バウンスメールアドレスを確認する
権限による制限
バウンスメールアドレスの確認は、組織管理者のみ行うことができます。
バウンスメールアドレスとは
バウンスメールアドレスとは、宛先の相手やサーバーから、メールの受け取りを拒否されたメールアドレスのことです。
このようなメールアドレスに対しては、繰り返し受け取りを拒否されないように、送信元がメール送信を抑制します。
注意事項
バウンスメールアドレスに登録された後、メール送信できるようにするには、以下の方法があります。
- メールアドレスの有効状態を確認してから、PCAサポートに問い合わせて解除を依頼する
- 一定時間の経過を待つ(PCA ID からのメール送信で発生した場合のみ)
(1) 管理コンソールへのアクセス
PCA ID 管理コンソールにアクセスするため、ブラウザーで、https://id.pca.jp/orgs にアクセスします。
管理コンソールの画面を表示するには、組織管理者の権限が必要となります。
(2) 組織の選択
現在の組織を確認し、必要があれば組織を選択します。
組織管理者の権限をもつ複数の組織に所属している場合、処理を実行したい組織を選択します。
アクセス直後は、前回の組織が選択されています。

(3) カテゴリの選択
[ユーザー管理]カテゴリを選択します。

(4) バウンスメールアドレスの確認開始
[アクション]メニューから、[バウンスメールアドレスの確認]をクリックします。

(5) バウンスメールアドレスの実行確認
確認画面で[OK]ボタンをクリックし、バウンスメールアドレスの登録状況を CSV ファイルとしてダウンロードします。

バウンスメールアドレス CSV ファイルは、[ダウンロード]フォルダーを保存先として、ファイル名「バウンスメールアドレス_{年}-{月}-{日}_{時}-{分}-{秒}.csv」で保存します。

ユーザー件数に応じてダウンロードに時間がかかります。
バウンスメールアドレスが1件もない場合、CSV ファイルは作成せず「バウンスメールアドレスはありません。」と表示します。
バウンスメールアドレス CSV ファイルの内容については次の通りです。
No. | 項目名 | 説明 |
---|---|---|
1 | メールアドレス | バウンスとして登録されたメールアドレス |
2 | バウンス日時 | バウンスとして登録された日時 |
3 | バウンス種類 | 拒否アドレス(理由不明):宛先の相手またはサーバーから拒否されています 不達アドレス:宛先に届かないメールアドレスを指定しています 不達アドレス(宛先不明):宛先不明なメールアドレスを指定しています グローバル送信抑制アドレス:クラウド基盤で送信が抑制されています 送信抑制アドレス:PCA ID で送信が抑制されています 一時拒否アドレス:宛先が一時的に受取不可となっています メールボックスフル:宛先の受信箱が満杯となっています メールサイズ超過:メールサイズが大きすぎて拒否されています 不許可のメール本文:許可しないメール本文が含まれるため拒否されています 不許可の添付ファイル:許可しないファイル添付により拒否されています 苦情アドレス:宛先の相手またはサーバーからの苦情等により拒否されています |
4 | 発生種類 | 認証:PCA ID からのメール送信で発生しました サービス:PCAサービス(PCAクラウド、PCA Hub 等)からのメール送信で発生しました |
コピー
メールアドレス,バウンス日時,バウンス種類,発生種類
dummy@company.com,2025/06/20 14:38,送信抑制アドレス,認証
unknown@company.com,2025/06/20 14:40,不達アドレス,サービス
traveling@company.com,2025/06/20 15:21,一時拒否アドレス,認証、サービス