同時伝票入力と入力制限

同時入力伝票単位で行う制限

○処理レベルの設定

『商魂/商管』と同様に「処理レベルの設定」処理で、処理・機能の実行制限を設定します。

「登録」と「訂正・削除」の制限は「同時入力伝票」単位で行います。『商魂/商管』の「売上伝票入力」処理等の制限は影響しません。

例)「売上・仕入伝票入力」が登録不可なら、「売上伝票入力」と「仕入伝票入力」が登録可能でも、「売上・仕入伝票入力」で登録操作は行えません。

○更新猶予日数

「同時入力伝票」単位の登録日時で判定します。登録された売上伝票や仕入伝票の登録日時は関係しません。

各種伝票単位で行う制限

「同時伝票入力」で登録された、各種伝票単位に行う必要のある入力制限について説明します。同時入力伝票内には複数伝票が存在するため、それらの伝票ごとに制限を確認する必要があります。

  • ※ 新規伝票入力時は、項目(伝票日付、取引先等)を入力したときに制限を確認します。したがって、ここでの説明は訂正時・削除時の説明になります。

■ 対象となる入力制限

○承認

承認操作は、「伝票の承認」処理で各種伝票単位に行います。したがって、「承認権レベル」が異なるユーザーが承認した伝票が、同時入力伝票内に存在する可能性があります。

○請求/精算が済んだ伝票

○在庫締切が済んだ伝票

○部門別セキュリティ

「参照ロック」された部門の伝票が一枚でもあれば、同時入力伝票自体を入力画面に表示しません。ここでの説明は「入力ロック」についての説明になります。

  • ※ 部門別セキュリティについては「システムの基本仕様」-「部門別セキュリティ」も合わせてご覧ください。

■ 単側伝票が制限されている場合

単側伝票のすべての入力項目を変更できないようにします。

■ 複側伝票が制限されている場合

制限対象の複側伝票のすべての入力項目を変更できないようにします。

ヘッダー部で入力する「担当者」「部門」が入力ロック対象なら、すべての複側伝票が制限されます。また、一伝票でも制限対象になっていればヘッダー部の複側伝票項目は変更できなくなります。

どの伝票が制限されているか分かるように明細欄右にマークを表示して、カーソルが上にきたら、制限理由を表示します。

■ 計算式による制限

計算式が設定された明細は、単側、複側の片方だけが制限対象であっても、もう一方も制限して変更できないようにします。

例)単側が入力ロックされた部門の伝票のとき、複側が入力ロックされていない部門であっても、計算式が設定された複側の明細は変更できません。

  • ※ 計算結果に「商品項目」を含まない計算式であってもこの制限を掛けます。

その他の制限について

■ 原価割れチェック

『商魂/商管』と同様のチェックを行います。受注明細・売上明細が対象です。

■ 最低利益率割れチェック

『商魂/商管』と同様のチェックを行います。受注伝票・売上伝票が対象です。

■ 与信限度チェック

『商魂/商管』と同様のチェックを行います。受注伝票・売上伝票が対象です。

「発注・受注伝票入力」と「仕入・売上伝票入力」では複側伝票をチェックすることになり、複数の得意先のチェックを行います。このため、警告画面で得意先の選択ができるようにしています。

■ 在庫割れチェック

『商魂/商管』と同様のチェックを行いますが、留意点があります。

『同時入力』では仕入側の伝票も同じ画面で入力します。このため、入力中の発注数量・仕入数量も計算に入れて在庫確認を行います。