2.2 インストール(PCAクラウド)
PCAクラウドをご利用になるには、お使いのコンピューターでの設定作業が必要です。必要な設定作業は以下のとおりです。
必要な設定作業
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2.2.1 管理者セットアップ: PCAクラウド全体の管理者のコンピューターに、PCAクラウドをインストールします。
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2.2.2 初回起動時の処理 :管理者セットアップを実行したコンピューターでPCAクラウドを起動し、データ領域の作成やユーザーの登録を行います。
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2.2.3 クライアントアップデートの管理(システムツール) : 管理者セットアップを実行したコンピューターで、クライアントセットアップを行うPCAクラウドのアップデートを管理します。
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2.2.4クライアントセットアップ: 管理者以外のコンピューターに、PCAクラウドをインストールします。
2.2.1 管理者セットアップ
PCAクラウドの管理者のコンピューターに、PCAクラウドをインストールします。
セットアップ前の注意事項
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PCAクラウドをインストールする際は、誤動作防止のため、起動している他のソフトは事前にすべて終了させてください。
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インストールは、コンピューターの管理者権限(Administrator)を持つユーザーでログインして実行してください。
セットアップ中の注意事項
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インストール中にコンピューターの再起動が必要になる場合があります。通常は、再起動後にインストールプログラムが自動で継続されます。継続されない場合は、製品本体プログラムの「Setup.exe」を手動で起動してください。
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「スタートアッププログラムの一部がWindowsでブロックされています。」のようなメッセージが表示された場合は、ブロックされたプログラム(PCAクラウドセットアップ)を表示し、実行してください。
PCAクラウド緊急時対応版をすでにセットアップしている場合
PCAクラウドのインストールは必要ありません。アクティベーションで切り替えてください。アクティベーションを起動するには、[スタート]メニューから[(すべての)プログラム]→[PCAクラウド・PCAサブスク - (製品名) アクティベーション]→[PCAクラウド・PCAサブスク - (製品名) アクティベーション]を選択します。アクティベーションの詳細については、「3 PCAクラウドのアクティベーション」をご参照ください。
1. プログラムおよび操作マニュアルのダウンロード
0) 当社から送信したメールまたはPCAホームページからPCAクラウドの製品本体プログラムおよび操作マニュアルをダウンロードします。
https://pca.jp/download/
ダウンロードには製造番号と、ご登録いただいたお客様の電話番号の入力が必要です。 1) 製品本体プログラムをダブルクリックします。
1) 製品本体プログラムが自動で解凍され、セットアップの実行画面が表示されます。
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セットアップの実行画面が表示されない場合は、解凍したフォルダ内にある「Setup.exe」をダブルクリックしてください。
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「ユーザーアカウント制御」画面が表示された場合は、[はい]をクリックしてください。
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「Windows Installer 4.5」「.NET Framework 4.8」がインストールされていないコンピューターの場合、「Windows Installer 4.5」「.NET Framework 4.8」のインストールが自動で行われます。
インストール完了後、再起動を確認する画面が表示されます。
すぐに再起動してインストールを実行する場合は、[はい]ボタンをクリックします。
後で再起動してインストールを実行する場合は、[いいえ]ボタンをクリックします。
なお、複数回の再起動が必要になる場合があります。
2. PCAクラウドのインストール
1) [実行]ボタンをクリックします。

PCAクラウドのセットアップウィザードが起動します。
2) [次へ]ボタンをクリックします。

インストール先の選択画面が表示されます。
3) インストール先を確認します。

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インストール先の初期設定は、「C:¥Program Files¥PCAOFC¥」です。
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インストールに必要なディスク容量を確認する場合は、[ディスク使用量]ボタンをクリックし、「必要なディスク領域」画面で空き容量が確保できていることを確認します。
十分な空き容量がないと、セットアップやPCAクラウドの運用に支障が出ることがありますのでご注意ください。
[OK]ボタンをクリックすると、インストール先の選択画面に戻ります。

セットアップ先フォルダを変更する場合
インストール先の選択画面で[参照]ボタンをクリックし、「インストール先フォルダの変更」画面でインストール先を選択して、[OK]ボタンをクリックします。

