2.1 使用環境の確認

PCAクラウドの動作に必要なハードウェアおよびソフトウェアの構成は、以下のとおりです。

参考

最新の情報については、PCAホームページをご覧ください。

OS

Windows 11

Windows 10

  • マイクロソフト社のサポート保証期間が終了しているOSでは動作しません。保証期間の終了していないOSで運用してください。

CPU

Celeron以上必要、Core i5以上を推奨。(2015年 Broadwell世代以降)

または、同等の互換プロセッサを搭載したコンピューター。

メモリー

2GB以上必要。8GB以上を推奨。

ディスクドライブ

HDドライブが1台以上必要。

データのバックアップ用に大容量リムーバブルディスクドライブの接続を推奨。

NASへの直接バックアップは動作の保証対象外となります。

※機種や環境、接続状況等により上書きバックアップが取れない現象が確認されています。

HDD/AAD容量

Windows11 64GB以上必要

Windows10 20GB以上必要

256GB以上を推奨

 

プログラムセットアップ時に600MB以上。

.NET Framework4.8 のインストールに 4.5GB の空き容量が必要

システムドライブ(OSがインストールされているドライブ)には十分な空き容量が必要。

モニター

表示サイズの拡大において、高精細に文字表示(高解像度モニター対応)

1024×768ドット以上。Windowsの推奨設定(拡大率、解像度)を推奨。ハイカラー以上を推奨。

(PCA hyper 債権・債務管理オプションシリーズ、PCA 商魂商管シリーズ 同時入力オプションは1366×768ドット以上)

プリンター

使用するOSに対応したプリンター

通信プロトコル

TCP/IP必須。

  • グローバルIPアドレス、VPN不要。

  • SSL通信用ポート開放必須。

通信回線

インターネットに接続できる環境が必要

光回線(100Mbps)を推奨。

PCAクラウドのサービス利用時間

24時間稼働×365日

ただし、臨時メンテナンスによる一時的なサービス利用停止時間が存在します。

 

データを作成できない場所

バックアップデータや汎用データなどを以下の場所には作成しないでください。作成すると、ファイルを参照できません。

  • 「Program Files」フォルダ

  • 「Windows」フォルダ

  • 「ProgramData」フォルダ

  • Cドライブなど各ドライブの直下

 

データベースの照合順序

PCAクラウドおよびPCAクラウド緊急時対応版のデータベース照合順序は「バイナリ順」で、英字の大文字と小文字、半角と全角を区別します。PCAサブスクでSQL Serverをセットアップした場合や、別途SQL Serverをデフォルト設定でセットアップした場合などは、照合順序が「辞書順」で設定され、英字の大文字と小文字、半角と全角を区別しません。照合順序の設定によってデータの受け渡しなどに影響するのでご注意ください。
例:
「バイナリ順」では“A1234”と“a1234”は別コードとみなします。
「辞書順」では“A1234”と“a1234”は同一コードとみなします。

照合順序の詳細については、「7.5.4 SQL Serverをすでにお持ちの場合」をご参照ください。

参考

プロキシサーバーをご利用の場合は、接続できない場合や速度が遅くなる場合があります。そのような場合は、「7.14 正しく動作しないときの対処方法」をご参照の上対処してください。