導入事例

株式会社 ギャプライズ 様

株式会社 ギャプライズ 様

事業の拡大と社員の増加にも柔軟に対応できる会計システムに。プロ仕様の仕訳機能が基本性能として備わっているのが『PCA会計X クラウド』。

人間の購買心理や感情を研究し、実際に次の行動へと導くWebマーケティングノウハウを提供している株式会社ギャプライズ。同社のこのユニークなマーケティングノウハウは大手企業からも注目され、事業は年々拡大している。会計を担当する従業員も増える中、会計データをいかに確実に管理していくかが検討され『PCA会計X クラウド』が選ばれた。『PCAクラウド』だから実現できた確実でスマートな会計処理、そして『Salesforce』※1との連携についても伺った。

導入の狙いと効果

導入の狙い
  • 事業が拡大し従業員が増える中で、変化に対応できる会計システムにしたい。
  • 複合仕訳や他社ソフトとの連携にも対応できる会計ソフトを使いたい。
  • 会計データのチェック機能・監査機能を高めることで正しい会計データにしたい。
導入の効果
  • 『PCA会計X クラウド』なら同時入力で業務を効率化。ライセンス体系が同時接続台数であるなど、事業規模に合わせて柔軟に変えていける。
  • 『PCA会計X クラウド』では複合仕訳や他社ソフトとのデータ連携にも柔軟に対応。その特徴を活かして、『Salesforce』で集計された売上データとの連携もスムーズに実現。
  • 『PCA会計X クラウド』には高度な仕訳検索機能や分析ツールが基本性能として備わっており、帳票も入力画面も見やすく、ミスも見つけやすい。

導入システム

  • PCAクラウド イニシャル “0”プラン (Type6 5CAL)
    • PCA会計X クラウド
    • PCA給与X クラウド
    • PCA人事管理X クラウド

※1:『Salesforce』は、株式会社セールスフォース・ドットコムのCRM(顧客管理)/SFA(営業支援)ソリューションです。

導入企業とプロフィール

株式会社 ギャプライズ

株式会社 ギャプライズ

資本金2,000万円従業員数50名
主業種テクノロジーソリューション事業 Webマーケティング事業
業務内容・顧客体験改善ヒートマップツール「Clicktale」の販売・サポート ・ソーシャルレビューツール「yotpo」の販売・サポート
・競合解析ツール「SimilarWeb」の販売・サポート
・A/Bテスト利用したグロースハックサービス
・マーケティングオートメーション設計・導入・サポート
・BtoB/BtoCプル型Web営業支援サービス「ワシづかみLPMパッケージ」
・LPOコンサルティング / 構築・運用 ・ネット通販コンサルティング
・リスティング広告運用代行
・ソーシャル広告運用代行
・アフィリエイト運用代行
所在地〒101-0021 東京都千代田区外神田2-17-3
設立年月日2005年1月27日
URLhttp://www.gaprise.com

導入前の運用と課題

拡大する事業、増える従業員。成長し続ける企業にふさわしい会計業務を行いたい

ネット通販で買い物をしようとしたとき、申し込みフォームの大量の質問に嫌気がさして結局買わなかった……。そんな経験を持つ人も多いだろう。株式会社ギャプライズが提案しているのは、まさにこのような人間の心理をとらえたWebマーケティングだ。申し込みフォームの質問内容を再考したり、ホームページの見せ方を少し変えるだけで、申し込み数や売上は大きく異なる。このような成果を出す同社のマーケティングノウハウは高く評価され顧客は増加した。そして従業員の数も増えた。

会社の規模が大きくなったことで会計・経理を担当する管理部門の仕事も増え、以前のように担当者1名で処理することが難しくなってきたと、業務推進部 部長 武内俊介氏は当時を振り返る。

「以前は別のメーカーの会計ソフトを使い1名の担当者で経理業務を行っていました。しかし取引先も増え売上も上がり、1名だけに頼る会計処理は厳しいと考えました。そこで、複数名の担当者で同時に入力できることを目的に新しい会計システムの導入を検討しました」(武内氏)

