予約確認と本伝票作成

「予約伝票の登録」処理で登録した“予約伝票”から、“本伝票”(売上伝票と仕入伝票)を作成します。当処理は、「随時」処理メニューから呼び出しますが、「通知機能」を使うことでソフトの起動時/終了時にも呼び出すことができます。

 

○ソフトの起動時/終了時に通知を受けられるユーザー

「予約伝票の登録」の「通知・登録ユーザー」に含まれているユーザーが通知を受けることができます。「通知・登録ユーザー」は予約伝票ごとに設定できますので、自身が含まれた予約伝票の期日が到来していれば通知されます。

○本伝票を作成できるユーザー

当処理を起動できるユーザー(“領域責任者”か起動可能な処理レベルを割り当てられたユーザー)であれば予約伝票から本伝票を作成できます。

領域責任者はすべての予約伝票から本伝票を作成できます。その他のユーザーは自身が「通知・登録ユーザー」に含まれている予約伝票から本伝票を作成できます。

  • 処理レベルで、売上伝票や仕入伝票の登録を制限されているユーザーでも、当処理が起動できれば本伝票を作成することができます。

ヒントと注意事項

  1. 「伝区」は予約伝票で設定したものになります。

  2. 消費税の再計算について(売上伝票で説明していますが仕入伝票も同様です)。

    得意先マスターの消費税端数処理方法・消費税通知方法が、「契約売上伝票」登録時と異なる可能性がありますので、現在のマスターから読み直して消費税を再計算します。マスターの内容が契約売上伝票作成時と変わっていなければ計算結果は同じになります。ただし、消費税を手修正した伝票は修正前の消費税に戻ります。

    • この再計算は、条件指示画面の「適用税率・税種別」の設定に関係なく行われます。[契約伝票のまま]を選択していても税率確認をしないだけで、再計算は行われます。

  3. 税率が改正されたときの一時期において、適用単価・消費税についての注意点があります。「システムの基本仕様」-「消費税」-税率改正時の一時的な注意点をご覧ください。

  4. クレジット伝票について

    決済日は売上日と決済会社マスターの情報により常に再計算します。

    決済手数料は条件指示の「適用税率・税種別」に関係なく、常に売上日時点の税率で再計算します。

  5. 作成される売上伝票の「請求先」は、予約伝票(契約伝票)に登録された請求先になります。得意先マスターに設定されている請求先に置き換えることはしません。契約伝票を登録時に「請求先」を設定できますが、その請求先で売上伝票が作成されることになります。