会社基本情報の登録
ご参考(承認機能について)
承認機能を使用することで、以下のような運用が可能になります。
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承認後のデータを承認権レベルが低い他のユーザーが更新(修正・削除)できないようにする
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承認されたデータを帳票に反映し、承認されていないデータは帳票に反映しない。また、帳票に反映する承認階層を設定する
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※ 未反映伝票では残高は更新されず、承認によって伝票が反映状態になったときに残高が更新されます。
≪承認機能に関係する処理≫
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◇ 「前準備」-「会社基本情報の登録」:自分で入力した伝票の承認の可否、承認印欄4個の名称、それぞれの承認印を押すのに必要な承認権レベル、伝票の帳票への反映のタイミング(入力時なのかチェックリスト承認時なのか)、伝票の帳票への反映に必要な承認階層を設定します。
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◇ 「セキュリティ」-「領域ユーザーの登録」:伝票承認権の有無、承認権レベルを領域ユーザーごとに設定します。
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◇ 各チェックリスト処理:入力されたデータの承認を行います。
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※ 以下の伝票については承認を行うことができません。
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部門・科目セキュリティによって制限されている伝票
詳細については、「システムの基本仕様」-「部門・科目セキュリティ」-「1.部門・科目セキュリティの基本仕様」-「伝票チェックリスト共通の制限」をご覧ください -
他のユーザーが使用中の伝票
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削除済の伝票
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承認を行うユーザーよりも高い承認権レベルをもつユーザーが承認済の伝票
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残高登録された伝票
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◇ 「随時」-「汎用データの受入」:「その他の設定」-「受入状態」で「会社基本情報に従う」「承認済みデータとして受け入れる」「未反映データとして受け入れる」から受入時の承認状態を設定することができます。
「承認済みデータとして受け入れる」を選択した場合、「承認階層」を指定することができます。
≪承認権レベルと伝票反映の承認階層の設定例について≫
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承認権レベルの設定:以下のように設定するとします。
承認階層1は“1”、承認階層2は“2”、承認階層3は“3”、承認階層4は“9” -
伝票反映-承認階層は“3”に設定するとします。
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領域ユーザーA~Dについて、承認権レベルを以下のように設定するとします。
ユーザーA(部長)は“1”、ユーザーB(課長)は“2”、ユーザーC(係長)は“3”、
ユーザーD(入力担当者)は“9”
≪承認の流れ≫
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ユーザーD:データ入力、自身でのデータ確認、確認後の承認
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※ この時点では、入力したデータは帳票には反映されません。
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ユーザーC:データ確認、確認後の承認
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※ 承認が実行された時点で入力したデータは帳票に反映されることになります。
ユーザーDはユーザーCよりも承認権レベルが低いため、このデータを更新することはできなくなります。↓
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ユーザーB:データ確認、確認後の承認
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※ ユーザーC、DはユーザーBよりも承認権レベルが低いため、このデータを更新することはできなくなります。
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ユーザーA:データ確認、確認後の承認
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※ ユーザーB、C、DはユーザーAよりも承認権レベルが低いため、このデータを更新することはできなくなります。
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こんな場合には
1. 伝票データ反映の設定を変更するには
【“入力時”から“チェックリスト承認時”への変更】
変更すると設定変更を確認する画面が表示されます。設定を変更する場合は、[はい]をクリックします。
設定を変更しない場合は、[いいえ]をクリックします。
設定を変更すると、以後は伝票に承認印が押された時点で帳票に反映することになります。
【“チェックリスト承認時”から“入力時”への変更】
変更すると設定変更を確認するが表示されます。設定を変更する場合は、[はい]をクリックします。
設定を変更しない場合は、[いいえ]をクリックします。
設定を変更すると、以後は伝票が入力された時点で帳票に反映することになります。
入力済の伝票で、未承認の伝票は帳票には反映されなくなってしまいます。
帳票に反映させる場合は、設定を“入力時”に変更する前に、入力済の伝票をすべて承認済にしてください。