トピックス

お知らせ令和2年度税制改正対応について

令和2年度税制改正に伴い、以下のプログラムは消費税申告書・付表の新様式に対応いたしました。
消費税申告書を利用する場合は、必ず最新プログラムへアップデートしてください。

国税電子申告・納税システム(e-Tax)最新様式に正式対応

国税電子申告・納税システム(e-Tax)の最新様式に対応しました。以下の製品・リビジョンが対象です。
「居住用賃貸建物を課税賃貸用に供した(譲渡した)場合の加算額」に金額が入力されている場合も電子申告データの作成をして、直接送信ができるようになりました。

製品 リビジョン
『PCA会計hyperシリーズ』
『PCA会計DXシリーズ / 経理じまんDX』
『PCA医療法人会計DXシリーズ』
Rev.5.00
『PCA消費税シリーズ』 Rev.3.03
『PCA会計Xシリーズ / 経理じまんX』
『PCA医療法人会計シリーズ』
Rev.5.11
(令和3年4月20日リリース予定)
『PCA建設業会計DXシリーズ』
『PCA個別原価会計DXシリーズ』
対応予定

なお、下記の暫定対応プログラムで消費税申告書を電子申告する場合は、国税電子申告・納税システム(e-Tax)の最新様式に対応しておりませんので、消費税申告書を電子申告する場合は、「消費税申告書を電子申告するお客様へ」もご確認ください。

暫定対応プログラム

  • 『PCA会計hyperシリーズ』 Rev.4.01
  • 『PCA会計DXシリーズ/経理じまんDX』 Rev.4.01
  • 『PCA会計Xシリーズ/経理じまんX』 Rev.5.10
  • 『PCA医療法人会計DXシリーズ』 Rev.4.01
  • 『PCA医療法人会計シリーズ』 Rev.5.10
  • 『PCA建設業会計V.7シリーズ』 Rev.5.10
  • 『PCA消費税シリーズ』 Rev.3.02
  • 『PCA建設業会計DXシリーズ』Rev1.01
  • 『PCA個別原価会計DXシリーズ』Rev1.01

主なプログラム更新内容

■以下の消費税申告書・付表にて追加された「令和2年4月1日以後終了する課税期間分」の新様式に対応しました。
付表1-3(一般課税)
付表2-3(一般課税)
付表4-3(簡易課税)
付表5-3(簡易課税)

■付表2にて「居住用賃貸建物を課税賃貸用に供した(譲渡した)場合の加算額」の項目追加と金額の手入力に対応しました。

なお、消費税法等の一部改正の詳細につきましては、国税庁ホームページのパンフレット「消費税法改正のお知らせ(令和2年4月)」をご確認ください。
https://www.nta.go.jp/
(ホーム > 刊行物等 > パンフレット・手引 > 消費税関係 > 税制改正関係 > 消費税法改正のお知らせ(令和2年4月))

プログラムのダウンロードについて

<最新版はダウンロードが可能です(会員限定)>

【重要】 『PCA会計hyper・DXクラウド』Rev.4.XXを導入されていないお客様へ

令和2年7月以降にリリースした『PCA会計hyper・DXクラウド』Rev.4.XXを導入されていない場合、一度プログラムをアンインストールしてからRev.5.00をセットアップする必要があります。
今回アップデートしていただきますと、今後の新しいRev.へのアップデートはアンインストールすることなく従来通りのアップデート作業のみで終了できます。
操作方法の詳細につきましては、PCAホームページの「DX・hyperシリーズRev.4.00リリースのご案内」をご覧ください。

【ご注意】

※万一の場合に備え、アップデートを行う前に、お客様がご使用のデータをバックアップしてください。

※プログラムアップデートは、他のクライアントが起動していないことを確認のうえ、管理者セットアップを行っているパソコンで最初に実行してください。アップデート後、「システム領域の作成・更新」画面が表示されることがありますので、実行してください。

※1台でもアップデート作業を実行しますと、残りのクライアントに対して同様にアップデートしないとサーバーに接続できなくなる場合があります。アップデートは、すべてのクライアントに対して実行してください。

※オプション製品をご利用いただいているお客様は、対応プログラムを 最新Rev.にアップデートした場合、各オプション製品もそれぞれ最新のRev.にアップデートしていただく必要があります。

※『PCA Client-API』や他のカスタマイズ(アドオン)プログラムをご利用のお客様は、アップデート後のカスタマイズプログラムの動作への影響について、事前にご確認ください。動作に問題ないことを確認後、アップデートを実行してください。

