計算式の登録

あらかじめ登録した「計算式」を使うことで、各種伝票入力時に伝票項目の計算を行うことができます。

計算式は99種類登録でき、1種類あたり10個までの式を登録できます。

式に優先順位がある場合で、1式で表現できないときは複数個の式を登録することで対応します。複数個の式を登録した場合、式は上から順に評価されます。

 

  • 計算式に関する本ソフトの仕様・各処理での使われ方は、「システムの基本仕様」-計算式機能をご覧ください。

    ここでは、「計算式の登録」処理の操作方法・注意事項を説明しています。

ヒントと注意事項

  1. ソフト仕様上の基本計算式

    ○「入数×箱数=数量」

    計算式を使った商品はこの計算を行いません。必要であれば、式の中にこの計算式を一緒に登録してください。

    ○「数量×単価=金額」

    この計算は、計算式に登録した計算を行ったあと、必ず行われます。

  2. 商品マスターに計算式を設定した後や、計算式を使った伝票を登録した後に計算式を変更・削除する際にはいくつかの制限があります。

    ○商品マスターに計算式を設定した後

    その計算式の削除はできなくなります。式の変更はできますが、「データ区分」の変更はできません。

    • 参考表示として、「個別表示画面」に表示した際、「計算式コードがマスターで使用済みです。データ区分の変更はできません」と表示しています。

    ○計算式を使った伝票を登録した後

    その計算式の削除・変更はできません。計算項目などの選択を変更しても元に戻す仕組みになっています。定数の登録においても、その定数を変更することができません。

    • 参考表示として、「個別表示画面」に表示した際、「計算式コードが伝票で使用済みです。計算式名称の変更のみ可能です」と表示しています。

  3. 登録時に以下のチェックを行います。

    (1)  「計算結果」と「計算項目1~6」に同じ項目を指定できません。

    (2)  式を複数行登録する場合、「計算結果」に同じ項目を指定できません。

    (3)  「中間結果1~5」を「計算項目1~6」で使用する場合、それより上の式で「計算結果」となっていなければなりません。

    (4)  「計算結果」の項目は、それより上の式で「計算項目1~6」に指定できません。

  4. 商品マスターや入出荷伝票に使われた計算式は削除できなくなります。詳細は「システムの基本仕様」-「マスターの管理」-マスター削除時の制限をご覧ください。

画面

≪一覧表示画面≫

処理を起動するとこの画面が表示されます。

[新規]ボタンや[詳細]ボタンをクリックして「個別表示画面」を開き、マスターの登録・修正を行います。

≪個別表示画面≫