複側伝票の登録と訂正

「同時伝票入力」処理の登録では、単側伝票を一枚と、複側伝票を複数枚の登録を行います。複側伝票については、特定の項目が同一なら一枚の伝票にまとめます。また、伝票訂正時には特定の項目を変更することで伝票を分割します。

複側伝票のまとめ方

複側伝票のまとめ対象となる項目を下表に示します。この項目がすべて等しければ一枚の伝票にまとめます。

処理名

まとめ対象項目

発注・受注伝票入力

得意先コード、受注日、受注納期、受注№2、先方担当者名、直送先コード

※「受注№」は、登録時は入力できないこと、訂正時は変更できないことから対象としません。

受注・発注伝票入力

発注先コード、発注日、発注納期、注文№2、先方担当者名、直送先コード、直送先先方担当者名

※「注文№」は、登録時は入力できないこと、訂正時は変更できないことから対象としません。

仕入・売上伝票入力

得意先コード、売上日、請求日、伝票№2、先方担当者名、請求先コード、分類コード、伝票区分、直送先コード、売上伝票№

※「売上伝票№」は、登録時は入力できないので対象にしませんが、訂正時は変更できるので対象にします。

売上・仕入伝票入力

仕入先コード、仕入日、精算日、伝票№2、先方担当者名、事業者区分、仕入伝票№

※「仕入伝票№」は、登録時は入力できないので対象にしませんが、訂正時は変更できるので対象にします。

  • ※ 伝区・担当者・部門・摘要・プロジェクトは、ヘッダー欄で入力し常に同一となるので対象としません。

    ※ スポット取引先(得意先、仕入先、直送先)伝票のときは、スポット取引先が異なれば別伝票にします。

複側伝票の訂正

伝票訂正時に、複側伝票のまとめ対象項目を変更したときの留意点を説明します。

まとめ対象項目が変更されたときは、まとめをやり直します。この結果、訂正前の伝票が分割、または統合されて登録され直します。

■ 「仕入・売上伝票入力」「売上・仕入伝票入力」

分割と統合が可能です。

例1)「売上・仕入伝票入力」で、10明細ある仕入伝票の、ある1明細の「仕入日」を変更したとき、1明細の仕入伝票と9明細の仕入伝票に分割されます。

例2)「売上・仕入伝票入力」で、2枚の仕入伝票の「仕入日」を同じにしたとき(他のまとめ対象項目はすべて同じとする)、2枚が統合して1枚の仕入伝票になります。

 

売上伝票№・仕入伝票№が、「重複不可」の設定のとき、伝票№も変更しておかないと警告画面が出て登録できないことがあります。

  • ※ 売上伝票№・仕入伝票№は訂正時に変更を可能としています。

    ※ 重複可不可の設定は「会社基本情報の登録」で行います。

■ 「発注・受注伝票入力」「受注・発注伝票入力」

注文№・受注№は訂正時に変更できないため統合はできません。分割のみ可能です。

分割したときの注文№・受注№は、1明細目が属する番号が残り、以降の明細の伝票は付番され直します。

例)「発注・受注伝票入力」で、3明細ある受注伝票の番号が[100]で登録されていて、1明細目の「受注日」を変更したとき、1明細の伝票は「100」のまま、2~3明細の伝票は「101」で登録されます。

 

  • ※ 出荷済・入荷済(一部出荷・一部入荷も含む)明細があったときの留意点

    伝票を分割できないように制御します。

    入力画面において、一つの明細のまとめ対象項目を変更したとき、その明細が属する伝票のすべての明細を変更して表示し直します。

    例)「発注・受注伝票入力」で、10明細ある受注伝票の、ある1明細が“出荷済”のときに、「受注日」を変更したら他の9明細の受注日も一緒に変更します。