還付・徴収方法の設定について

還付・徴収方法の設定の画像その１

「還付・徴収方法の設定」メニューでは、所得税の過不足金をいつ調整するのかを設定します。
選択した内容によって、給与（賞与）明細書・源泉徴収簿等への反映方法が異なりますのでご注意ください。
※年末調整計算を行う前に必ず設定、確認してください。年末調整計算後に設定を変更されますと、過不足額・年税額が正しく計算されない場合がありますのでご注意ください。

所得税の過不足金を還付・徴収するタイミングが、全社員同じの場合は[全社員で同じ設定]、社員毎にタイミングが異なる場合は[社員ごとに設定]を選択後に[入力開始]ボタンをクリックします。

還付・徴収方法の設定の画像その２

確認したい項目をクリックすることで詳細が表示されます。

例：還付徴収方法の12月賞与について確認されたい場合、下記の[12月賞与]をクリックしてください。

[還付・徴収方法]を選択します。

還付徴収方法

還付・徴収方法の設定の画像その３

[還付・徴収先]を選択します。

[登録]ボタンをクリックし、画面を閉じます。

[12回目給与]

還付・徴収金を12回目の給与（12月給与）に反映します。

[12月賞与]

還付・徴収金を12月の賞与に反映します。

[別途現金]

還付金を現金で支給します。

[翌年繰越]

還付・徴収金を翌年の給与に反映します。（参考→P.114）

[13回目給与]

還付・徴収金を13回目の給与（12月給与）に反映します。

[一時払い1～5回目]

還付・徴収金を一時払いとして処理します。

[税調整]

本年最後の給与（賞与）についても、通常通り税額計算を行ったうえで精算する方法です。選択した「還付・徴収方法」の所得税を徴収し、還付（不足）額を計算して税調整欄に転送します。
※給与明細書等を9列明細でご利用の場合は税調整欄は出力できませんので所得税を選択してください。

【例】12月給与の所得税が10,000円発生し、年末調整計算を実行すると15,000円の還付金が発生した場合：給与明細書上には、所得税額　10,000円　税調整　15,000円と表示されます。

[所得税]

本年最後の給与（賞与）についての税額計算を省略し、その給与（賞与）に対する徴収税額はないものとして精算する方法です。選択した「還付・徴収方法」の所得税を徴収せずに、還付（不足）額を計算して所得税欄に転送します。

【例】12月給与の所得税が10,000円発生し、年末調整計算を実行すると15,000円の還付金が発生した場合：給与明細書上の所得税額は5,000円と表示され、税調整には値は入りません。