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「場所」でインストール先のフォルダを選択します。
をクリックすると、1つ上のフォルダに移動できます。
をクリックすると、新しいフォルダを作成できます。
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「フォルダ名」でインストール先のフォルダのパスを直接入力できます。
ただし、コロン(:)、セミコロン(;)、ピリオド(.)、カンマ(,)、スラッシュ(/)、アスタリスク(*)、クエスチョン(?)、小なり(<)、大なり(>)、パイプライン(|)、ダブルクォーテーション(”)は使用できません。 -
変更したインストール先を初期設定に戻す場合は、インストール先の選択画面で[リセット]ボタンをクリックします。
4) [次へ]ボタンをクリックします。

インストール準備完了画面が表示されます。
5) [インストール]ボタンをクリックします。

PCAクラウドのインストールが開始されます。
インストールが完了すると、完了画面が表示されます。
6) [完了]ボタンをクリックします。

PCAクラウドのアクティベーション画面が表示されます。
3. PCAクラウドのアクティベーション
7) [次へ]ボタンをクリックします。

データの保存先とライセンス認証方法の選択画面が表示されます。
8) 「クラウド」を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。

セットアップタイプの選択画面が表示されます。
9) 「管理者セットアップ」を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。

製造番号の入力画面が表示されます。
10) PCAクラウド利用通知書に記載されている「製造番号」を入力し、[次へ]ボタンをクリックします。

アクティベーション内容の確認画面が表示されます。
-
体験版の場合は、「0352112700」を入力してください。
11) アクティベーション内容を確認し、[登録]ボタンをクリックします。

アクティベーションの完了画面が表示されます。
12) [閉じる]ボタンをクリックします。

「PCAサービス認証」画面が表示されます。
-
「PCAサービス認証」画面の前にコンピューターの再起動のメッセージが表示された場合は、[完了]ボタンをクリックしてコンピューターを再起動してください。
「いいえ、後でコンピューターを再起動します。」を選択した場合は、システム領域を作成する前に必ずコンピューターの再起動を実行してください。 -
PCAクラウドをインストールしたことがあるコンピューターでは、「PCAサービス認証」画面は表示されません。「5 システム領域の作成」に進んでください。
アクティベーションの手動起動
アクティベーション画面が自動で表示されない場合や、アクティベーション中に[キャンセル]ボタンをクリックして中断した場合は、[スタート]メニューから[(すべての)プログラ
ム]→[PCAクラウド・PCAサブスク - (製品名) アクティベーション]→[PCAクラウド・PCAサブスク - (製品名) アクティベーション]を選択すると、アクティベーション画面が表示されます。
4. PCAサービスの認証
13) PCAクラウド利用通知書に記載されている「サービスユーザーID」および「パスワード」を入力し、[OK]ボタンをクリックします。
-
PCAクラウド利用通知書は体験利用または本番利用開始時に、当社よりPDF形式のファイルでメールに添付して提供します。

システム領域の作成・更新ウィザードが起動します。
プロキシサーバーを利用している場合
「PCAサービス認証」画面で[OK]ボタンをクリックし、以下のメッセージが表示された場合は「7.7 プロキシサーバーをご利用の場合」を参照し、設定を変更してください。

5. システム領域の作成
システム領域は、PCAクラウドの業務データを格納するデータ領域を管理するために必要な領域です。
1) [次へ]ボタンをクリックします。

「システム領域情報表示」画面が表示されます。
2) [次へ]ボタンをクリックします。

システム領域の作成が開始されます。
システム領域の作成が完了すると、「認証方法の選択」画面が表示されます。
3) [次へ]ボタンをクリックします。
-
PCAクラウドの場合、「OS認証」は選択できません。

「システム管理者の作成(独自認証)」画面が表示されます。
4) システム管理者(PCAクラウドの全データ領域ですべての処理を実行できるユーザー)の情報を入力し、[次へ]ボタンをクリックします。
-
ユーザーID:全角45(半角90)文字以内で入力します。入力した内容は、「システムユーザー」のユーザーIDとして登録されます。
-入力したユーザーIDが他のPCAクラウドで登録済みの場合は、パスワードが一致していないと、以降の操作ができません。
-
パスワード、パスワードの入力確認:半角16文字以内で入力します。
※安全性のチェックを行っています。安全性が低い、または中程度のパスワードが入力された場合は、[次へ]ボタンをクリックすると確認画面が表示されます。
パスワード強度については、各製品マニュアルの「予備知識」ー「セキュリティについて」をご確認ください。