消費税申告書を電子申告するお客様へ ※『PCA 建設業会計V.7 シリーズ』は対象外です。

上記【暫定対応プログラム】で消費税申告書を電子申告する場合は、国税電子申告・納税システム(e-Tax)の最新様式に対応しておりませんので、以下の対応を行います。

■以下の条件のⅠ・Ⅱともに当てはまる場合、最新様式(付表1-3/付表2-3/付表4-3/付表5-3)を既存の様式(付表1-1/付表2-1/付表4-1/付表5-1)に置き換えて出力します。
Ⅰ.集計終了日が令和2年4月1日以後(『PCA消費税』の場合は課税期間終了日が令和2年4月1日以後)
Ⅱ.旧税率(3%・5%・8%)が存在しない

■また、以下の条件のⅠ・Ⅱ・Ⅲすべてに当てはまる場合、付表の出力は行いません。
Ⅰ.集計終了日が令和2年10月1日以後(『PCA消費税』の場合は課税期間終了日が令和2年4月1日以後)
Ⅱ.一般課税
Ⅲ.「居住用賃貸建物を課税賃貸用に供した(譲渡した)場合の加算額」に金額が入力されている

「居住用賃貸建物を課税賃貸用に供した(譲渡した)場合の加算額」に金額が入力されている場合の電子申告について

「居住用賃貸建物を課税賃貸用に供した(譲渡した)場合の加算額」に金額が入力されている場合、あらかじめ付表のみ出力されたPDFファイルを準備しておき、イメージデータとして添付して送信してください。
≪参考≫
https://www.e-tax.nta.go.jp/tetsuzuki/imagedata/shinkoku03.pdf

イメージデータの添付は、『PCA消費税』、またはe-Taxソフトで行うことができます。
読み替えやPDF添付での電子申告で、正しく受理されることは確認しています。

各プログラムの手順書(PDFファイル)を参考にしてください。

※国税電子申告・納税システム(e-Tax)の最新様式は令和3年1月4日から受付開始となりました。
対象の『PCAソフト』の正式対応版を順次リリースしております。上記の正式対応リビジョンをご確認ください。
なお、暫定対応プログラムで作成された既存の様式も受付は可能です。

よくあるご質問

居住用賃貸建物を課税賃貸用に供した(譲渡した)場合の加算額はどのように入力したらよいですか?

居住用賃貸建物を課税賃貸用に供した(譲渡した)場合の加算額は、ソフトごとに操作が異なります。以下の通りに手入力してください。

■『PCA会計hyper』
「決算処理」-「消費税」-「消費税申告書・付表」の[申告書項目]から[金額等2]タブの「居住用賃貸建物を課税賃貸用に供した(譲渡した)場合の加算額」に金額を入力します。

■『PCA会計DX・X/経理じまんDX・X』、『PCA医療法人会計・DX』
「決算処理」-「消費税申告書・付表」の[申告書項目]から[金額等2]タブの「居住用賃貸建物を課税賃貸用に供した(譲渡した)場合の加算額」に金額を入力します。

■『PCA建設業会計V.7』
「決算処理」-「消費税申告書・付表」の「集計条件の設定」から「居住用賃貸建物を課税賃貸用に供した(譲渡した)場合の加算額」に金額を入力します。

■『PCA消費税』
「前準備」-「消費税申告書情報の登録」から[金額等]タブの「居住用賃貸建物を課税賃貸用に供した(譲渡した)場合の加算額」に金額を入力します。

最新版へのアップデートは必ず行わなければいけませんか?

消費税申告書を利用する場合は、消費税申告書を出力する前までに、最新プログラムへアップデートしてください。
消費税申告書を利用しない場合もアップデートして問題ありません。

会計事務所とバックアップデータのやり取りをしているのですが、アップデートしても問題ないでしょうか?

会計事務所とバックアップデータのやり取りをされている場合は、やり取りをしている相手側も『PCAソフト』のアップデートが必要になります。
実行する前に、会計事務所にも同じRev.にアップデートするようお伝えください。

消費税申告書・付表でメッセージが表示されて集計できません。
※『PCA会計hyper・DX・X/経理じまんDX・X』、『PCA医療法人会計DX』のみの現象です。

「PCAソフトに問題が発生しました。」とメッセージが表示され、エラー詳細に以下の内容が表示される場合は、①~③を参考に「システム領域の作成・更新」を実行してください。
【オブジェクト参照がオブジェクト インスタンスに設定されていません。】
【インデックス(0 ベース)は0以上で、引数リストのサイズよりも小さくなければなりません。】

プログラムのアップデートを行った後に表示される「システム領域の作成・更新」をキャンセルしたことや、特定のクライアントのみアップデートを行ったことが考えられます。

※EasyNetwork版・SQL版・クラウド版をご利用の場合は、すべてのコンピュータに最新のプログラムをインストールし、管理者セットアップしたコンピュータで操作します。

  • ①ご利用中のPCA会計を終了します(EasyNetwork版・SQL版・クラウド版はすべてのクライアントを終了します)。
  • ②「スタート」-「PCA会計」-「システム領域の作成・更新」を実行します。
  • ③PCA会計を起動し、「決算処理」-「消費税申告書・付表」を集計します。