株式会社 ギャプライズ 業務推進部 部長 武内 俊介 氏
株式会社 ギャプライズ
業務推進部 部長
武内 俊介 氏

選定のポイント

『PCAクラウド』の機能性、導入しやすい月額使用料、明瞭な料金システム

武内氏は会計事務所での勤務経験があり、多くの会計ソフトやその特徴を知っていた。
「かつて勤務していた会計事務所で使っていたのがPCAソフトで馴染みはありましたが、選んだ理由はそれだけではありません。まず複数名で同時に入力できることが最大の目的でした。そしてただ同時入力できるだけでなく、高い検索性なども含めたチェック機能・監査機能も持つこと。この2つを念頭に置いていました」(武内氏)

他にもPCAを選んだ理由がある。それは『PCAクラウド』の機能性、製品力だ。

「以前使っていた会計ソフトメーカーもクラウドサービスを行っていたのですが、ユーザー数が少ないため機能もあまり上がっていかないだろうと考えました。その点、『PCAクラウド』はユーザー数も多く、機能だけでなく料金システムも明瞭でしたね」(武内氏)

『PCAクラウド』の料金システムについては、業務推進部 主任 工藤寛子氏も同様の印象を持ったという。

「『PCAクラウド』の費用は思っていたよりも安かったです。そして料金システムもわかりやすく、月額使用料がPCAのホームページにちゃんと明記されていました。クラウドサービスを始めるソフトウェアメーカーが増えていますが、料金を明記していなかったり、あるいはあまり必要ではないコンサルタント料が追加されていたりする中で、『PCAクラウド』は料金面やその説明がわかりやすかったです」(工藤氏)

株式会社 ギャプライズ 業務推進部 主任 工藤 寛子 氏
株式会社 ギャプライズ
業務推進部 主任
工藤 寛子 氏

『PCA会計X クラウド』の柔軟な仕訳機能。それが基本性能として備わっていること

さらに『PCA会計X クラウド』にはある便利な特徴があったと武内氏は語る。

「一言で表すなら『PCA会計X クラウド』は“プロ仕様”です。どのような部分にそれを感じるかといえば、仕訳の機能についてです。会計をよく知る人から見ると、これぐらいの仕訳の機能は欲しいと思えるレベルがPCAで、仕訳がたいへん切りやすいんですね。他社のソフトはPCAほど仕訳機能に柔軟性がなかったり、あるいはカスタマイズするという方向になりがちですが、大事なのは基本性能でどれだけ使えるかという点だと思います」(武内氏)

導入後の効果

同時に入力・確認・修正できることで、数字のチェック作業を効率化

『PCA会計X クラウド』によって、同社は当初の目的であった「複数の社員が同時に会計データを入力・確認できること」を実現している。現在、同時接続台数は5ユーザーで使用しており、実務レベルでは主に3名の担当者が入力業務を行っている。会計データを閲覧だけの設定にし、いつでも数字を確認できる社員は合計で約8~10名。実際には同時使用するタイミングは重なることが少なく、スムーズに使用できているそうだ。

「一方の社員が入力をしているタイミングで、それを別の社員がチェックする同時進行ができるようになりました。チェックそのもののスピード化や効率化はできています。以前のシステムなら、帳票で出力してからチェック、あるいはCSVデータに変換して確認するなどのチェック方法しかなかったわけですが、クラウドによって入力と確認を同時に行うことができます。ただし業務量が以前よりも増えてしまったため、トータルの作業時間はあまり変わってはいないのですが」(工藤氏)

「修正があれば、すぐにそれに気付いて直せるという点は便利になりました。私自身は外に出ることも多く、『PCAクラウド』によって社外で使うノートパソコンからでも入力・確認・修正ができます。仕訳にミスがあった場合も社外から修正できます。この仕訳の修正が社外からスピーディーにできること。これはとても大きいですね」(武内氏)

尚、『PCAクラウド』は現在Type72(最大同時接続72ユーザー)まで対応している。今後も事業規模に応じて安心して使っていけるだろう。

細かい検索条件でも仕訳の絞り込みができる。『Salesforce』と『PCA会計X クラウド』のデータ連携も

選定ポイントで武内氏が評価していた『PCA会計X クラウド』の仕訳機能はいろいろな使い方ができる。例えばより詳細な条件での仕訳検索だ。入力日付や勘定科目はもちろん、入力担当者や部門、あるいは入力モジュール(データ連携オプション・手形管理オプション)、入力処理(振替伝票入力、現金出納帳入力など)からも絞り込みができる。