「システム管理者の作成」画面が表示されます。
5) システム管理者の名称と略称を入力し、[次へ]ボタンをクリックします。
-
管理者名:全角25(半角50)文字以内で入力します。入力した内容は、「システムユーザー」のユーザー名として登録されます。ユーザー名は各データの入力担当者の名称として主に使用します。
-入力した管理者名が他のPCAクラウドで登録済みの場合は、そのユーザーに対してシステム管理者権限が与えられます。
-
略称:全角3(半角6)文字以内で入力します。入力した内容は、「システムユーザー」の略称として登録されます。略称はPCA会計、PCA給与の承認印欄の名称として使用します。

「ログオン形式の選択」画面が表示されます。
6) ログオン形式を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
-
選択形式:ログオン画面のユーザーID欄から登録済みのユーザーを選択します。
-
直接入力方式:ログオン画面のユーザーID欄に直接IDを入力します。他ユーザーIDの閲覧を制限する場合にはこちらを選択してください。
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混合(直接入力・または選択)形式:選択形式、直接入力形式のどちらでもログオン可能です。

「領域ユーザーの登録制限の選択」画面が表示されます。
7) 領域ユーザーの登録制限設定し、[次へ]ボタンをクリックします。
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制限しない:システム管理者と処理レベルが領域責任者のユーザーが領域ユーザーを登録できます。
-
システム管理者のみ:システム管理者のみ領域ユーザーを登録できます。

「利用状況ログの収集許諾」画面が表示されます。
8) システムの機能向上のために当社が利用状況ログを収集することを許可するか拒否するかを選択し、[次へ]ボタンをクリックします。

「入力内容の確認」画面が表示されます。
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利用状況ログの収集を拒否しても、PCAクラウドを利用できます。
-
利用状況ログには個人を特定する情報やお客様が製品に入力した業務データは含まれません。
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利用状況ログの許可/拒否は、システムツールを使用して後から変更できます。
9) 入力内容を確認し、[次へ]ボタンをクリックします。

システム領域の登録が開始されます。
システム領域の登録が完了すると、システム領域の作成・更新の完了画面が表示されます。
10) [完了]ボタンをクリックします。

システム領域の作成・更新ウィザードが終了します。
システム領域の作成・更新ウィザードの手動起動
システム領域の作成・更新ウィザードが自動で起動しない場合や、システム領域の作成中に[キャンセル]ボタンをクリックして中断した場合は、[スタート]メニューから[(すべての)プログラム]→[PCAクラウド (製品名)]→[システム領域の作成・更新(PCAクラウド (製品名))]を選択すると、システム領域の作成・更新ウィザードが起動します。
2.2.2 初回起動時の処理
管理者セットアップの実行後、管理者のコンピューターでPCAクラウドを起動し、データ領域の作成やユーザーの登録を行います。
データ領域の作成
PCAクラウドの業務データを格納するためのデータ領域を作成します。
データ領域作成に必要な権限
データ領域の作成は、コンピューターの標準ユーザー権限(Users)を持つユーザーで実行できます。
1) デスクトップの「PCAクラウド(製品名)」をダブルクリックします。
ログオン画面が表示されます。
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デスクトップにPCAクラウドのショートカットを作成していない場合は、[スタート]メニューから[(すべての)プログラム]→[PCAクラウド・PCAサブスク - (製品名)]→[PCAクラウド・PCAサブスク - (製品名)]を選択すると、PCAクラウドを起動できます。
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起動時に「Windowsセキュリティの重要な警告」画面が表示される場合があります。PCAクラウドを正常に動作させるには、[ブロックを解除する]ボタンをクリックしてください。
2) システム領域の作成時に登録したシステム管理者の「ユーザーID」および「パスワード」を入力し、[OK]ボタンをクリックします。

「データ領域の作成」画面が表示されます。
3) 各項目を入力し、[実行]ボタンをクリックします。

データ領域作成の確認メッセージが表示されます。
-
入力する項目はご利用の製品によって異なります。詳細は、各製品のマニュアルをご覧ください。マニュアルの詳細は、「7.12 マニュアルについて」をご参照ください。
4) [はい]ボタンをクリックします。

