データの保守

以下のような場合にデータの再集計や削除、初期化を実行します。

  • マスターや調書のデータを削除したい

  • 金融機関の統廃合や市区町村の合併に対応したい

  • 使用中のデータ領域の処理年度を変更したい

  • マイナンバー管理ツールとの連動設定を初期状態に戻したい

ヒントと注意事項

  1. 使用中のデータ領域の処理レベルが「領域責任者」のユーザーのみ本処理を実行できます。

  2. 他の処理をすべて終了させてからデータの保守を実行してください。

  3. 処理時間はご使用の機種、データ内容、データ件数により異なります。

  4. 万一の場合に備えて、事前に「データ領域のバックアップ」、または「データ領域の一括バックアップ」を実行してください。

画面

メニューの「ファイル」-「データの保守」を選択すると、以下のような画面が表示されます。

運用例(データの保守を実行する状況と項目)

データの保守が必要な状況と実行する保守メニューの項目は以下のようになっています。

状況

 

実行する項目と処理内容

【1.支払調書系】

 

 

調書のデータを削除したい

【2.マスター系】

 

 

マスターを削除したい

社員の家族の情報を削除したい

  • 家族の削除
    指定した社員の家族マスターを削除します。

受給者の税区分を一括変更したい

金融機関の統廃合に対応したい

市区町村の合併に対応したい

受給者区分1~3の名称を変更したい

【3.設定系】

 

 

使用中のデータ領域の処理年度を変更したい

報酬等の入力方法を

  • 「明細入力」-「報酬等の支払」処理での入力へ変更したい。

  • 「報酬等の支払調書」での直接入力へ変更したい。

報酬等の支払状況を一括で支払済に変更したい

不動産の使用料等の入力方法を

  • 「明細入力」-「不動産の使用料等の支払」処理での入力へ変更したい。

  • 「不動産の使用料等の支払調書」での直接入力へ変更したい。

不動産の使用料等の支払状況を一括で支払済に変更したい

会計の連動方法を変更したい

  • 「会社基本情報の登録」の「設定」タブ、連動方法「会計データの受入」「仕訳データの作成」を変更したい。

  • 会計連動方法の変更

    [0:会計データの受入]選択時は1件でも会計データから受け入れた支払明細が存在する場合、[1:仕訳データの作成]選択時は1件でも仕訳データを転送した場合は「会社基本情報の登録」では変更できません。

法定調書で管理している会計連動関連情報をすべて削除したい

※「会社基本情報の登録」-「会計連動方法」で「仕訳データの作成」を選択し、連動製品への転送済み情報が1件以上存在する場合に表示されます。

  • 会計連動情報の削除
    連動製品の会計領域が参照できなくなった場合など、仕訳データの作成ができない場合に実行します。

マイナンバー管理ツールとの連動設定を初期状態にもどしたい