仕訳伝票発行・チェックリスト
入力された仕訳データを仕訳伝票として印刷したり、入力された仕訳のミスチェックを行ったりすることができます。
ミスがないと確認した仕訳伝票には、承認印を押すことができます。
承認機能については、「前準備」-「法人基本情報の登録」-「ご参考(承認機能について)」も併せてご覧ください。
仕訳の汎用データを作成することもできます。データレイアウトについては、こちらの汎用データレイアウト、または製品内のDocフォルダのPDFファイルをご覧ください。
出力の順序については、「項目」を「伝票日付」「入力日付」「伝票番号」から選択でき、「伝票日付」「入力日付」を選択した場合は、「順番」を「古い日付から表示」「新しい日付から表示」から選択できます。
「e-文書法」対応文書管理ソフト『PCA Hub eDOC』で管理している文書ファイルを伝票に関連付けることができます。
「e-文書法」対応文書管理ソフト『PCA Hub eDOC』との連動については、「『PCA eDOC』との連動について 」をご覧ください。
ヒントと注意事項
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処理をするユーザーに対して、参照ロックが設定されている科目、部門(部門グループ)を含むデータは、伝票全体が“*”で表示されます。
参照ロック科目、部門(部門グループ)を集計範囲に含む合計行・総合計行はそのまま表示されます。
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伝票の帳票への反映、承認、承認の解除、伝票の修正・削除には、いくつかの条件を満たす必要があります。
条件については、「データ入力」-「データ入力処理の概要」の「ヒントと注意事項」をご覧ください。
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条件指示画面の「その他の設定」-「二重線付データを出力する」にチェックマークを付けても、出力先が「Excel」、「汎用データ」、「伝票発行」の場合は、二重線付データは出力しません。
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逆仕訳作成機能には、以下の制限・注意事項があります。
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◇ 以下の伝票から逆仕訳を作成することはできません。
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修正・削除済みの伝票
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「入力プログラム区分」が「7:取引合計入力」の伝票
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「入力プログラム区分」が「3:現金出納帳入力」「4:預金通帳入力」「5:帳簿入力」で、消費税科目行が存在する伝票
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※ このようなデータは、消費税科目を含む伝票を税抜で出力した汎用データを「汎用データの受入」で受け入れた場合に発生します。
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処理をするユーザーに対して、参照ロックが設定されている科目、部門(部門グループ)を含む伝票
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◇ 逆仕訳作成機能により作成されたデータの「入力プログラム区分」については、作成元の伝票の「入力プログラム区分」により、以下のように設定されます。
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「1:コクヨ式」「2:連想摘要」「3:現金出納帳入力」「4:預金通帳入力」「5:帳簿入力」「8:配賦入力」の場合:そのまま
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※ ただし、「前年度領域」の伝票、かつ「8:配賦入力」の場合は「1:コクヨ式」に変更されます。
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「6:高速入力」「9:給与データ受入」「10:その他」「11:入出金データ受入」「12:銀行振込依頼書」「13:ほのぼのNEXTデータ受入」「14:税区分の一括変更」「16:取引明細受入」「17:仕訳の一括変更」「18:クイック仕訳転送」「19:経費精算仕訳受入」の場合:「1:コクヨ式」に変更されます。
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◇ 「前準備」-「法人基本情報の登録」で設定されている「前年度領域」の伝票も集計が可能です。
ただし、前年度領域の伝票の印刷、修正履歴の確認はできません。
前年度領域の伝票からも逆仕訳の作成が可能ですが、以下の伝票からの作成はできません。
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当年には存在しないコードのマスターが含まれる伝票
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当年で使用できないコードのマスターが含まれる伝票
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当年でロックが設定されているマスターが含まれる伝票
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標準形式以外(旧『PCA会計』形式)で汎用データを出力する場合、以下の制限事項があります。
【貸借で消費税計算方法が異なる場合】
旧『PCA会計』形式では、貸借別々の消費税計算方法を設定できませんので、『PCA 医療法人会計シリーズ』では以下のように対応します(上から順番に判定します)。
(1) 貸借で消費税計算方法が同じ場合:そのまま出力します。
(2) 貸借両方の税区分が「00 消費税に関係ない科目」の場合:「税計算しない」で出力します。
(3) 貸借どちらかの税区分が「00 消費税に関係ない科目」の場合:逆側の消費税計算方法を貸借に出力します。
(4) (1)~(3)以外の場合:貸借を段違いの仕訳として出力します。この場合、摘要文、数字1・2は両方の行に出力します。
【勘定科目・補助科目の桁数、摘要文の文字数が旧『PCA会計』形式の桁数、文字数を超える場合】
『PCA医療法人会計』以外の他のシステムで受け入れることを考慮して、そのまま出力します。
【旧『PCA会計』形式で使用できない禁則文字(「,」「\」「”」「’」)が含まれている場合】
『PCA医療法人会計』以外の他のシステムで受け入れることを考慮して、そのまま出力します。
【配賦基準番号の取扱】
旧『PCA会計』形式では、「配賦基準番号」を出力していましたが、『PCA 医療法人会計シリーズ』では項目がないため、「0:使用しない」固定で出力します。
【仕訳区分の取扱】
旧『PCA会計』形式と標準形式で出力する仕訳区分が異なります。以下のように内容を変更して出力します。
標準形式の仕訳区分
旧『PCA会計』形式
11:月初
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4:決算3
21:月次
→
1:月次
31:決算1
→
2:決算1
32:決算2
→
3:決算2
33:決算3
→
4:決算3
【管理仕訳区分の取扱】
『PCA会計8』形式で出力する汎用データに管理仕訳区分の6~10が設定されている場合、管理仕訳区分5に変更して出力されます。
【入力プログラム区分の取扱】
旧『PCA会計』形式と標準形式で出力する入力プログラム区分が異なります。以下のように内容を変更して出力します。
標準形式の仕訳区分
旧『PCA会計』形式
0:指定なし
→
KOKUYO
1:コクヨ式
→
KOKUYO
2:連想摘要
→
RENSOU
3:現金出納帳入力
→
GENKIN
4:預金通帳入力
→
YOKIN
5:帳簿入力
→
TYOUBO
6:高速入力
→
KOKUYO
7:取引合計入力
→
SISAN
8:配賦入力
→
HAIFU
9:給与データ受入
→
KYUYO
10:その他
11:入出金データ受入
12:銀行振込依頼書
13:ほのぼのNEXTデータ受入
14:税区分の一括変更
15:Macs Clinic
16:取引明細受入
16:取引明細受入
17:仕訳の一括変更、
18:クイック仕訳転送
19:経費精算仕訳受入
→
KOKUYO
画面
メニューの「日常帳票」-「仕訳伝票発行・チェックリスト」を選択すると、以下のような画面が表示されます。
≪通常モード≫

≪逆仕訳登録モード≫
逆仕訳を作成する伝票を選択します。「通常モード」との切替は、ツールバーの[逆仕訳切替]ボタンで実行することができます。

≪逆仕訳表示モード≫
登録された逆仕訳を表示します。また、エラーとなった仕訳を確認することができます。
「通常モード」との切替は、ツールバーの[逆仕訳切替]ボタンで実行することができます。