データ領域の作成が開始されます。
データ領域の作成が完了すると、データ領域作成の完了画面が表示されます。
5) [OK]ボタンをクリックします。

PCAクラウドが起動し、メニュー画面が表示されます。
ユーザーの登録
1つのユーザーIDで複数台のコンピューターから同時にソフトを起動することはできません。
複数台のコンピューターから同時にソフトを起動したい場合は、起動するコンピューターの数だけ、事前にシステムユーザーを登録する必要があります。
■ システムユーザーの登録
1) メニューの[セキュリティ]→[システムユーザーの登録]を選択します。

「システムユーザーの登録」画面が表示されます。
2) ツールバーの[新規]ボタンをクリックします。

システムユーザーの新規登録画面が表示されます。
3) システムユーザーとして登録するユーザーの情報を入力し、[登録]ボタンをクリックします。
-
ユーザーID:全角45(半角90)文字以内で入力します。Enterキーを押すと、以下の項目を入力できます。
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ユーザー名:全角25(半角50)文字以内で入力します。
-
ユーザー略称:全角3(半角6)文字以内で入力します。入力した内容は、「システムユーザー」の略称として登録されます。
-
ユーザーレベル:
-システム管理者:すべてのデータ領域を処理の制限なく使用できます。
-一般ユーザー:登録した領域でしか使用できず、かつ処理の制限を設定できます。
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パスワード:半角16文字以内で入力します。
-
次回ログオン時にパスワードの変更が必要:登録するユーザーが次回ログオンする際にパスワードを変更させる場合にチェックを付けます。
-
アカウントを無効にする:PCAクラウドを使用できないようにする場合にチェックを付けます。

システムユーザーの登録の確認メッセージが表示されます。
4) [はい]ボタンをクリックします。

「パスワードの入力」画面が表示されます。
6) 手順3)~5)を繰り返して、すべてのユーザーをシステムユーザーとして登録します。
7) すべてのユーザーの登録が終了したら、[閉じる]ボタンをクリックします。
「システムユーザーの登録」画面に戻ります。
8) 必要なユーザーがすべて登録されていることを確認し、[閉じる]ボタンをクリックします。

システムユーザーの登録が終了します。
■ 領域ユーザーの登録
「1 システムユーザーの登録」で「一般ユーザー」として登録したシステムユーザーを、どのデータ領域で使用するか設定します。
-
「領域ユーザーの登録」で、処理レベルが「領域責任者」に設定されているユーザーのみ本処理を実行できます。
1) メニューの[セキュリティ]→[領域ユーザーの登録]を選択します。

「領域ユーザーの登録」画面が表示されます。
2) ツールバーの[新規]ボタンをクリックします。

システムユーザーの選択画面が表示されます。
3) 領域ユーザーとして登録するシステムユーザーにチェックを付け、[登録]ボタンをクリックします。
-
[全選択]ボタンをクリックすると、すべてのシステムユーザーにチェックが付きます。
-
[全解除]ボタンをクリックすると、すべてのシステムユーザーのチェックが外れます。

チェックを付けたシステムユーザーが領域ユーザーとして登録されます。
4) データ領域に登録された領域ユーザーを選択し、[詳細]ボタンをクリックします。

領域ユーザーの詳細設定画面が表示されます。
5) 処理レベルや処理権限、制限事項などを設定し、[登録]ボタンをクリックします。

-
領域ユーザーの登録の設定内容は各製品により異なります。詳細は各製品のマニュアルをご覧ください。マニュアルの詳細は、「7.12 マニュアルについて」をご参照ください。
領域ユーザーの登録の確認メッセージが表示されます。
6) [はい]ボタンをクリックします。

データ領域に対する領域ユーザーの詳細な権限が登録されます。
7) [閉じる]ボタンをクリックします。
「領域ユーザーの登録」画面に戻ります。
8) 手順4)~7)を繰り返して、すべての領域ユーザーの詳細を設定します。
9) そのデータ領域で操作する一般ユーザーが領域ユーザーとして登録されていることを確認し、[閉じる]ボタンをクリックします。

