組織を統合する(統合元組織)
権限による制限
組織の統合は、統合元組織・統合先組織ともに、組織管理者のみ行うことができます。
組織統合による影響
組織が統合されると、現在の組織に追加済みの利用サービスが、統合先へ移動します。
利用サービスの移動が、サービス側の連携設定に影響することはありません。
登録済みのユーザーは、統合先の組織へ所属しますが、現在の組織への所属もそのまま残ります。
組織管理者の扱い
現在の組織における組織管理者のユーザーは、統合先において組織管理者の権限を失います。
そのユーザーに組織管理者の権限が必要な場合は、改めて統合先に権限を依頼する必要があります。
PCA Hub をご利用中の組織
PCA Hub を利用中の組織は、統合元にはなれず、統合先になることのみ可能です。
1. 管理コンソールへのアクセス
PCA ID 管理コンソールにアクセスするため、ブラウザーで、https://id.pca.jp/orgs にアクセスします。
管理コンソールの画面を表示するには、組織管理者の権限が必要となります。
2. 組織の選択
現在の組織を確認し、必要があれば組織を選択します。
組織管理者の権限をもつ複数の組織に所属している場合、処理を実行したい組織を選択します。
アクセス直後は、前回の組織が選択されています。

3. カテゴリの選択
[組織管理]カテゴリを選択します。

4. 組織の統合を開始
統合元となる組織から、組織の統合を開始します。
右上の[組織の統合]ボタンをクリックして、統合操作を開始します。

5. 統合先組織の選択
統合先とする組織を選択します。
統合先組織は、同じ顧客として統合可能と判断できる組織から選択することができます。
組織を選択して[統合リクエスト]ボタンをクリックすると、組織統合リクエストの確認画面を表示します。

統合可能な組織
統合元組織と統合先組織の利用サービスが、同じ顧客による契約である必要があります。
6. 統合リクエストの送信
統合先の組織へ「組織の統合リクエスト」を送信します。
組織の統合リクエストを送信した時点では、統合は実行されません。
統合先の組織管理者が、統合リクエストを承諾することにより、統合を実行します。
統合元の組織管理者は、統合リクエストが承諾され、統合が実行されるのを待つ必要があります。

統合リクエストの有効期限
組織の統合リクエストの有効期限は1週間です。
統合先組織において、期限までにリクエストが処理されない場合は、自動的に取り消しとなります。
統合リクエストは、重複しない限り、繰り返し送信することができます。
7. 統合タスクの確認
統合先組織へ送信した統合リクエストに対して、画面右上のユーザーメニューのタスク一覧から、現在のタスク状態を確認します。

統合リクエストのタスク状態においては、リクエスト状態の他に、統合先組織や期限なども確認できます。
統合先組織でリクエストを処理する前であれば、[取り消し]をクリックして、リクエストを取り消すことができます。

統合先組織でリクエストが処理され、組織の統合が完了すると、タスク状態が「統合完了」となります。
リクエスト結果を確認したら、[確認]ボタンをクリックして、タスクを削除します。
