計算式機能

あらかじめ登録した「計算式」を使うことで、各種伝票入力時に伝票項目の計算を行うことができます。

この章には、計算式機能を使うにあたっての仕様・操作説明・制限事項がまとめて記載されています。

  • 「計算式の登録」処理の説明は、「前準備」-計算式の登録をご覧ください。

    その他の関連する処理の説明ページでは、計算式に関する説明は省略されていますのでご留意ください。

計算式の仕様と機能を使うまでの流れ

(2)  会社基本情報の登録

計算式で使うことのできる「計算式項目」(9項目)の設定を行います。

(3)  計算式の登録

計算式を登録します。99種類まで登録できます。

(4)  商品の登録

商品ごとに、使う計算式を選択して登録します。

また、計算式項目の初期値も設定できます。

(5)  伝票入力

商品明細の入力時に、計算式に従った計算を行います。

計算式項目は入力・訂正も行えます。

(6)  管理資料

一部の帳票(明細表、集計表等)には計算式項目を出力します。

 

1. 仕様と制限事項

項目

仕様と制限事項

計算式が使える伝票入力

『商魂』:見積伝票入力・受注伝票入力・売上伝票入力

『商管』:個別発注伝票入力、仕入伝票入力

  • 一括発注伝票入力、完成伝票入力、出荷伝票入力、振替伝票入力では使えません。

    また、「同時入荷伝票の作成」「同時完成伝票の作成」「引当発注伝票の作成」「在庫補充伝票の作成」で作成された発注伝票・仕入伝票に対して計算式を適用することはできません。

伝票入力での制限事項

○受注からの売上で計算式を使った商品は「一部出荷」はできません。

発注からの仕入も同様です。

○セット商品の登録で、「実績」を[管理しない]とした商品は計算式を無効として計算を行いません。また、商品の計算式項目も展開しません。

計算式項目

計算式用に数値項目をマスターと伝票に追加することができます。

商品マスター(3項目)、『商魂』伝票(3項目)、『商管』伝票(3項目)

  • これらの項目は計算式機能を使わなくても使用することができます。

計算式追加項目の出力

○以下の管理資料に印刷できます。

伝票入力チェックリスト

見積明細表、見積集計表

受注明細表、受注集計表

売上明細表、売上集計表

発注明細表、発注集計表

仕入明細表、仕入集計表

○『フリーフォーマット』で設計することにより、見積書・納品書・請求書・注文書に印刷することができます。

計算式

99種類登録でき、1種類あたり10個までの式を含むことができます。

式に優先順位がある場合、複数個の式を登録することで対応します。

中間結果項目を使うことで、式中間の小数桁数・端数処理を決定できます。

定数を登録することで式の中に定数を含めることができます。

計算できる項目

入数・箱数・数量・追加項目を計算することができます。

  • 単価・金額を計算することはできません。

2. 会社基本情報の登録

以下の計算式項目(9項目)の設定を行います。項目はすべて数値項目となります。

商品マスター:商品項目1、商品項目2、商品項目3

見積・受注・売上伝票:売上項目1、売上項目2、売上項目3

発注・仕入伝票:仕入項目1、仕入項目2、仕入項目3

商品マスターの3項目は、「商品の登録」処理で初期値を設定できます。

○名称

項目名称を設定します。

全角6(半角12)文字以内で入力します。

登録した名称は、伝票入力の登録画面や管理資料の項目タイトルに表示されます。

単位も名称に含めて登録すれば伝票入力時にわかりやすくなると思います。

 

○小数部桁数

小数以下の桁数を選択します。

整数部は指定した小数桁数により上限を定めています。

小数部桁数

整数部の桁数

整数のみ

10桁

小数1桁

9桁

小数2桁

8桁

小数3桁

7桁

小数4桁

6桁

【注意】

計算式を使った伝票を登録すると、小数部桁数は変更できなくなります。

特に、商品項目は商品マスターに初期値を登録したあとでも変更できなくなります。

 

○合計出力

管理資料などに計算式項目を印刷する場合、計算式項目の合計を出力するか否かを指示します。

計算式項目を数量や金額の意味合いで使った場合は[出力する]、単価の意味合いで使った場合は[出力しない]と設定します。

3. 計算式の登録

「前準備」-「計算式の登録」処理で計算式を登録します。

計算式は99種類登録でき、1種類あたり10個までの式を登録できます。

式に優先順位がある場合で、1式で表現できないときは複数個の式を登録することで対応します。

複数個の式を登録した場合、式は上から順に評価されます。

 

  • 「計算式の登録」処理の説明は、「前準備」-計算式の登録をご覧ください。

登録画面

4. 商品の登録

「前準備」-「商品の登録」処理で、商品項目(3項目)の初期値設定と登録された計算式の選択を行います。

登録画面

○売上計算式、仕入計算式

売上(『商魂』)と仕入(『商管』)で使用する計算式をそれぞれ選択します。

○商品項目1、商品項目2、商品項目3

初期値を入力します。入力された値は、伝票入力時に初期表示されます。

 

【「マスター区分」「システム区分」との関係】

○「マスター区分」が[一般商品]に限り、商品項目(3項目)と計算式を登録できます。

○「システム区分」による計算式の登録可不可は以下のようになります。

共用:売上計算式・仕入計算式の両方を登録できます。

売上専用:売上計算式のみ登録できます。

仕入専用:仕入計算式のみ登録できます。

 

初期設定画面の入力項目設定

導入直後は、入力不要の状態になっていますので、チェックマークを付けて入力要の状態にします。

初期設定画面の初期値設定

計算式の初期値を設定しておきます。

新規に登録する商品はこの初期値が代入されますので、常に同じ計算式を選択できます。

5. 伝票入力

伝票入力における計算式機能の仕様・操作方法を説明します。

「売上伝票入力」を例にとり説明します。「見積伝票入力」「受注伝票入力」「個別発注伝票入力」「仕入伝票入力」もほぼ同様となります。

入力項目の設定画面

○以下の項目を表示

チェックマークを付けると、計算式項目を入力画面に表示します。

○商品項目1、商品項目2、商品項目3

商品マスターから代入されますが、訂正が必要なら、それぞれの項目にチェックマークを付けます。

○売上項目1、売上項目2、売上項目3

入力が必要なら、クリックしてチェックマークを付けます。

 

[入力順]ボタンで計算項目の入力順を変更することができます。

  • 計算式項目を表示したときの明細行の表示内容と、入力順機能の説明は、「共通操作(伝票入力)」-明細項目の入力欄と入力順をご覧ください。

伝票入力での動作

 

○計算式での計算は、商品コードを入力したときか計算式に使われている項目を変更したときに行われます。

○箱数は入数が入力されているときだけ入力できますが、計算式を使った商品にこの制限はありません。

○数量は入数と箱数が入力されていると入力できませんが、計算式を使った商品にこの制限はありません。

 

6. 管理資料

管理資料に計算式項目を印刷する方法を説明します。

「売上集計表」を例にとり説明します。他の資料も同様の方法です。

出力項目の指定画面

条件指示画面から[出力項目]ボタンをクリックします。

以下の画面が開きます。

計算式項目を出力するようにチェックマークを付けます。

 

【注意】

「会社基本情報の登録」で計算式項目の「合計出力」が[出力する]になっていないと、集計表ではこれらの項目はチェックできません。