領域ユーザーの登録が終了します。
2.2.3 クライアントアップデートの管理(システムツール)
クライアントのアップデートを管理することで、管理者セットアップしたソフトとクライアントセットアップしたソフトのリビジョンの不一致を防ぐことができます。
管理者セットアップしたソフトのリビジョンが登録され、クライアントセットアップしたソフトは登録されたリビジョンより新しいリビジョンにアップデートできないように制御されます。
クライアントセットアップしたソフトを自由にアップデートできないように制御したい場合は、クライアントアップデートの管理を実行してください。
また、クライアントアップデートの管理は、管理者セットアップしたソフトをアップデートした場合でも再度実行する必要はありません。
注意
リビジョン4.00より前のPCAクラウドで、PCA自動アップデートのサーバー統合モードを使用している場合
リビジョン4.00以降ではサーバー統合モードが廃止されました。サーバー統合モードと同等の制御をしたい場合は、以下の手順を参考に、クライアントアップデートの管理を行ってください。
1) [スタート]メニューから[(すべての)プログラム]→[PCAクラウド (製品名)]→[システムツール(PCAクラウド (製品名))]を選択します。
PCAクラウドの終了を促すメッセージが表示されます。
2) [OK]ボタンをクリックします。

ログオン画面が表示されます。
3) 「ユーザーID」および「パスワード」を入力し、[OK]ボタンをクリックします。

システムツールが起動します。
4) 処理メニューの「クライアントアップデートの管理」を選択し、「クライアントのアップデートを管理する」にチェックを付けます。

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PCAクラウドでは、「事前にダウンロードしてすべてのクライアント環境で利用する」は選択できません。
5) [実行]ボタンをクリックします。
管理情報登録の確認メッセージが表示されます。
6) 登録するクライアントアップデート管理情報の内容を確認し、[はい]ボタンをクリックします。

登録完了のメッセージが表示されます。
7) [OK]ボタンをクリックします。

「登録済みのクライアントアップデート管理情報」に登録したクライアントアップデート管理情報が表示されます。

クライアントセットアップを行ったソフトは、表示されているクライアントアップデート管理情報に従って、管理者セットアップを行ったソフトと同じリビジョンになるように管理されます。
8) [閉じる]ボタンをクリックします。
システムツールが終了します。
2.2.4クライアントセットアップ
PCAクラウドの管理者以外のコンピューターにPCAクラウドをインストールします。
ユーザーの登録について
クライアントセットアップを行う前に、管理者セットアップを行ったソフトでシステムユーザーを登録してください。1つのユーザーIDで複数台のコンピューターから同時にソフトを起動することはできません。複数台のコンピューターから同時にソフトを起動したい場合は、起動するコンピューターの数だけ、事前にシステムユーザーを登録する必要があります。
セットアップ前の注意事項
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PCAクラウドをインストールする際は、誤動作防止のため、起動している他のソフトは事前にすべて終了させてください。
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インストールは、コンピューターの管理者権限(Administrator)を持つユーザーでログインして実行してください。
PCAクラウド緊急時対応版をすでにセットアップしている場合
PCAクラウドのインストールは必要ありません。[PCAクラウド・PCAサブスク - (製品名) アクティベーション]→[PCAクラウド・PCAサブスク - (製品名) アクティベーション]で切り替えてください。アクティベーションを起動するには、[スタート]メニューから[(すべての)プログラム]→[PCAクラウド・PCAサブスク (製品名) アクティベーション]→[PCAクラウド・PCAサブスク (製品名) アクティベーション]を選択します。アクティベーションの詳細については、「3 PCAクラウドのアクティベーション」をご参照ください。
1. プログラムおよび操作マニュアルのダウンロード
1) 当社から送信したメールまたはPCAホームページからPCAクラウドの製品本体プログラムおよび操作マニュアルをダウンロードします。
https://pca.jp/download/
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ダウンロードには製造番号と、ご登録いただいたお客様の電話番号の入力が必要です。
2) 製品本体プログラムをダブルクリックします。
製品本体プログラムが自動で解凍され、セットアップの実行画面が表示されます。
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セットアップの実行画面が表示されない場合は、解凍したフォルダ内にある「Setup.exe」をダブルクリックしてください。
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「ユーザーアカウント制御」画面が表示された場合は、[はい]をクリックしてください。
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「Windows Installer 4.5」「.NET Framework 4.8」がインストールされていないコンピューターの場合、「Windows Installer 4.5」「.NET Framework 4.8」のインストールが自動で行われます。
インストール完了後、再起動を確認する画面が表示されます。すぐに再起動してインストールを実行する場合は、[はい]ボタンをクリックします。後で再起動してインストールを実行する場合は、[いいえ]ボタンをクリックします。
なお、複数回の再起動が必要になる場合があります。
2. PCAクラウドのインストール
1) [実行]ボタンをクリックします。