「『PCA会計X クラウド』は複合仕訳が柔軟にできるという特徴に加えて、さらにそれを細かい検索条件で後から絞り込み、確認・修正できます」(武内氏)また『PCA会計X クラウド』ではExcel®データ、CSVデータの受入がしやすい点を活かして、『Salesforce』で集計された売上データと『PCA会計X クラウド』を連携させている。
原価や販管費、営業経費などの数字はいったん『Salesforce』でまとめ、そのデータをCSVデータにし『PCA会計X クラウド』へ取り込むようにしています。このデータの受入についてもスムーズにできています」(武内氏)

大事なのは正しい会計データ。『PCA会計X クラウド』は画面も帳票も見やすくミスを発見しやすい

他にもよく使う機能として『PCA会計X クラウド』の月次推移表がある。「貸借対照表」「損益計算書」「当期製造原価」形式で月ごとの推移が表示され、同社では突出して推移の大きな数字を見つけることでミスの発見へと繋げている。このように『PCA会計X クラウド』の特徴をうまく活かして業務を推進していると思われる同社だが、武内氏・工藤氏ともにまだ使いこなせていると断言はできないそうだ。

「販売管理データではなくあくまで会計データですから、分析が必要な部分はある程度決まっており、『PCA会計X クラウド』の分析ツールなどはまだ部分的にしか使っていません。一番大事なのは正しい数字が入っていることだと考えています。そういう意味では『PCA会計X クラウド』のメリットはまだあって、帳票類と実際の入力画面の双方がうまくレイアウトされていることです。つまりチェックしやすいです。出力しても見やすい。これはとてもよい特徴だと思います」(武内氏・工藤氏)

取材の様子
取材の様子
株式会社 ギャプライズ HP
株式会社 ギャプライズ HP
構築システム概要

今後の展望と課題

コンバージョン数を確実に高められるサービスを今後も追求しつづける

同社では『PCA給与X クラウド』も導入している。マイナンバー管理も含めて、クラウドで運用できる給与ソフトとしてのメリットを業務に活かしている。

「『PCA給与X クラウド』は部門が9階層まで登録できる機能もあると聞きました。また『PCA会計X クラウド』の仕訳と連携して使える点にも期待しています。社員数が今後さらに増えることを想定しており、給与処理の体制もそれに十分対応できる環境を整えていきたいです」(工藤氏)

同社は今後数年のうちに現在の2倍近い数の従業員を雇用し、Webマーケティングの領域をさらに広げていく予定だ。

「当社の仕事を簡潔にまとめて表現するのは難しいのですが、成果に徹底的にこだわるというポリシーを持っています。日本にはない海外の解析ツールの販売も行っており、いかにコンバージョン数を高めるかという課題に具体的に取り組んでいます。単にWebサイトを作るのではなく、お客様と接点をとれるサービスを創造する会社として、さらによいサービスを提供していきます」(武内氏)

ピー・シー・エーから一言

  • 営業部 コメント

    『PCAクラウド』をご利用いただき、誠にありがとうございます。

    事業拡大に伴うソフト選定にて、弊社クラウドサービスをご選択いただけましたこと大変嬉しく思います。弊社のクラウドサービスは同時接続台数にて、ライセンス管理を行っておりますので、費用をかけずに参照用のPCでソフトをご利用いただくことができます。

    そのメリットをを存分にいかしていただき、会計ソフトのみならず給与・人事管理ソフトも今後の業務拡大にご活用いただけると幸いでございます。

    今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。

  • 開発チーム コメント

    『PCA会計X クラウド』をご利用いただきまして誠にありがとうございます。

    プロの視点から仕訳機能の柔軟性や検索性の高さを評価していただきありがとうございます。

    また、分析ツール、各帳票、入力画面の見やすさによりチェック機能の強化に貢献できているとのことで大変嬉しく思います。

    今後も機能強化を行い、業務の効率化のお役に立てるように努めてまいりますので、末永くご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

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