掛仕入

伝区が0(掛買)

312 買掛金(注2)

00

カード仕入

伝区が2(カード)

312 買掛金(注2)

00

その他仕入

伝区が3(その他)

312 買掛金(注2)

00

現金仕入

伝区が1(現金)

111 現金

00

借方

一般商品

(仕入)

通常仕入(仕入の区=0)

541 商品仕入高

Q*、S*、U*

一般商品

(返品)

返品明細(仕入の区=1)

551 仕入値引戻し高

R*、T*、V*

(注1)

一般商品

(単価訂正)

単価訂正(仕入の区=2)

551 仕入値引戻し高

R*、T*、V*

(注1)

雑商品

商品のマスター区分=1

541 商品仕入高

Q*、S*、U*

諸雑費

商品のマスター区分=2

541 商品仕入高

Q*、S*、U*

値引

商品のマスター区分=3

553 仕入割戻し高

R*、T*、V*

(注1)

非課税商品

税率=0%の明細

544 非課税仕入高

P0、W0

仮払消費税

消費税

191 仮払消費税等

Q*、S*、U*

(注1)値引などの税区分操作

「返品」「単価訂正」「値引」の場合、主科目が「通常仕入」と同じなら「通常仕入」の税区分を適用します。

例1)通常仕入=541、返品=541なら、返品にはQ*(S*、U*)を適用します。

例2)通常仕入=541、返品=551なら、返品にはR*(T*、V*)を適用します。

 

仕入以外

○貸方の「312買掛金」は「322未払金」が初期値となります(注2)。

○借方の初期値は「仕入」と同様としています。

経費など多様な設定が考えられますので設定変更が必要です。

仕入科目とは別に、「6.売上・仕入科目(商品別)」で商品別に科目を設定することもできます。

 

■留意点

  • 「返品」「単価訂正」「値引」は仕入高がマイナスなので貸方に仕訳されます。

  • 赤伝(マイナス金額)なら、逆仕訳(借方・貸方が逆)になります。

    「返品」「単価訂正」「値引」もプラス金額なら、借方に仕訳されます。

  • 仕入科目は、「6.売上・仕入科目(商品別)」で商品別に科目を設定することもできます。

  • 仕入科目の税区分は、個別対応方式によって変化します。

 

支払伝票からの仕訳

支払伝票は、科目(買掛、未払、前払)ごとに代表科目を設定します。

●買掛

設定項目

支払伝票の内容

科目の初期値

税区分

貸方

現金

支払伝票の種別ごとに仕訳します。

111 現金

00

小切手

121 当座預金

00

振込

131 普通預金

00

手形

301 支払手形

00

相殺

152 売掛金

00

値引

553 仕入割戻し高

R5(変更可)

その他

131 普通預金

00(変更可)

電債

306 電子記録債務

00

借方

仕入伝票の「仕入」-「掛仕入」で指定した科目で仕訳します。

312 買掛金(注1)

00

 

●未払

貸方は、「買掛」と同様の設定内容です。

借方は、仕入伝票の「仕入以外」-「掛仕入」で指定した科目で仕訳します。初期値は「322未払金」です(注1)。

 

●前払

設定項目

支払伝票の内容

科目の初期値

税区分

貸方

現金

支払伝票の種別ごとに仕訳します。

111 現金

00

小切手

121 当座預金

00

振込

131 普通預金

00

手形

301 支払手形

00

その他

131 普通預金

00(変更可)

電債

306 電子記録債務

00

借方

前払金

 

181 前渡金

00

買掛金への振替

貸方

前払金で指定した科目で仕訳します。

181 前渡金

00

借方

仕入伝票の「仕入」-「掛仕入」で指定した科目で仕訳します。

312 買掛金

00

未払金への振替

貸方

前払金で指定した科目で仕訳します。

181 前渡金

00

借方

仕入伝票の「仕入以外」-「掛仕入」で指定した科目で仕訳します。

322 未払金

00

 

■留意点

  • 支払伝票からの仕訳は「内税自動計算」として仕訳します。

    種別が「値引」と「その他」は、税区分を設定できます。その税区分が課税であれば内税を計算して作成します。

    「その他」の初期値は「00」としていますので、初期値のままでは消費税を計算しません。

  • 手形の場合、作成方法が伝票単位なら手形期日・手形番号も仕訳データに転送します。

    電債の場合も同様に、支払期日・記録番号を仕訳データに転送します。

    手形と電債の勘定科目・補助科目が同じだった場合、1つの仕訳にまとめられますが、そのときは手形の期日と番号を優先して転送します。

  • 振込・手形・その他・電債は、会社口座別に設定することができます。

    7.振込科目(会社口座)」をご覧ください。

  • 支払額がマイナス(返金)なら、逆仕訳(借方・貸方が逆)になります。

  • 仕入税額控除経過措置対応

    「値引」と「その他」の消費税を計算するときの仕入税額控除の説明です。

    仕入先の事業者区分が[1:非適格(経過措置あり)]のとき、経過措置を示す税区分を入れます。また消費税は、「免税事業者等からの課税仕入れの経理方法」の設定内容によっては控除した税額にします。

    仕入先の事業者区分が[2:非適格(経過措置なし)]のとき、税区分2桁目には「0」を入れ、消費税も「0円」とします。

    【注意】

    金額が1万円未満のときは[0:適格]と扱い、この対応から外れます。