キャッシュ・フロー計算項目の設定

キャッシュ・フロー計算書の集計内容を、勘定科目・補助科目ごとに設定します。

計算項目を追加・削除・修正することも可能です。

  • 以下に記載されている計算項目のコード、名称は初期設定のものです。

「予備知識」-「キャッシュ・フロー計算書作成のための基礎知識」も併せてご覧になることをお勧めします。

「e-文書法」対応文書管理ソフト『PCA Hub eDOC』との連動については、「『PCA eDOC』との連動について」をご覧ください。

  • 『経理じまん(jiman含む)』ではご使用になれません。

ヒントと注意事項

  1. 処理をするユーザーに対して、参照ロック科目が設定されている場合、処理を起動することはできません。

    また、入力ロック科目については、設定を行うことはできません。

  2. 計算項目の設定には以下の制限があります。

    • 「7000 現金及び現金同等物の増減額(△は減少)」に変更した場合、間接法の「借方発生時」「貸方発生時」、直接法の「借方発生時」「貸方発生時」のすべてが「7000 現金及び現金同等物の増減額(△は減少)」に変更されます。

    • 「7000 現金及び現金同等物の増減額(△は減少)」からは、「計算項目の編集」画面で「様式」が「共通」に設定されている計算項目のみ変更できます。

      また、変更を行うと、間接法の「借方発生時」「貸方発生時」、直接法の「借方発生時」「貸方発生時」のすべてが同じ計算項目に変更されます。

    • 「前準備」-「勘定科目の登録」で「貸借区分」が「貸方」に設定されている勘定科目に対して「7000 現金及び現金同等物の増減額(△は減少)」を設定することはできません。

    • 「計算項目の編集」画面で「様式」が「直接」に設定されている計算項目を「間接法」で指定することはできません。

      同様に「間接」に設定されている計算項目を「直接法」で指定することはできません。

    • 以下の集計項目は設定できません。

      • 2100 税金等調整前当期純利益

      • 8000 現金及び現金同等物期首残高

      • 9000 現金及び現金同等物期末残高

  3. 運用途中で、以下のように設定を変更した場合には、「ファイル」-「データの保守」-「伝票」で「キャッシュ・フロー仕訳の更新」を必ず実行してください。実行しないと正しく集計されません。

    • 勘定科目を追加した場合で、計算項目が「7000 現金及び現金同等物の増減額(△は減少)」である

    • ある勘定科目の計算項目を「7000 現金及び現金同等物の増減額(△は減少)」から他の項目に変更した

    • ある勘定科目の計算項目を他の項目から「7000 現金及び現金同等物の増減額(△は減少)」に変更した。

    • 「前準備」-「勘定科目の登録」である勘定科目の科目属性を、損益計算書科目から貸借対照表科目に変更した。または、貸借対照表科目から損益計算書科目に変更した

画面

メニューの「決算処理」-「キャッシュ・フロー」-「キャッシュ・フロー計算項目の設定」を選択すると、以下のような画面が表示されます。