銀行振込一覧

本処理には以下の機能があります。下記帳票、データを、種別が「振込」の支払伝票を基に作成します。

従って、処理を行う前に、実際の振込日で支払伝票を入力しておく必要があります。

  • 振込一覧表の印刷と画面照会

  • 総合振込依頼書の応用用紙印刷、専用単票用紙印刷

  • 総合振込データの作成

ヒントと注意事項

  1. 『債権管理オプション』のみをご利用の場合、本処理を実行することはできません。

  2. 振込金額が0以下になったデータは、振込一覧表には出力しますが、総合振込依頼書と総合振込データには出力しません。

  3. 総合振込データを作成する際は以下の点に注意が必要です。

    (1)  総合振込データは、全銀協で使用可能な文字が制限されています。

    以下の項目については必ず制限内の文字で登録するようにしてください。
    金融機関の金融機関名フリガナ、支店名フリガナ、委託者名フリガナ、支払先マスターの振込先名カナ

    • なお、一部の文字を以下のように変換して振込データを作成します。

      • 英字小文字→英字大文字

      • 全角カナ→半角カナ

      • カナ小文字→カナ大文字

      • 長音→ハイフン

      • 拗音/促音→大文字( ァ→ア、ッ→ツ)

      • 中点→ピリオド

    (2)  作成された総合振込データは、取扱金融機関でコンピュータ処理されることになります。
    前もって、取扱金融機関とデータ内容についてご確認ください。
    特に、データ間の「区切り文字」が各金融機関で異なるようです。

    • 「区切り文字」の取扱いについては、「前準備」-「金融機関の登録」であらかじめ設定できます。

  4. 先方負担の振込手数料について
    支払伝票には振込金額ではなく支払金額を入力し、入力した支払金額から振込手数料が決定されますので、特殊なケースとして次のようなことが起こります。
    例)30,000円未満が550円、30,000万円以上が770円という設定のとき
    「振込」:30,600円、「先方負担」の場合。

    (1)  30,600円の支払金額より、「30,000円以上の手数料」770円となります。

    (2)  「先方負担」ですので振込金額は、29,830円(30,600円-770円)となります。

    (3)  ところが、振込金額29,830円を金融機関に振込依頼した時、実際に支払う振込手数料は、「30,000円未満の手数料」550円に変わってしまいます。

    この場合、「銀行振込一覧」の「手数料」欄右に「*」を表示して、実際に金融機関に支払う振込手数料が変わる旨を警告します。

    なお、手数料差額の220円分は連動する『PCA hyper 会計シリーズ』で雑収入として処理することになります。

    詳細については、「債務管理」-「支払確定」-「ご参考(手数料支払方法毎に発生する仕訳)」をご覧ください。

  5. 連動する『PCA hyper 会計シリーズ』の部門・科目セキュリティ設定によって一部動作に制限を受けます。

    詳細については、「システムの基本仕様」-「部門・科目セキュリティ」-「2.処理別の仕様」をご覧ください。

画面

メニューの「債務管理」-「支払」-「銀行振込一覧」を選択すると、以下のような画面が表示されます。