PCAクラウドのセットアップウィザードが起動します。
2) [次へ]ボタンをクリックします。

インストール先の選択画面が表示されます。
3) インストール先を確認します。

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インストール先の初期設定は、「C:¥Program Files¥PCAOFC¥」です。
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インストールに必要なディスク容量を確認する場合は、[ディスク使用量]ボタンをクリックし、「必要なディスク領域」画面で空き容量が確保できていることを確認します。
十分な空き容量がないと、セットアップやPCAクラウドの運用に支障が出ることがありますのでご注意ください。
[OK]ボタンをクリックすると、インストール先の選択画面に戻ります。

セットアップ先フォルダを変更する場合
インストール先の選択画面で[参照]ボタンをクリックし、「インストール先フォルダの変更」画面でインストール先を選択して、[OK]ボタンをクリックします。

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「場所」でインストール先のフォルダを選択します。
をクリックすると、1つ上のフォルダに移動できます。
をクリックすると、新しいフォルダを作成できます。
-
「フォルダ名」でインストール先のフォルダのパスを直接入力できます。
ただし、コロン(:)、セミコロン(;)、ピリオド(.)、カンマ(,)、スラッシュ(/)、アスタリスク(*)、クエスチョン(?)、小なり(<)、大なり(>)、パイプライン(|)、ダブルクォーテーション(”)は使用できません。 -
変更したインストール先を初期設定に戻す場合は、インストール先の選択画面で [リセット]ボタンをクリックします。
4) [次へ]ボタンをクリックします。

インストール準備完了画面が表示されます。
5) [インストール]ボタンをクリックします。

PCAクラウドのインストールが開始されます。
インストールが完了すると、完了画面が表示されます。
6) [完了]ボタンをクリックします。

PCAクラウドのアクティベーション画面が表示されます。
3. PCAクラウドのアクティベーション
1) [次へ]ボタンをクリックします。

データの保存先とライセンス認証方法の選択画面が表示されます。
2) 「クラウド」を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。

セットアップタイプの選択画面が表示されます。
3) 「クライアントセットアップ」を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。

製造番号の入力画面が表示されます。
4) PCAクラウド利用通知書に記載されている「製造番号」を入力し、[次へ]ボタンをクリックします。

アクティベーション内容の確認画面が表示されます。
-
体験版の場合は、「0352112700」を入力してください。
5) アクティベーション内容を確認し、[登録]ボタンをクリックします。

アクティベーションの完了画面が表示されます。
6) [閉じる]ボタンをクリックします。

PCAクラウドのアクティベーションが終了します。
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クライアントセットアップ後にコンピューターの再起動のメッセージが表示された場合は、[完了]ボタンをクリックしてコンピューターを再起動してください。
「いいえ、後でコンピューターを再起動します。」を選択した場合は、PCAクラウドを起動する前に必ずコンピューターの再起動を実行してください。
アクティベーションの手動起動
アクティベーション画面が自動で表示されない場合や、アクティベーション中に[キャンセル]ボタンをクリックして中断した場合は、[[スタート]メニューから[(すべての)プログラム]→[PCAクラウド・PCAサブスク - (製品名) アクティベーション]→[PCAクラウド・PCAサブスク - (製品名) アクティベーション]を選択すると、アクティベーション画面が表示されます。
4. PCAサービスの認証
1) デスクトップの「PCAクラウド(製品名)」をダブルクリックします。
-
デスクトップにソフトのショートカットを作成していない場合は、[スタート]メニューから[(すべての)プログラム]→[PCAクラウド (製品名)]→[PCAクラウド (製品名)]を選択すると、PCAクラウドを起動できます。
「PCAサービス認証」画面が表示されます。
2) PCAクラウド利用通知書に記載されている「サービスユーザーID」および「パスワード」を入力し、[OK]ボタンをクリックします。
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PCAクラウド利用通知書は体験利用または本番利用開始時に、当社よりPDF形式のファイルでメールに添付して提供します。

ログオン画面が表示されます。
3) 「ユーザーID」および「パスワード」を入力し、[OK]ボタンをクリックします。

PCAクラウドが起動します。