法人基本情報の登録

ご参考(月度(四半期等)の決定方法について)

入力した会計期間により、月度等の範囲が以下のように設定されます。集計等は「月度範囲」に設定された内容で行われます。

  • 月度:会計期間の期末日から1ヶ月ずつ区切っていき、終了日の月が月度になります。

  • 四半期:会計期間の期末日から3ヶ月ずつ区切っていき、第4四半期、第3四半期、第2四半期、第1四半期の順に決定します。

  • 上(下)半期:会計期間の期末日から6ヶ月ずつ区切っていき、下半期、上半期の順に決定します。

 

登録例1)会計期間が2016年4月1日~2017年3月31日

月度

開始日

終了日

四半期

半期

4

2016年 4月1日

2016年 4月30日

第1四半期

上半期

5

2016年 5月1日

2016年 5月31日

6

2016年 6月1日

2016年 6月30日

7

2016年 7月1日

2016年 7月31日

第2四半期

8

2016年 8月1日

2016年 8月31日

9

2016年 9月1日

2016年 9月30日

10

2016年10月1日

2016年10月31日

第3四半期

下半期

11

2016年11月1日

2016年11月30日

12

2016年12月1日

2016年12月31日

1

2017年 1月1日

2017年 1月31日

第4四半期

2

2017年 2月1日

2017年 2月28日

3

2017年 3月1日

2017年 3月31日

 

登録例2)会計期間が2016年4月2日~2017年4月1日(期首日が1日ではない)

月度

開始日

終了日

四半期

半期

5

2016年 4月2日

2016年 5月 1日

第1四半期

上半期

6

2016年 5月2日

2016年 6月 1日

7

2016年 6月2日

2016年 7月 1日

8

2016年 7月2日

2016年 8月 1日

第2四半期

9

2016年 8月2日

2016年 9月 1日

10

2016年 9月2日

2016年10月 1日

11

2016年10月2日

2016年11月 1日

第3四半期

下半期

12

2016年11月2日

2016年12月 1日

1

2016年12月2日

2017年 1月 1日

2

2017年 1月2日

2017年 2月 1日

第4四半期

3

2017年 2月2日

2017年 3月 1日

4

2017年 3月2日

2017年 4月 1日

 

登録例3)会計期間が2016年8月10日~2017年3月31日(会計期間が1年未満)

月度

開始日

終了日

四半期

半期

8

2016年 8月10日

2016年 8月31日

第2四半期

上半期

9

2016年 9月 1日

2016年 9月30日

10

2016年10月 1日

2016年10月31日

第3四半期

下半期

11

2016年11月 1日

2016年11月30日

12

2016年12月 1日

2016年12月31日

1

2017年 1月 1日

2017年 1月31日

第4四半期

2

2017年 2月 1日

2017年 2月28日

3

2017年 3月 1日

2017年 3月31日

ご参考(承認機能について)

承認機能を使用することで、以下のような運用が可能になります。

  • 承認後のデータを承認権レベルが低い他のユーザーが更新(修正・削除)できないようにする

  • 承認されたデータを帳票に反映し、承認されていないデータは帳票に反映しない。また、帳票に反映する承認階層を設定する

仕訳締切日の設定と組み合わせて運用することで、入力ミスの放置・データの改ざんの防止につながります。

 

≪承認機能に関係する処理≫

  • 「前準備」-「法人基本情報の登録」:自分で入力した仕訳の承認の可否、承認印欄4個の名称、それぞれの承認印を押すのに必要な承認権レベル、仕訳データの帳票への反映のタイミング(入力時なのかチェックリスト承認時なのか)、仕訳データの帳票への反映に必要な承認階層を設定します。

  • 「セキュリティ」-「領域ユーザーの登録」:伝票承認権の有無、承認権レベルを領域ユーザーごとに設定します。

  • 「日常帳票」-「仕訳伝票発行・チェックリスト」:入力されたデータの承認を行います。

    • 以下の伝票については承認を行うことができません。

      • 「領域ユーザーの登録」で設定が可能な入力・参照ロックのある勘定科目、部門を使用している伝票

      • 他のユーザーが使用中の伝票

      • 削除済みの伝票

      • 承認を行うユーザーよりも高い承認権レベルをもつユーザーが承認済みの伝票

      • 仕訳締切日以前の伝票日付と仕訳締切区分の組み合わせが設定されている伝票

  • 「随時」-「汎用データの受入」:「その他の設定」-「承認済みとして受け入れる」にチェックマークを付けて、承認階層を指定して受入を実行すると、承認済みの仕訳として受け入れられます。

 

≪承認権レベルと仕訳反映の承認階層の設定例について≫

  • 承認権レベルの設定:以下のように設定するとします。

    承認階層1は“1”、承認階層2は“2”、承認階層3は“3”、承認階層4は“9”

  • 仕訳反映-承認階層は“3”に設定するとします。

  • 領域ユーザーA~Dについて、承認権レベルを以下のように設定するとします。

ユーザーA(部長)は“1”、ユーザーB(課長)は“2”、ユーザーC(係長)は“3”、

ユーザーD(入力担当者)は“9”

 

≪承認の流れ≫

  • ユーザーD:データ入力、自身でのデータ確認、確認後の承認

    • この時点では、入力したデータは帳票には反映されません。

  • ユーザーC:データ確認、確認後の承認

    • 承認が実行された時点で入力したデータは帳票に反映されることになります。

      ユーザーDはユーザーCよりも承認権レベルが低いため、このデータを更新することはできなくなります。

  • ユーザーB:データ確認、確認後の承認

    • ユーザーC、DはユーザーBよりも承認権レベルが低いため、このデータを更新することはできなくなります。

  • ユーザーA:データ確認、確認後の承認

    • ユーザーB、C、DはユーザーAよりも承認権レベルが低いため、このデータを更新することはできなくなります。